ボヘミア

 

ボヘミア ( ぼへみあ )     ボヘミアについてまとめて読む

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2010年01月26日 14:36:12
2010年01月26日 15:16:13
2009年11月14日 02:40:50
2010年01月25日 11:46:08

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「ボヘミア」を含む小説

ヨーロッパ的性格 ニッポン的性格 - 坂口 安吾
  • ...思うにこの男は一種のボヘミアン的の性格を持っていたに違いないのであります。このような弥次郎がキリストの受難に心を傾けたということ、その事実だけは、一つの事件として肯けるのでありますが、弥次郎はキリスト教徒になったのではないのであります。  初めのうち、ザヴィエルがそばにおりました間は、真面目な顔をしておりましたけれども、間もなく彼はグレ出したのであります。後になりますと、例の八幡船(ばはんせん)という、半分は海賊みたいな、半分は貿易をやるような船に乗りこみまして、シナへ這入りこんでいってニンポーという所でシナ人に殺されたという記録が残っております。  こんな人間でありますだけに、この弥次郎...
錬金詐欺 - 小酒井 不木
  • ...たが、助手のケリーはボヘミアの地主となりすまして居たため、後に、詐欺だということが明かとなって、帝のために殺された。  有名なサン・ゼルマン伯や、カリオストロ伯なども、やはり、「哲学者の石」を発見したと称して、欧州の貴族社会の人々を欺いて歩いたものである。二十世紀になってすら、この種の詐欺は絶えぬのであるから、十八世紀の而も上流の人々を欺くのは比較的容易であっただろうと思う。彼等の駄法螺は大隈(おおくま)伯(侯と書くべきだが、彼等と対照させるためにわざと伯と書いた)などが十人寄ったとて叶うものではなかった。サン・ゼルマン伯の如きは、齢(よわい)二千歳でキリストを見たことがあるなどと豪語したも...
路上 - 芥川 竜之介
  • ...人間なんだ。その隣のボヘミアン・ネクタイも、これまた詩よりも女中に手をつけるのが、本職でね。」   俊助はこんな醜い内幕(うちまく)に興味を持つべく、余りに所謂(いわゆる)ニル・アドミラリな人間だった。ましてその時はそれらの芸術家の外聞(がいぶん)も顧慮してやりたい気もちがあった。そこで彼は大井が一息ついたのを機会(しお)にして、切符と引換えに受取ったプログラムを拡げながら、話題を今夜演奏される音楽の方面へ持って行った。が、大井はこの方面には全然無感覚に出来上っていると見えて、鉢植(はちうえ)の護謨(ごむ)の葉を遠慮なく爪でむしりながら、 「とにかくその清水昌一(しみずしょういち)とか云う...
西方の人 - 芥川 竜之介
  • ...      9 ボヘミア的精神  幼いクリストはエヂプトへ行つたり、更に又「ガリラヤのうちに避け、ナザレと云へる邑(むら)」に止まつたりしてゐる。我々はかう云ふ幼な児を佐世保や横須賀に転任する海軍将校の家庭にも見出すであらう。クリストのボヘミア的精神は彼自身の性格の前にかう云ふ境遇にも潜んでゐたかも知れない。      10 父  クリストはナザレに住んだ後、ヨセフの子供でないことを知つたであらう。或は聖霊の子供であることを、――しかしそれは前者よりも決して重大な事件ではない。「人の子」クリストはこの時から正に二度目の誕生をした。「女中の子」ストリントベリイはまづ彼の家族...
さまよえる猶太人 - 芥川 竜之介
  • ...千五百五年になると、ボヘミアで、ココトと云う機織(はたお)りが、六十年以前にその祖父の埋めた財宝を彼の助けを借りて、発掘する事が出来た。そればかりではない。千五百四十七年には、シュレスウィッヒの僧正パウル・フォン・アイツェンと云う男が、ハムブルグの教会で彼が祈祷をしているのに出遇った。それ以来、十八世紀の初期に至るまで、彼が南北両欧に亘(わた)って、姿を現したと云う記録は、甚だ多い。最も明白な場合のみを挙げて見ても、千五百七十五年には、マドリッドに現れ、千五百九十九年には、ウインに現れ、千六百一年にはリウベック、レヴェル、クラカウの三ヶ所に現れた。ルドルフ・ボトレウスによれば、千六百四年頃には...


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