伊勢

 

伊勢 ( いせ )     伊勢についてまとめて読む

(固名)近世日本の行政区分の一。国府は長島。現在の三重県の西部以外の地域に当たる。デフォルトでは本願寺が統治している。

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2010年01月24日 21:31:06
2010年01月19日 04:51:15
2009年11月3日 00:35:51
2009年11月7日 13:35:26

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木曽義仲論 - 芥川 竜之介
  • ...つて死生の間に立てる伊勢平氏の健児を中心として組織したる社会にして、是に至る、焉ぞ傾倒を来さざるを得むや。平氏が藤門の長袖公卿を追ひて一門廟廊に満つるの成功を恣にせるは、唯彼等が剛健なりしを以て也。唯彼等が粗野なりしを以て也。唯彼等が菜根を噛み得しを以て也。詳に云へば、唯彼等が、東夷西戎の遺風を存せしを以て也。彼等は富貴の尊ぶべきを知らず、彼等は官爵の拝すべきを解せず、彼等は唯、馬首一度敵を指せば、死すとも亦退くべからざるを知るのみ。しかも往年の高平太が一躍して太政大臣の印綬を帯ぶるや、彼等は彼等を囲繞する社会に、黄金の勢力を見、紫綬の勢力を見、王笏の勢力を見たり。彼等は、管絃を奏づる公子を見...
続野人生計事 - 芥川 竜之介
  • ...り。  梅花は予に伊勢物語(いせものがたり)の歌より春信(はるのぶ)の画(ゑ)に至る柔媚(じうび)の情を想起せしむることなきにあらず。然れども梅花を見る毎(ごと)に、まづ予の心を捉(とら)ふるものは支那に生じたる文人趣味(ぶんじんしゆみ)なり。こは啻(ただ)に予のみにあらず、大方(おほかた)の君子(くんし)も亦(また)然るが如し。(是(ここ)に於て乎(か)、中央公論記者も「梅花の賦(ふ)」なる語を用ゐるならん。)梅花を唯愛すべきジエヌス・プリヌスの花と做(な)すは紅毛碧眼(こうまうへきがん)の詩人のことのみ。予等は梅花の一瓣にも、鶴(つる)を想(おも)ひ、初月(しよげつ)を想ひ、空山(くうざ...
梅花に対する感情 このジャアナリズムの一篇を謹厳なる西川英次郎君に献ず - 芥川 竜之介
  • ...り。  梅花は予に伊勢物語の歌より春信の画に至る柔媚の情を想起せしむることなきにあらず。然れども梅花を見る毎に、まづ予の心を捉ふるものは支那に生じたる文人趣味なり。こは啻に予のみにあらず、大方の君子も亦然るが如し。(是に於て乎、中央公論記者も「梅花の賦」なる語を用ゐるならん。)梅花を唯愛すべきジエヌス・プリヌスの花と做すは紅毛碧眼の詩人のことのみ。予等は梅花の一弁にも、鶴を想ひ、初月を想ひ、空山を想ひ、野水を想ひ、断角を想ひ、書燈を想ひ、脩竹を想ひ、清霜を想ひ、羅浮を想ひ、仙妃を想ひ、林処士の風流を想はざる能はず。既に斯くの如しとせば、予等独自の眼光を以て万象を観んとする芸術の士の、梅花に好...
凧の話 - 淡島 寒月
  • ...これはやはり日本橋の伊勢佐という生薬(しょうやく)屋で専売していたのだが、これを火で温めながら、凧へ塗ったものである。その秩父屋でも何時(いつ)も店で、火の上へ蘇枋を入れた皿を掛けて、温めながら凧を立て掛けて置いて、いろいろな絵を描いていたが、誠にいい気分のものであった。またこの秩父屋の奴凧(やっこだこ)は、名優|坂東三津五郎(ばんどうみつごろう)の似顔で有名なものだった。この秩父屋にいた職人が、五年ばかり前まで、上野のいとう松坂の横で凧屋をしていたが、この人の家の奴凧も、主家のを写したのであるから、やはり三津五郎の顔であった。  それからもう一つ、私の近所で名高かったものは、両国の釣金(つ...
浪 - 石川 三四郎
  • ...れ、本庄町(埼玉)と伊勢崎町(群馬)との街道が直通し、縣知事や郡長が馬車で巡視した時架橋者總代たる父は例の洋服で案内役をしたことを今も幽かに覺えてゐます。云はばハイカラの田舍紳士であつた父は自由民權論の急先鋒板垣退助の讃美者で、板垣の大きな肖像などが家に飾つてありました。それは私どもの小學校の先生で後には地方の政治運動の大先輩になつた持田直といふ人が自由黨であつたためかも知れません。福澤諭吉の『學問のすすめ』なども次々に取り寄せて兄に讀ませ聞くのを父は非常に樂しみにしてゐたやうです。  私が十五歳の時、私を東京に呼んでくれたのは、郷里の先輩、茂木虎次郎(後に佐藤となる)といふ米國法學士の新歸...


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