っぱなし

 

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2010年01月6日 20:26:11
2010年01月6日 20:31:10
2009年05月29日 23:06:00
2009年05月29日 23:10:03

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いぼ - 新美 南吉
  • ...かんどかんと大砲をぶっぱなしながら、だんだん心を明るくして、家の方へ帰っていきました。 底本:「童話集 ごんぎつね|最後の胡弓ひき ほか十四編」講談社文庫、講談社    1972(昭和47)年2月15日第1刷発行    1988(昭和63)年1月30日第30刷発行 入力:土屋隆 校正:noriko saito 2005年6月15日作成 青空文庫作成ファイル: このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。
花椰菜 - 宮沢 賢治
  • ...いふのも南の方は明けっぱなしで壁もなく窓もなくたゞ二尺ばかりの腰板がぎしぎし張ってあるばかりだった。  一人の髪のもぢゃもぢゃした女と私は何か談(はな)してゐた。その女は日本から渡った百姓のおかみさんらしかった。たしかに肩に四角なきれをかけてゐた。  私は談しながら自分の役目なのでしきりに横目でそっと外を見た。  外はまっくろな腐植土の畑で向ふには暗い色の針葉樹がぞろりとならんでゐた。  小屋のうしろにもたしかにその黒い木がいっぱいにしげってゐるらしかった。畑には灰いろの花椰菜(はなやさい)が光って百本ばかりそれから蕃茄(トマト)の緑や黄金(きん)の葉がくしゃくしゃにからみ合ってゐた。...
赤耀館事件の真相 - 海野 十三
  • ...面に長方形の扉が開きっぱなしとなり、黄色い室内の照明が、戸外にまで流れていました。それが黒猫の瞳(ひとみ)ででもあるかのように気味のわるい明るさを持っていました。  一同は雪崩(なだれ)を打って実験室の中へ飛び込んだものですから、またたく間に室の中は泥足で蹂躙(じゅうりん)せられてしまいました。兄は、自記式(オートグラフィック)の気温計や、気圧計や、湿度計がかけてある壁の際に、うつぶせになって仆れていました。勝見と賀茂子爵とが兄の身体を卓子(テーブル)の上に移しました。そのとき卓子の上に、コップが一つ置かれていましたが、その底には僅かにレモナーデの液体が残っていたそうです。嫂は物も得言(えい...
嘘 - 新美 南吉
  • ...ら出てきたとき、あけっぱなしておいたところから、久助君は中をのぞくことができた。  久助君はそこに、ひとりの黄色いしごきをした少女を見た。きっと、太郎左衛門のねえさんであろう。顔色が茶わんのように白くて、やせていた。彼女は、座敷のもうひとつおくの暗いへやから、金魚ばちほどのほやのついたランプをかた手で持ち、もう一方の手でふすまをなでながらあらわれ、座敷のすみにおいてあるつくえをさぐりあてると、その上にランプをすえた。目を大きく見ひらいているのに、手さぐりでそんなことをしているところをみると、あきめくらなのだろう。なんにしても異様な光景である。久助君は、いきをのんで見つめていた。  つぎに少...
壊滅の序曲 - 原 民喜
  • ...康子は土蔵の中に放りっぱなしになっている箪笥(たんす)や鏡台が気に懸(かか)っていた。「この鏡台は枠(わく)つくらすといい」と順一も云ってくれた程だし、一こと彼が西崎に命じてくれれば直(す)ぐ解決するのだったが、己(おのれ)の疎開にかまけている順一は、もうそんなことは忘れたような顔つきだった。直接、西崎に頼むのはどうも気がひけた。高子の命令なら無条件に従う西崎も康子のことになると、とかく渋るようにおもえた。……その朝、康子は事務室から釘抜(くぎぬき)を持って土蔵の方へやって来た順一の姿を注意してみると、その顔は穏かに凪(な)いでいたので、頼むならこの時とおもって、早速、鏡台のことを持ちかけた。...

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