ウェーブ

 

ウェーブ ( うぇーぶ )     ウェーブについてまとめて読む

1,、または波動のこと。
2,波のようにうねらせた髪型のこと。

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2010年01月8日 03:56:07
2010年01月9日 06:56:09
2010年01月9日 06:56:10
2010年01月15日 17:41:11

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恋の一杯売 - 吉行 エイスケ
  • ...ヴァルバ、マルセル・ウェーブによって美の典型を指示した化粧術、最もきわどいエルンスト・フルウ氏の子宮除去法、知人の政府委員はメイ・フレデリックの美顔術によってマルクス学の国家理論さえ見下す約束手形を振り出した。しかし次の瞬間が私に東京を去らしてしまった。私は日本が過去の栄華から、幻燈に似た流行を耽溺(たんでき)するプチ・ブルジョワの一群と、実生活から畸型(きけい)的に形成されたブルジョワ末期の社会に発生したプロレタリア精神の出現を、繁雑な社会主義理論闘争から逃れて、私を信仰する一人の女性の涙とともに東京駅を離れて品川の砲台、横目で計算していた。私の旅程――  1 横浜外交官の無線電信の費用見...
スポールティフな娼婦 - 吉行 エイスケ
  • ...では、パーマネント・ウェーブの電流が蜘蛛(くも)の手のように空中にひらいて小柄なスイス公使夫人の黒い髪に巻きついていた。私達は再び丸善薬品本店まで引返して怪しげな英語の名前を云って買物をすると、本町のニューグランド・ホテルの方へあるいて行った。埠頭に碇泊(ていはく)している船舶のマストにセイラーが双眼鏡をもってよじ登っていた。 「おい、マリ、山下へのみにゆかないか。ただし俺はカイン・ゲルトだ。」 「よせ、やあ。剃刀(かみそり)を買おうよ。」 「大丸谷のチャブ屋女と間違えられるぞ。」 「ちぇ! 酔ってかいほうさしてやるぞ。こうみえてもなあ、おれは天界ホテルの令嬢マリよ。」 「ヘん、シン...
鶴は病みき - 岡本 かの子
  • ...りに似合う浅い頭髪のウェーブ、しなやかな肩に質のこまかな縮緬(ちりめん)の着物と羽織を調和させ、細く長めに曳(ひ)いた眉をやや昂(あ)げて嬌然として居るX夫人――だが、葉子はX夫人のつい先日迄を知って居た。黄色い皮膚、薄い下り眉毛(まゆげ)、今はもとの眉毛を剃(そ)ったあとに墨で美しく曳いた眉毛の下のすこし腫(はれ)ぽったい瞼(まぶた)のなかにうるみを見せて似合って居ても、もとの眉毛に対応して居た時はただありきたりの垂れ眼であった。今こそウェーブの額髪で隠れているが、ほんとうはこの間までまるだしの抜け上ったおかみさん額がその下にかくれている筈(はず)だ――葉子はその、先日までのX夫人を長年見て...
中毒 - 織田 作之助
  • ...美女でも、もし彼女がウェーブかセットを掛けた直後、なまなましい色気が端正な髪や生え際から漂っている時は、私はよしんば少しくらい惚れていても、顔を見るのもいやな気がする。私は今では十五分も女が待てない。女とそれきり会えないと判っても、悲しい顔もせず、その女が小説に書けるかどうか一寸考えるだけである。書けそうでも書いたためしはない。書くほどの熱も起らないし、まして最後の一夜を共にしようという気も起らない。そんな宿屋を探すくらいなら、闇市の煙草を探したいのだ。再び会えない女とよりも、百本の煙草と共に夜を過したいのである。別れぎわの女は暗がりを歩きたがる。そして急に立ち停る。女が何を要求しているか私に...
鍵から抜け出した女 - 海野 十三
  • ...の握り輪の中の女は、ウェーブをしたような髪を結っていた。すんなりと伸びた鼻すじ。小さい眉、ことにつぶらな下唇、そして形のいい可愛い頤…… 「もし、北川さん」  わが名を呼ぶこえに、目覚めてみると、傍に秀蓮尼が座っていた。いつの間に庵主は帰ってきたのか気がつかなかった。僕はいい気持になって、昼寝をしていたものらしい。 「やあこれは……」  僕はガバと起き直るなり、頭を掻(か)いた。秀蓮尼の顔を見ると、これは愕いた。なにごとが起ったのであろう。彼女の顔色は紙よりも白かった。―― 「北川さん。この鍵は貴方のですの」 「そうです、僕のですよ」 「どこで手に入れなさいまして?」 「それは...


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