パテント

 

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2010年01月5日 06:20:00
2009年12月20日 01:41:05
2009年10月28日 22:02:58
2009年11月15日 23:00:08
2009年12月20日 01:41:06

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「パテント」を含む小説

百姓弥之助の話 01 第一冊 植民地の巻 - 中里 介山
  • ...うな意味から彼自身もパテントによって相当の産をなして今はその郷里のこの新館に来ている、まだ隠居という年ではないし、東京にも相当の根拠地を持ってはいるけれども目下の処は斯うして植民地に来ていることが多い。  植民地というのは、かりにそう名づけたこの土地の事で、従来父から僅かばかり残されていた地所があって、それを買い足して全体では三四千坪になっている。ここ七八年来、そのうちの一部にいろいろの建物を十棟ばかり建てて、その他は耕地に使用されている、小作に貸してあるのではない。  弥之助は感ずるところあって、万事農から出直さなければならないという観念の下に今これだけの地所と別に一町歩あまりの山林とを...
氷河鼠の毛皮 - 宮沢 賢治
  • ...それから北極兄弟商会パテントの緩慢燃焼外套ね………。』 『大丈夫です』 『それから氷河鼠(ひようがねずみ)の頸(くび)のとこの毛皮だけでこさへた上着ね。』 『大丈夫です。しかし氷河鼠の頸のとこの毛皮はぜい沢ですな。』 『四百五十|疋(ぴき)分だ。どうだらう。こんなことで大丈夫だらうか。』 『大丈夫です。』 『わしはね、主に黒狐をとつて来るつもりなんだ。黒狐の毛皮九百枚持つて来てみせるといふかけをしたんだ。』 『さうですか。えらいですな。』 『どうだ。祝盃(しゆくはい)を一杯やらうか。』紳士はステームでだんだん暖まつて来たらしく外套を脱ぎながらウヱスキーの瓶(びん)を出しました。...
難船小僧 - 夢野 久作
  • ...いるんだ。持っているパテントの数(すう)でも十や二十じゃ利かないだろう。みんなこの実験室でヒネリ出したっていうんだから豪勢なもんだろう。去年の冬だっけが、そんなパテントの権利も、巨万の財産も海員|擁済会(ようさいかい)に寄附して、胃癌(いがん)で死んじゃったが、惜しい人間だったよ。……その時分……昭和二年頃には、小型な、軽い、無尽蔵に強力な乾蓄電池の製作に夢中になっていたっけ。世界中の動力を蓄電池の一点張りにするてんで、誠に結構な話だが、その実験をするたんびに、船中の電動力を吸い集めて、電燈を薄暗くしちまったりヒューズを飛ばしたりするのには降参させられたよ。おまけに舶来の絹巻線(きぬまきせん)...
四日間 - ガールシン フセヴォロド・ミハイロヴィチ
  • ...ス)仕込(しこみ)のパテント付(づき)のピーボヂーにもマルチニーにも怯(びく)ともせず、前へ前へと進むから、始て怖気付(おじけづ)いて遁(に)げようとするところを、誰家(どこ)のか小男、平生(つね)なら持合せの黒い拳固(げんこ)一撃(ひとうち)でツイ埒(らち)が明きそうな小男が飛で来て、銃劒|翳(かざ)して胸板へグサと。  何の罪も咎(とが)も無いではないか?  おれも亦同じ事。殺しはしたけれど、何の罪がある? 何の報いで咽喉(のど)の焦付(こげつ)きそうなこの渇(かわ)き? 渇(かわ)く! 渇(かわ)くとは如何(どん)なものか、御存じですかい? ルーマニヤを通る時は、百何十度という恐ろし...
技術と科学との概念 - 戸坂 潤
  • ...はラジウム製造というパテントを取らなかったために、アメリカのラジウム生産業者に貴重な自由を与えて了った。派生的な実験はとに角として、実験とは原則としてこういう物の生産ではないだろうか。物を生産するとは、どんな場合でも勿論エネルギーや物質を新たにつけ加えることではあり得ないから、物を一定の目標物へ変化させることだけで即ち生産なのである。  さてこの生産過程を或る程度自由に、即ち条件の変化と共に変更し得る形で、反覆実行出来る場合、それを法則の認識と云うのであろう。だから認識がなり立つ時は、すでに物の一定の生産が行なわれている時である。もし一般的にそう云えると想定するなら、科学的認識はつまり科学的...


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