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2009年10月19日 22:30:44
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2010年01月18日 13:00:07
2009年12月7日 22:31:05
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2009年05月22日 15:50:30

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「人間関係方面の成果」 - 宮本 百合子
  • ...ある。(ナショナル・シティー・バンク・ビュレッテン)  商業会議所の機関紙『ネイションズ・ビジネス』は十二月号で次の意味を記した。もしアメリカがソヴェト同盟の平和提案をうけいれるなら、会社の高利潤は終りになるだろう、と。  われわれは、人間が理性ある者であることを信じるかぎり、人間が人間と生きるためには、平和が必要だという明白な真実を表白しつづけなければならない。〔一九五一年三月〕 底本:「宮本百合子全集 第十六巻」新日本出版社    1980(昭和55)年6月20日初版発行    1986(昭和61)年3月20日第4刷発行 底本の親本:「宮本百合子全集 第十二巻」河出...
二都物語 01 上巻 - ディケンズ チャールズ
  • ...間(ひるま)は本市(シティー)★で商売をしている男であった。そして、「首領(キャプテン)★」の資格で止れと命じた自分の仲間の商人に正体を見破られて詰(なじ)られると、勇ましくその男の頭を射貫(いぬ)いて馬を飛ばして逃げ去った。駅逓馬車★が七人の剽盗に待伏せされ、車掌がその中の三人を射殺したが、「弾薬が欠乏したために」自分も残りの四人に射殺された。その後で駅逓馬車の客は無事安穏に掠奪された。あの素晴らしい勢力家のロンドン市長も、ターナム・グリーン★で一人だけの追剥に立ち止って所持品を渡せとやられたものだった。追剥はその著名な人物を彼の随行員一同の目の前で剥奪したのであった。ロンドンの監獄の囚人が...
映画芸術 - 寺田 寅彦
  • ...沈黙の強度(インテンシティ)を強めることもわかって来た。一鳥の鳴き声で山がさらに幽静になるという昔の東洋詩人の発見した事が映画家によって新たにもう一度発見され応用されるようになった。舗道をあるくルンペンの靴音(くつおと)によって深更のパリの裏町のさびしさが描かれたり、林間の沼のみぎわに鳴く蛙(かえる)や虫の声が悲劇のあとのしじまを記載するような例がそれである。  このような音のモンタージュは俳諧(はいかい)には普通である。有名な「古池やかわず飛び込む水の音」はもちろんであるが「灰汁桶(あくおけ)のしずくやみけりきりぎりす」「芭蕉(ばしょう)野分(のわき)して盥(たらい)に雨を聞く夜かな」「鉄...
映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24]) - 寺田 寅彦
  • ...    一 商船テナシティ  このジュリアン・デュヴィヴィエの映画は近ごろ見たうちでは最もよいと思ったものの一つである。何よりも、フランス映画らしい、あくの抜けたさわやかさが自分の嗜好(しこう)に訴えて来る。  汽車でアーヴルに着いてすっかり港町の気分に包まれる、あの場面のいろいろな音色をもった汽笛の音、起重機の鎖の音などの配列が実によくできていて、ほんとうに波止場(はとば)に寄せる潮のにおいをかぐような気持ちを起こさせる。発声映画の精髄をつかんだものだという気がする。これと同じようなことをドイツ人日本人がやればまずたいていは失敗するから妙である。  二人の若者の出帆を見送ったイドウ...
錯覚数題 - 寺田 寅彦
  • ...の妙技(ヴァーチュオシティ)はもう見られない。獅子はバタバタとチャールストンを踊るだけである。なるほどこのほうがほがらかで現代的で見るのに骨が折れない。一目見れば満足して次の店に移って行かれる。忙しい世の中に適している。  大正から昭和へかけての妙技無用主義、ジャズ・レビュー時代がどれだけ続いて、その後にまた少し落ち着いてゆっくり深く深く掘り下げて洗練を経たものが喜ばれ尊重される時代が来るか、天文学者が遊星の運動を観測しているような、気長い気持ちで見ているのもまた興味のないことではない。 (昭和八年八月、中央公論) 底本:「寺田寅彦随筆集 第四巻」小宮豊隆編、岩波文庫、岩波書...

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