だらだら

 

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「だらだら」を含むウィキ

2010年02月1日 06:31:35
2010年01月31日 15:34:44
2009年12月3日 20:14:18
2010年01月29日 23:10:26
2010年01月31日 04:27:20

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観画談 - 幸田 露伴
  • ...ない。漸(ようや)くだらだら坂(ざか)になって、上りきったナと思うと、  サア来ました。 ト蔵海がいった。そして途端に持っていた蝙蝠傘(こうもり)の一端(いったん)を放した。で、大噐氏は全く不知案内(ふちあんない)の暗中の孤立者になったから、黙然(もくねん)として石の地蔵のように身じろぎもしないで、雨に打たれながらポカンと立っていて、次の脈搏、次の脈搏を数えるが如き心持になりつつ、次の脈が搏(う)つ時に展開し来(きた)る事情をば全くアテもなく待つのであった。  若僧はそこらに何かしているのだろう、しばらくは消息も絶えたが、やがてガタガタいう音をさせた。雨戸を開けたに相違ない。それから少し...
女人創造 - 太宰 治
  • ...とりとめないことを、だらだら書くつもりでは、なかったのである。このごろまた、小説を書きはじめて、女性を描くのに、多少、秘法に気がついた。私には、まだ、これといって誇示できるような作品がないから、あまり大きいことは言えないが、それは、ちょっと、へんな作法である。言い出そうとして、流石(さすが)に、口ごもるのである。言っては、いけないことかも知れない。へんなものである。なに、まえから無意識にやっていたのを、このごろ、やっと大人になって、それに気づいたというだけのことかも知れない。言い出せば、それは、あたりまえのことで、なあんだということになるのかも知れないが、下手に言い出して曲解され、損をするのは...
美しき死の岸に - 原 民喜
  • ...、演出課のルームで、だらだらと合評会がつづけられる。どの椅子からも、さまざまの言いまわしで何ごとかが論じられている。だが、それらは彼にとって、殆(ほとん)ど何のかかわりもないことのようだった。殆ど何のかかわりもない男が黙りこくって椅子に掛けている。その男の脳裏には、家に残した病妻と、それから、眼には見えないが、刻々に迫ってくる巨大な機械力の流れが描かれていた。すると、ある日その演出課のルームでは何か浮々と話が弾(はず)んでいた。フランスではじまったマキ匪団(ひだん)の抵抗が一しきり華(はな)やかな話題となっていたのだ。――彼はその映画会社の瀟洒(しょうしゃ)な建物を出て、さびれた鋤道(すきみち...
南路 - 宮本 百合子
  • ...  先は、爪先下りのだらだら坂になっている。それが尽きるところから人の顔も見分け難い薄暗闇の歩廊(プラットフォーム)が続いている。左手に、電気燈がキラキラする空の列車が横づけにされている。黙って大股に、車室の暗い腰羽目を幾つも通り越したポーターは、やがて一つのステップの前に立ち止ると、路を開いて、 「ここです」  と云いながら我々に入口を示した。  ステップの傍には、黒坊の給仕が、これも腕組をして立っている。 「何号の寝台ですか」  寝台券を渡すと、彼は、先に立って、我々の場席に案内してくれた。内部はまだ、がらんどうになっている。ちょうど、後の、コムパートメントに近い一隅に、私共を、...
壊滅の序曲 - 原 民喜
  • ...語るのであつた。……だらだらと妹が喋つてゐると、清二がやつて来て黙つて聴いてゐることがあつた。「要するに、勤労精神がないのだ。少しは工員のことも考へてくれたらいいのに」と次兄はぽつんと口を挿む。「まあ、立派な有閑マダムでせう」と妹も頷く。「だが、この戦争の虚偽が、今ではすべての人間の精神を破壊してゆくのではないかしら」と、正三が云ひだすと「ふん、そんなまはりくどいことではない、だんだん栄耀の種が尽きてゆくので、嫂はむかつ腹たてだしたのだ」と清二はわらふ。  高子は家を飛出して、一週間あまりすると、けろりと家に帰つて来た。だが、何かまだ割りきれないものがあるらしく、四五日すると、また行衛を晦ま...

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