あんく

 

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2009年10月25日 17:41:04
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2009年12月22日 23:05:02

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今様夫婦気質 - 清水 紫琴
  • ...御同乗。跡に母御が口あんくり、小言も急にはいひ出さね、その手持不沙汰加減よりも、気の毒は、弁護士二人の、身の上にぞ止めける。(『女学雑誌』一八九七年八月一〇日) 底本:「紫琴全集 全一巻」草土文化    1983(昭和58)年5月10日第1刷発行 初出:「女学雑誌」    1897(明治30)年7月25日、8月10日 ※底本では、文末の日付に添えて『女学雑誌』を示す記号として「*」を用いていますが、『女学雑誌』に直しました。 入力:門田裕志、小林繁雄 校正:松永正敏 2004年9月20日作成 青空文庫作成ファイル: このファイルは、インターネットの図書館、青空文...
業苦 - 嘉村 礒多
  • ...二階に歸つた。行火(あんくわ)で温めてあつた褥(しとね)の中に逸早く圭一郎を這入らしてから千登世は古新聞を枕元に敷き、いそ/\とその上に貧しい晩餐を運んだ。二人は箸を執つた。 「氣になつて氣になつて仕樣がなかつたの。よつぽど電話でご容態を訊かうかと思つたんですけれど」  千登世は口籠(くちごも)つた。  さう言はれると圭一郎は棘(とげ)にでも掻き※(むし)られるやうな氣持がした。彼は勤め先では獨身者らしく振る舞つてゐた。自分の行爲は何處に行かうと暗い陰影を曳いてゐたから、それで電話をかけるにしても階下の内儀(かみ)さんを裝つて欲しいと千登世に其意を仄めかした時の慘酷さ辛さが新に犇(ひし)...

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