コウモリ

 

コウモリ ( こうもり )     コウモリについてまとめて読む

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2009年10月22日 17:40:12
2010年01月9日 01:06:10
2010年01月9日 01:06:11
2010年01月9日 01:06:14
2010年01月9日 01:06:16

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「コウモリ」を含む小説

登山の朝 - 辻村 伊助
  • ...なし、両手を広げて、コウモリみたいに岩に食いつくような格好で、登ったり降りたりするのはずいぶんたまらない。  もうこうなると、登路なんていうのはあてにはならない、先登のヘッスラーがはいずって行くから、すぐ後ろからロープに縛られて登って行くと、岩の向こう側は断崖で、行き止まりになっている、すると今度は逆もどりをして、フォイツが先登になって別の岩をよじ登る。Uchi(ウアヒ) ! とか Chum(フム) ucha(アハ) ! なんて言葉が、飽きるほど聞かされた。Uchi は hinauf ! のスウィス語で、Chum ucha は Komm herauf ! である、がそれにつづいてガイドの間に...
時計屋敷の秘密 - 海野 十三
  • ...壁にうつった。 「コウモリだ。心配するな」  一番下にいる四本が、声をはげましていった。 「なんだ、コウモリか」  五井が持っていた竹の杖(つえ)をぴゅうぴゅうふりまわす。すると、さわぎはさらに大きくなった。コウモリは一ぴきではないらしい、四五ひきはとんでいるようだ。 「コウモリがいるくらいなら、あとは大したものがいないだろう」  四本が、そういった。 「ほんと、きっと、外に何にもいないんだね」  四本の前の二宮が、ふりしぼったような声でたずねた。 「まあ、多分そうだろう。しかし五井君の方を注意していた方がいいよ」 「ああ、そうだ」  二宮の足は重いらしく、四本のすぐ前で...
我が人生観 08 (八)安吾風流譚 - 坂口 安吾
  • ...ムササビ。猫の四足にコウモリの翼を張ったようなケダモノである。たそがれ時に現れるのはコウモリと同じく、木の枝から枝をとんで食物をあさる習性らしい。  私は二十の年に東京近郊の村落で小学校の先生をした。代用教員である。そこは今では東京都内の賑やかな市街地であるが、当時はまったくの武蔵野。田園と自然林の村落であった。ところが、その村に、山中の自然生活をひきあげてきた彼が住んでいたのである。彼はトルコ帽をかぶって歩いていた。私が子供たちをつれて自然林へ図画を書かせに歩いていたとき、トルコ帽の彼に出会(でく)わしたのである。私たちのその村に住んでいる期間だけのちょッとした交遊がはじまり、そして一夏、...
獄中への手紙 04 一九三七年(昭和十二年) - 宮本 百合子
  • ...一本手に黒い毛襦子のコウモリをもって待っているところ。スケッチです。「乳房」の方は竹村の主人が装幀して名の字をかくだけです。  文学の領域にもこの頃は人情ごのみでね。横光氏曰ク「義理人情の前に無になる覚悟が必要云々」と。こういう作家は「人情としては実に忍び難いが云々」と云って人情を轢殺(れきさつ)して過ぎる人生の現実に芸術のインスピレーションを感ぜぬものと見える。小林秀雄、保田与重郎、等の日本ロマンチストたち。私はこの次からもっと心持のよい、いいもの私たちの便りらしい手紙を書くことが出来るのを非常に楽しみにして居ります。今のこのXらのやりかた、人間のそういう面について腹の立っている心持も直っ...
洪水大陸を呑む - 海野 十三
  • ...ものも、それから鳥やコウモリまでも、みんな翼の力が及ばないで、波の下にのまれてしまうのだ」  そのとおりだった。三四郎は、おそろしくも悲しきアトランチス大陸と人と生物との最後を見とどけた。そのために彼は、全身の力をつかい切ったと思った。    希望の光は 「なぜ――なぜアトランチス大陸は、海の下に沈んでしまったの」  三四郎は、あえぎながら、たずねた。 「月の一つがなくなったら、地球の上の潮のみちひきが急にかわったのだ。月の海水に働く引力によって、潮のみちひきが起り、また海の水の高さがきまるのだ。月が一つなくなったために、アトランチス大陸のところでは海の水位があがって、大陸を...


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