小野田

 

小野田 ( おのだ )     小野田についてまとめて読む

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2010年02月2日 03:26:01
2009年05月21日 17:45:44
2009年05月24日 23:10:48
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2009年11月12日 03:00:10

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同胞 - 豊島 与志雄
  • ...の弟に当るその子は、小野田茂夫といって、豊山中学校に通っていた。 「本当ですか、お祖母さん。」と恒夫は叫んだ。「お祖母さんはどうしてそんなによく知ってるんです。」 「表向きどうということは出来ませんけれど、間に人を立てて、影ながら面倒をみてやってるので、すっかり様子は分っていますよ。」  その言葉が終らないうちに、恒夫はふいと立上って、自分の室へ馳けていった。そしてまだ耳に残ってる、弟の名前とその住所とを手帳に書き留めた。それから俄に分別くさい様子をして、祖母の所へ戻ってきた。 「お祖母さん、僕の弟に逢いたいでしょう。」  答がないのでよく見ると、祖母は炬燵の上に顔を伏せて、眼から涙...
書簡 家族・親族宛 - 原 民喜
  • ...修三と改造社編集長の小野田ださうです。 底本:「定本原民喜全集3」青土社    1978(昭和53)年11月30日発行 ※これらは、底本にはじめて収録されました。 ※村岡敏宛書簡(このファイル冒頭の4通。昭和十一年四月三十日・昭和十一年六月三十日・昭和十一年七月十五日・昭和十一年七月二十四日)について。底本では(おそらく原民喜自筆の)手紙がそのまま写真で載せられています。このファイルでは、それを判読し、テキストデータとしました。判読間違いがあるかもしれません。 ※各書簡の区切りは、改行3個に統一しました。 ※文中の「血+卜」の文字は、底本収録の「杞憂句集 その二」中の対...
足跡 - 石川 啄木
  • ...もありません。そら、小野田教諭がいつも言つたでせう――教育者には教育の精神を以て教へる人と、教育の形式で教へる人と、二種類ある。後者には何人でも成れぬことはないが、前者は百人に一人、千人に一人しか無いもので、學んで出來ることではない、謂はば生來の教育者である――ツて。千早先生はその百人に一人しかない方の組よ。教授法なんかから言つたら、先生は亂暴よ、隨分亂暴よ。今の時間は生徒と睨めツくらをして、敗けた奴を立たせることにして遊びましたよなどゝ言ふ時があります。(遊びました)といふのは嘘で、先生は其※事をして、生徒の心の散るのを御自分の一身に集めるのです。さうしてから授業に取り懸るのです。偶に先生が...
傾城買虎之巻 - 直木 三十五
  • ...の家中百五十石勘定方小野田久之進へ、この貞柳が、たかを嫁入らせた。母親は年増だがいい女、娘は後の松葉屋瀬川、久之進も悪い気持でない。      五  享保三年、内藤豊前守御役御免になって、領地越後の国村上へ帰る事になった。久之進も勿論同道、一旦深川の上屋敷へ戻ったが、後片附の為、同十月藩金四百五十両を携(たずさ)えて大阪へ上る事になった。  東海道で、悪馬子の出るのは箱根、盗賊の出るのは薩陀峠(さつたとうげ)ときめてある。この御きまりの薩陀峠へ、小野田久之進不覚にも一人で差しかかった。大抵旅人は五六人、七八人も一緒になって由井を出て薩陀へかかるのであるが、大事な役目を控えながら、...
牛乳と馬 - 豊島 与志雄
  • ...い者じゃありません。小野田達夫……。」ポケットを探った。「名刺をいま持っていませんが、小野田達夫という者です。この辺で待っていて下さい。すぐ戻ってきます。」  藁編みの瓶容れをわたしの手から引ったくって、彼は馬に飛び乗ると、振り向きもせず遠ざかっていった。  わたしは呆気に取られた。悪意はなさそうだが、ずいぶん勝手な人だ。待っていようか、それとも行ってしまおうか。考えながら、川の方へ眼を落すと、彼が蹴込んだ硝子の破片が水底にきらきら光っている。おかしくなった。それに、牛乳もやはりほしかった。特別に新鮮なのをと、あの茶店に頼んで、一日おきに一升ずつ取りに行ってるもので、手ぶらで帰ったら、お母...


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