きらきら

 

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2010年01月30日 22:56:53
2010年02月1日 19:15:20
2010年01月8日 17:25:04
2010年01月8日 17:45:59
2009年12月8日 04:25:02

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茨海小学校 - 宮沢 賢治
  • ...すわ)りました。空がきらきらの白いうろこ雲で一杯でした。茨には青い実がたくさんつき、萱(かや)はもうそろそろ穂(ほ)を出しかけていました。太陽が丁度空の高い処(ところ)にかかっていましたから、もうおひるだということがわかりました。又じっさいお腹(なか)も空(す)いていました。そこで私は持って行ったパンの袋(ふくろ)を背嚢(はいのう)から出して、すぐ喰(た)べようとしましたが、急に水がほしくなりました。今まで歩いたところには、一とこだって流れも泉もありませんでしたが、もしかも少し向うへ行ったら、とにかく小さな流れにでもぶっつかるかも知れないと考えて、私は背嚢の中に火山弾を入れて、面倒(めんどう)...
『春と修羅』 - 宮沢 賢治
  • ...の飾り文字) 背中きらきら燦(かがや)いて ちからいつぱいまはりはするが 真珠もじつはまがひもの ガラスどころか空気だま  (いゝえ それでも   エイト ガムマア イー スイツクス アルフア   ことにもアラベスクの飾り文字) 水晶体や鞏膜(きようまく)の オペラグラスにのぞかれて をどつてゐるといはれても 真珠の泡を苦にするのなら おまへもさつぱりらくぢやない    それに日が雲に入つたし    わたしは石に座つてしびれが切れたし    水底の黒い木片は毛虫か海鼠(なまこ)のやうだしさ    それに第一おまへのかたちは見えないし    ほんとに溶けてしまつ...
『春と修羅』補遺 - 宮沢 賢治
  • ...うさぎうまにのり きらきら金のばらのひかるのはらを 犬といっしょによこぎって行く 青ざめたそらの夕がたは みんなはいちれつ青ざめたうさぎうまにのり 底本:「宮沢賢治全集1」ちくま文庫、筑摩書房    1986(昭和61)年2月26日第1刷発行    1998(平成10)年5月12日第17刷発行 ※底本は、物を数える際や地名などに用いる「ヶ」(区点番号5-86)を、大振りにつくっています。 入力:柴田卓治 校正:かとうかおり 2000年10月4日公開 2004年3月26日修正 青空文庫作成ファイル: このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(htt...
走れメロス - 太宰 治
  • ...塔楼は、夕陽を受けてきらきら光っている。 「ああ、メロス様。」うめくような声が、風と共に聞えた。 「誰だ。」メロスは走りながら尋ねた。 「フィロストラトスでございます。貴方のお友達セリヌンティウス様の弟子でございます。」その若い石工も、メロスの後について走りながら叫んだ。「もう、駄目でございます。むだでございます。走るのは、やめて下さい。もう、あの方(かた)をお助けになることは出来ません。」 「いや、まだ陽は沈まぬ。」 「ちょうど今、あの方が死刑になるところです。ああ、あなたは遅かった。おうらみ申します。ほんの少し、もうちょっとでも、早かったなら!」 「いや、まだ陽は沈まぬ。」メロ...
半七捕物帳 01 お文の魂 - 岡本 綺堂
  • ...も、もう夏らしい日がきらきらと光つてゐた。  小幡が菩提所の淨圓寺は可(か)なりに大きい寺であつた。門を這入(はい)ると、山吹が一ぱいに咲いてゐるのが目についた。ふたりは住職に逢つた。  住職は四十前後で、色の白い、髯(ひげ)のあとの青い人であつた。客の一人は侍、一人は御用聞きといふので、住職も疎略には扱はなかつた。  こゝへ來る途中で、二人は十分に打ち合わせをしてあるので、をぢさんは先づ口を切つて、小幡の屋敷には此頃怪しいことがあると云つた。奥さんの枕もとに女の幽靈が出ると話した。さうして、その幽靈を退散させるために何か加持祈祷(かぢきたう)のすべはあるまいかと相談した。  住職は默...


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