おかあさん

 

おかあさん ( きょうぼうなおかあさん )     おかあさんについてまとめて読む

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2009年12月5日 18:11:08
2009年12月7日 01:56:06
2009年12月9日 02:31:03
2009年12月24日 03:11:12
2009年12月24日 03:15:01

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「おかあさん」を含む小説

屁 - 新美 南吉
  • ...たいていのなやみは、おかあさんにぶちまければ、そして場合によっては少々なけば、解決つくのだが、こんどは、そういうわけにはいかない。  だいいち、どういっておかあさんに説明したらいいのか。雑誌がほしいとか、おとうさんのだいじな鉢(はち)をわってしまったとかならば、かんたんにじぶんのなやみを知ってもらえるが、これはそんなやさしいものではない。複雑さが、春吉君の表現をこえている。屁(へ)をひった話などしたら、まっさきにおかあさんはわらいだしてしまうだろう、とても、まじめにとってくれぬだろう。  春吉君は、ただじぶんの正しさというものに汚点がついたのが、しゃくだった。ちょうど、買ったばかりの白いシ...
病む子の祭 - 新美 南吉
  • ...しょう。 長女  おかあさん、よし坊はずいぶんやせたね。手なんかむぎわらみたいね。 長男  頭もあや子のゴムまりくらいだ。 次男  きのう、帽子がかぶりたいっていったからね、ぼくが柱からはずしてきてかぶせてやったら、すこすこしてたよ。目までかぶさっちゃって、とてもおかしいんだよ。 母   さあ、たあちゃんはもうこれでいいのよ。こんどは、あや子。あや子にはどの着物がいいかね。 (たんすをあける) 長女  あたしは、唐(とう)ちりめんがいいわ。ほら、つばきの花の。 母   つばきの花のって? 長女  おとうさんのお葬式(そうしき)んとききたのよ。あたしよくおぼえててよ、...
和太郎さんと牛 - 新美 南吉
  • ...、年とった目っかちのおかあさんとふたりきりの、さびしい生活をしていましたので、若いお嫁さんがくると、和太郎さんの家は、毎日がお祭のように、明るくたのしくなりました。  美しくて、まめまめしく働くお嫁さんなので、和太郎さんも目っかちのおかあさんも、喜んでいました。  けれど、和太郎さんは、ある日、おかしなことに目をつけました。それは、ご飯を家じゅう三人でたべるとき、お嫁さんがいつも、顔を横にむけて壁(かべ)の方を見ていることでありました。  和太郎さんは、十日間それをだまって見ていました。お嫁さんはあいかわらず、壁の方に顔をむけてご飯をたべるのでありました。  とうとう和太郎さんは、がま...
ふもれすく - 辻 潤
  • ...って、従って宗一君のおかあさんのことが考えられて、野枝さんのことが考えられて、――僕は思わず無意識に哀れな僕の伴侶の驢馬君のケツを思い切りヒッパタイていささか心やりとするのだが、ポケットにピストルを入れて文学をやるルウマニアのトリストラム・ツアラアのことを考えてもみるのである。  まことに植木鉢はいつバルコニーから頭上に落ちてきまいものでもないこの人生において、今夜カフェの女給さんにやるチップが一銭もないことを徒に下宿の二階で瞑想するハンス・アルプも随分と馬鹿ではあるが、親愛なるまこと君と上総の海岸にいる流二君のことを徒に考えて、阿呆らしき原稿を書いている僕の如きオヤジも随分と唐変木ではある...
一寸法師 - 楠山 正雄
  • ...し)は、おとうさんとおかあさんの前(まえ)へ出て、 「どうかわたくしにお暇(ひま)を下(くだ)さい。」  といいました。おとうさんはびっくりして、 「なぜそんなことをいうのだ。」  と聞(き)きました。一寸法師(いっすんぼうし)はとくいらしい顔(かお)をして、 「これから京都(きょうと)へ上(のぼ)ろうと思(おも)います。」  といいました。 「京都(きょうと)へ上(のぼ)ってどうするつもりだ。」 「京都(きょうと)は天子(てんし)さまのいらっしゃる日本一(にっぽんいち)の都(みやこ)ですし、おもしろいしごとがたくさんあります。わたくしはそこへ行って、運(うん)だめしをしてみよ...


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