ランディ

 

ランディ ( らんでぃ )     ランディについてまとめて読む

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2009年11月10日 22:05:23
2009年12月6日 03:45:59
2009年12月8日 17:36:22
2010年01月23日 19:36:03
2009年12月10日 20:56:11

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「ランディ」を含む小説

放浪作家の冒険 - 西尾 正
  • ...ぼりきると|踊り場(ランディング)からさらに廊下が前方にのびているらしく、それ自身迷路のような風がわりな構造にあっけにとられていると、女はとつぜんこづくようにおれを左手の小部屋におしこんだ。いったい幾間あるのか見当もつかない。この家は路地の角にあるのではなく、両隣とうしろがおなじような家々と密接しているので、ことによったらそれだけの大きな家を、外観だけ三軒ないし四軒にわけたのかもしれぬと思った。事実こういう家は日本でもめずらしくない。  部屋へはいると女は、さっきの水のようなつめたい態度とはうってかわって、わびしい異郷にあっておなじ日本人にであったというよろこびを誇張して、さもさもなつかしく...
世界怪談名作集 09 北極星号の船長 医学生ジョン・マリスターレーの奇異なる日記よりの抜萃 - ドイル アーサー・コナン
  • ...はその脣(くち)にブランディをつぎ込んだ。幸いにそれが卓効(たくこう)を奏して、蒼白な彼の顔には再び血の気があらわれ、ふるえる手足をようやく落ち着かせるようになった。彼は肘(ひじ)を突いてからだを起こして、あたりを見まわしていたが、われわれ二人ぎりであるのを見て、やっと安心したように、こっちへ来て自分のそばへ坐れと、わたしを手招きした。 「君は見たね」と、この人の性質とはまったく似合わないような、低い畏(おそ)れたような調子で、彼は訊いた。 「いいえ、何も見ませんでした」  彼の頭は、ふたたびクッションの上に沈んだ。 「いや、いや、望遠鏡を持ってはいなかったろうか」と、彼はつぶやいた。...
言葉の不思議 - 寺田 寅彦
  • ...steak はアイスランディックの steik と親類らしいが「ひたきのおきな」の「ひたき」を「したき」となまると似て来るからおもしろい。「焚(た)」くは (Skt.)dah に通ずるがこのほうはよほどもっともらしい。(Ice.)steik は steka と親類で英語の stick すなわちステッキと関係があり、串(くし)に刺して火にあぶる「串焼き」であったらしい。このステッキがドイツの stechen につながるとすると今度は「突く」「つつく」が steik に近づいて来るし、また後者と「鋤(す)く」ともおのずからいくぶんの縁故を生じて来るのである。  こんな物ずきな比較は現在の言語...
世相 - 織田 作之助
  • ...を押えて、その中へブランディを入れ、 「判っとうすな。ブランディどっせ」わざと京都言葉を使った。日頃彼女が「男と寝る前はブランディに限るわ」と言ったのを、私は間抜けた顔で想い出し、ますます今夜は危なそうだった。赤い色電球の灯がマダムの薩摩上布の白を煽情的に染めていた。  閉店時間を過ぎていたので、客は私だけだった。マダムはすぐ酔っ払ったが、私も浅ましいゲップを出して、洋酒棚の下の方へはめた鏡に写った顔は仁王のようであった。マダムはそんな私の顔をにやっと見ていたが、何思ったのか。 「待っててや。逃げたらあかんし」と蓮葉(はすっぱ)に言って、赤い斑点の出来た私の手の甲をぎゅっと抓ると、チャラ...
恢復期 - 堀 辰雄
  • ...ていた。…… 「ブランディ! ブランディ!」  一人の西洋人がそう叫んでいるらしいのを彼はすぐ顔の近くに聞いた。それから彼は、自分がホテルの床板の上にあおむけに倒れながら、誰かに自分の足を宙に持ち上げられているらしいことに気がついた。それと同時に甘ったるいような香水のかおりを彼は臭(か)いだ。彼を介抱してくれているのは西洋人の夫婦らしかった。 「ブランディ!」  彼の足を持ち上げていてくれるその西洋人は、漸(ようや)く意識を回復しだした彼の上にかがみながら、ボオイの持ってきたらしい琥珀色(こはくいろ)のグラスを彼の唇(くちびる)に押しあてた。彼はそれを一息に飲み干した。 「…………?...


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