人造人間

 

人造人間 ( じんぞうにんげん )     人造人間についてまとめて読む

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2010年01月21日 13:46:15
2010年01月18日 00:31:00
2010年01月19日 15:36:10
2009年12月5日 09:55:07
2009年12月7日 04:46:14

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「人造人間」を含む小説

断層顔 - 海野 十三
  • ...ました。  美人の人造人間のカユミ助手が定刻を告げて起こしに来たからである。 「――そして先生。今日は人工肺臓をおとりかえになる日でございます。もうその用意がとなりの部屋に出来ています」  カユミは、そういって、本日の特別の了知事項を告げた。  老探偵はむっくり起上った。すっかり白くなった長髪をうしろへかきあげながら、壁にかかっている鏡の前に立った。  血色はいい。皮膚からは血がしたたりそうであった。  探偵は片手をのばして、鏡の隅についている釦(ボタン)を押した。  するとその瞬間に、鏡の中の彼の姿は消え、そのかわりに曲線図があらわれた。  その上には七つの曲線が入(い)り交...
地球要塞 - 海野 十三
  • ...、実は機械で組立てた人造人間であったのである。  人造人間は、助手として、はなはだ好適(こうてき)であった。  命令は、絶対にまちがいなくまもるし、食事をするわけではなく、人間らしいものぐさもなし、そして部分品をとりかえさえすれば、いくらでも使える。  殊にオルガ姫の端麗(たんれい)さは、ちょっと人間界にも見あたらぬほどだ。私は有名なるミラノの美術館を一週間見て廻って、ようやくオルガ姫の原型(げんけい)を拾い出したのであった。それを私の理想とする婦人像であったのだ。  オルガ姫を見ていると、私は母の懐(ふところ)に抱かれているような安心を覚える。  そのオルガ姫は、配電盤のところに立...
耳と目 - 寺田 寅彦
  • ...。フラスコの中で歌う人造人間の歌を、さもさもそうらしく聞かせるような音響トリックもできていいわけである。これらは器械技術者と監督との協力によってどうにもなることと思われる。  映像の場合にも肉眼と写真カメラとの本質的差違のためにいろいろの問題は起こるが、これはもう周知の事でありこのためにいろいろのおもしろいトリックができるのである。 光の伝播(でんぱ)は実用上ほとんど瞬時的であるが、音の速度は常温では毎秒三百四十メートル程度である。それで三百四十メートルのかなたで花火が開けば、その音は光の傘(かさ)が開いてから一秒後に聞こえる。たとえば薄暮の水楼の欄干に男女が相対して話している。向こうの空に...
独本土上陸作戦 ――金博士シリーズ・3―― - 海野 十三
  • ...とも。そんなことは、人造人間戦車の設計などに較(くら)べれば訳なしじゃ」 「おお、それが真実なれば、吾輩は天にものぼる悦(よろこ)び――いや、とにかく大きな悦びです」 「しかしのう、ゴンゴラ大将。それについて、余は、篤(とく)と貴公と打合わせをしたいのじゃが、この席ではなあ。つまり、こう沢山の人々の耳に入れては、それスパイに買収せられた耳も交(まじ)っているかもしれない。二人切りになれないものかな」 「ああ、そのことなら、吾輩としても、願ってもないことです。よろしい。では他の将軍たちを退場させましょう。おい諸君。君たちは一時(いちじ)別室へ遠慮せよ」  さすがに総指揮官の一声で、他の将...
俘囚 - 海野 十三
  • ...うな足つきが、まるで人造人間(じんぞうにんげん)の歩いているところと変らない。  あたしは夫の醜躯(しゅうく)を、背後(うしろ)からドンと突き飛ばしたい衝動にさえ駆られた。そのときの異様な感じは、それから後、しばしばあたしの胸に蘇(よみがえ)ってきて、そのたびに気持が悪くなった。だが何故それが気持を悪くさせるのかについて、そのときはまだハッキリ知らなかったのである。後になって、その謎が一瞬間に解けたとき、あたしは言語に絶する驚愕(きょうがく)と悲嘆とに暮れなければならなかった。訳はおいおい判ってくるだろうから、此処(ここ)には云わない。  森閑(しんかん)とした裏庭に下りると、夫は懐中電灯...


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