サラダ

 

サラダ ( さらだ )     サラダについてまとめて読む

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2010年02月3日 00:41:12
2009年12月5日 14:26:07
2009年12月8日 11:50:07
2009年12月25日 23:06:33
2009年11月6日 13:21:06

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鑢屑 - 寺田 寅彦
  • ...皮や、らっきょうや、サラダや、独活(うど)や、そんなものでも、音を立てて食うことに異常な幸福を感じる。  歯のいい人は、おそらく、この卑近な幸福を自覚する僥倖(ぎょうこう)を持たないに相違ない。  この幸福がいつまで持続するか疑問である。たぶん一種の指数曲線か何かに従って、漸近的にゼロに向かって行くだろう。  こんな幸福があまり持続しては、困る事だろう。幸福も不幸福も、変化の瞬間が最高点で、それからあとは、大地震の余震のように消えて行く。  そのおかげで、われわれは、こうやって生きて行かれるのかもしれない。          十八  入歯は、やはり西洋人のこしらえ始めたもの...
映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21]) - 寺田 寅彦
  • ...ビフテキのあとで良いサラダを食ったような感じがある。あるいはまたドイツの近代画家の絵とフランス近代画家の絵との二つの展覧会を続けて見たという感じもする。これは当然なことであろうが、しかしこれほどまでに二つのちがった国民に対する自分の感じの特徴を表象した二つの映画をこのように相次いで見うるという機会はそう始終はないであろう。そうしてもう一つおもしろいことには、そのあとでまた、無声ではあるが、ソビエト映画の「大地」を見て、そして最後に大日本松竹国産発声映画「マダムと女房」というのを見ることになったのも思えば妙な回り合わせである。 「パリの屋根の下」にはたいしたドラマはない。ちょっとしたロマンスは...
身辺打明けの記 - 宮本 百合子
  • ... 野菜では、胡瓜とかサラダとか、見た眼に新鮮な感じのするものを好みます。殊に五月時分、はしりの胡瓜をなまのまま輪切りにして塩をつけてたべるのは、毎年その季節の楽しみの一つです。  嫌いなものといえば、何よりも先ず納豆です。北国の人は一体納豆を好むようですが、わたくしは、福島県の生れですし、父祖の生れは山形県ですし、それに父も母も納豆が嫌いではないのですが、わたくしはどうも駄目です。母なぞは「お前は国の納豆をたべないからだよ、たべず嫌いなんだよ」と申しますけれど、わたくしも、その国の納豆――山形県の――を見て知っていますが。――東京の納豆の三分の一ほどの、それは小さな納豆で、東京の納豆のような...
ろまん燈籠 - 太宰 治
  • ...青虫の五臓とで作ったサラダ、飲み物は、沼の女の作った青みどろのお酒と、墓穴から出来る硝酸酒とでした。錆(さ)びた釘(くぎ)と教会の窓ガラスとが食後のお菓子でした。王子は、見ただけで胸が悪くなり、どれにも手を附けませんでしたが、婆さんと、ラプンツェルは、おいしいおいしいと言って飲み食いしました。いずれも、この家の、とって置きの料理なのでありました。食事がすむと、ラプンツェルは、王子の手をとって自分の部屋へ連れて行きました。ラプンツェルは、王子と同じくらいの背丈(せたけ)でした。部屋へはいってから、王子の肩を抱いて、王子の顔を覗(のぞ)き、小さい声で言いました。 「お前があたしを嫌いにならないう...
スモーリヌイに翻る赤旗 - 宮本 百合子
  • ...日一皿二十カペイキのサラダがトマトと胡瓜の色鮮やかに並び、シベリアの奥で苔の採集を仕事としている背中の丸い白い髯の小学者が妻と木彫のテーブルについているのを眺めることは絶対に不愉快でありえない、しかし、ゴーリキー自身のためには別なところにソヴェトが室を与えるだろう。  日本女の室がある方の建物の翼は、ウラジーミル大公時代、親戚とか召使の頭とかが住んでいたのだそうである。うねって、暗い廊下だ。どこにも窓のない壁の厚い廊下には、湿っぽい古くさい匂いがある。  台所は明るい。窓が晴れやかに開いて、その窓際に台があって、薄い色の髪の毛がすきとおるような工合に光線を受け一人の背広をきた中老人がハムを...


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