くるり

 

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2009年11月4日 00:46:15
2010年01月8日 23:21:14
2010年01月8日 23:21:15
2009年12月29日 21:16:05
  • か行 - 音源リスト - か行 記事5を表示記事5を非表示 2009-12-29 21:16 記事の概要:
    9mm Parabellum BulletKing CrimsonGRAPEVINEGlobal CommunicationThe Cardigansくるりクラムボン木村カエラ銀杏BOYZ

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南方 - 田畑 修一郎
  • ...いて來たかと思ふと、くるりと後がへりをして、「まだゐます、さうです」と云つて、又内部に隱れてしまつた。  彼にも機嫌のよい日がある。彼の顏からはあの憂鬱な表情が消え、長い身體をふり立てるやうにして、あちらこちらと歩きまはり、十歩ばかり走つて見、誰彼となく「今日は」と云ふ。そんなとき、近所の子供が來てゐると、彼は全く有頂天になる。よろめくやうに、忙しげに、子供たちの周圍を歩きまはつて、「そらそら、レン子ちやん」とか、「危いよ、走るところぶよ」とか叫ぶ。調子外れの喜悦の表情が、彼の黄ばんだ顏に浮ぶのである。  こゝの家には今一人、民さんといふ四十あまりの、腦の惡い男がゐる。短躯で、禿頭で、鼻が...
白金之絵図 - 泉 鏡花
  • ...に参った駅夫どのに、くるりと肩ぐるみに振向いた。二度見ました。痩(やせ)和尚の黄色がかった青い長面(ながづら)。で、てらてらと仇光(あだびか)る……姿こそ枯れたれ、石も点頭(うなず)くばかり、行(おこない)澄(すま)いた和尚と見えて、童顔、鶴齢(かくれい)と世に申す、七十にも余ったに、七八歳と思う、軽いキャキャとした小児(こども)の声。  で、またとぼとぼと杖に縋(すが)って、向う下(さが)りに、この姿が、階子段に隠れましたを、熟(じっ)と視(み)ると、老人思わず知らず、べたりと坐った。  あれよあれよ、古狐が、坊主に化けた白蔵主(はくぞうす)。したり、あの凄(すご)さ。寂(さびし)さ。我...
壊滅の序曲 - 原 民喜
  • ...とれてゐると、清二はくるりと廻転椅子を消えのこつた煉炭ストーブの方へ向けながら、「タバコやらうか」と、机の引出から古びた鵬翼の袋を取出し、それから棚の上のラジオにスイツチを入れるのだつた。ラジオは硫黄島の急を告げてゐた。話はとかく戦争の見とほしになるのであつた。清二はぽつんと懐疑的なことを口にしたし、正三ははつきり絶望的な言葉を吐いた。……夜間、警報が出ると、清二は大概、事務室へ駈けつけて来た。警報が出てから五分もたたない頃、表の呼鈴が烈しく鳴る。寝呆け顔の正三が露次の方から、内側の扉を開けると、表には若い女が二人佇んでゐる。監視当番の女工員であつた。「今晩は」と一人が正三の方へ声をかける。正...
壊滅の序曲 - 原 民喜
  • ...とれていると、清二はくるりと廻転椅子を消えのこった煉炭ストーブの方へ向けながら、「タバコやろうか」と、机の抽匣(ひきだし)から古びた鵬翼(ほうよく)の袋を取出し、それから棚(たな)の上のラジオにスイッチを入れるのだった。ラジオは硫黄島(いおうじま)の急を告げていた。話はとかく戦争の見とおしになるのであった。清二はぽつんと懐疑的なことを口にしたし、正三ははっきり絶望的な言葉を吐いた。……夜間、警報が出ると、清二は大概、事務所へ駈(か)けつけて来た。警報が出てから五分もたたない頃、表の呼鈴が烈(はげ)しく鳴る。寝呆(ねぼ)け顔(がお)の正三が露次の方から、内側の扉を開けると、表には若い女が二人佇ん...
寸情風土記 - 泉 鏡花
  • ...がら)の軸(ぢく)にくるりと卷(ま)いて賣(う)る。飴(あめ)買(か)つて麻(あさ)やろか、と言(い)ふべろんの言葉(ことば)あり。饅頭(まんぢう)買(か)つて皮(かは)やろかなり。御祝儀(ごしうぎ)、心(こゝろ)づけなど、輕少(けいせう)の儀(ぎ)を、此(これ)は、ほんの飴買錢(あめかひぜに)。  金澤(かなざは)にて錢(ぜに)百と云(い)ふは五|厘(りん)なり、二百が一|錢(せん)、十|錢(せん)が二|貫(くわん)なり。たゞし、一|圓(ゑん)を二|圓(ゑん)とは云(い)はず。  蒲鉾(かまぼこ)の事(こと)をはべん、はべんをふかしと言(い)ふ。即(すなは)ち紅白(こうはく)のはべんなり...


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