手前味噌

 

手前味噌 ( てまえみそ )     手前味噌についてまとめて読む

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2009年10月27日 12:05:01
2009年12月4日 23:10:57
2009年12月8日 09:16:08
2010年01月20日 17:45:00
2009年11月19日 02:45:24

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「手前味噌」を含む小説

戯曲及び戯曲作家について - 岸田 国士
  • ...い。しかし、さういふ手前味噌は意にかけない方がよろしい。万一「舞台」を頭におかなければ、面白くないやうな戯曲があれば、「舞台」を頭においても面白くないに極つてゐるのだ。ただ、「舞台」といふ言葉を、「戯曲の世界」又は、「戯曲の時間的空間的生命」といふ意味に解すれば、それはまた別だ。つまり、さうなると、劇場や俳優は問題でなく、作家の観察と想像が描き出す物語の一場面を、記憶と連想によつて立体化し、耳と眼の仮感にまで歴々と訴へ得る能力、これさへあれば、どんな戯曲でも、隅々までわかる道理である。そして、そこに、一脈の生命感をとらへ得たら、その戯曲は、読まれたことになるのである。  当り前のことのやうだ...
悪魔祈祷書 - 夢野 久作
  • ...)ってね……ヘヘヘ。手前味噌で恐れ入ります。いつも御指導を願っております。  御覧の通り手前共では、学生さんが御相手でげすから、横文字の書物なら全部、大きく原書と書いた貼札をして同じ棚に並べておきますので……ところがこの間ウッカリ、  CHOHMEY KAMO'S HOJOKY  って書いた奴を、何だかよく判らないでパラパラッと見たまんまに原書って書いた札をデカデカと貼って二円の符牒を付けておきましたら、中江先生がソイツを棚の中から引っこ抜いてお出でになって、私の鼻の先に突付けて、お叱りになったものです。 「しっかりしてくれなくちゃ困る」  てえ御立腹なんで……成る程、よく読んでみま...
戯作三昧 - 芥川 竜之介
  • ...ますな。これはとんだ手前味噌になりました。」  平吉は又大きな声を立てて、笑つた。さつきの眇(すがめ)はもう側にゐない。痰(たん)も馬琴の浴びた湯に、流されてしまつた。が、馬琴がさつきにも増して恐縮したのは勿論の事である。 「いや、うつかり話しこんでしまつた。どれ私も一風呂、浴びて来ようか。」  妙に間の悪くなつた彼は、かう云ふ挨拶と共に、自分に対する一種の腹立しさを感じながら、とうとうこの好人物の愛読者の前を退却すべく、徐(おもむろ)に立上つた。が、平吉は彼の気焔によつて寧(むし)ろ愛読者たる彼自身まで、肩身が広くなつたやうに、感じたらしい。 「では先生その中に一つ歌か発句かを書いて...
戯作三昧 - 芥川 竜之介
  • ...ますな。これはとんだ手前味噌(てまえみそ)になりました。」  平吉はまた大きな声を立てて、笑った。さっきの眇(すがめ)はもう側(かたわら)にいない。痰(たん)も馬琴の浴びた湯に、流されてしまった。が、馬琴がさっきにも増して恐縮したのはもちろんのことである。 「いや、うっかり話しこんでしまった。どれ私も一風呂、浴びて来ようか。」  妙に間の悪くなった彼は、こういう挨拶(あいさつ)とともに、自分に対する一種の腹立たしさを感じながら、とうとうこの好人物の愛読者の前を退却すべく、おもむろに立ち上がった。が、平吉は彼の気焔によってむしろ愛読者たる彼自身まで、肩身が広くなったように、感じたらしい。 ...
『戦旗』『文芸戦線』七月号創作評 - 梶井 基次郎
  • ...とはないが、これは「手前味噌」の表現といふものである。一種の單純化を志してゐるが、非效果的だ。變テツもないデイテイルを、無意味に捻つて見せたにとどまつてゐる。そのため事件の推移などに關する、肝腎な部分までが、そのなかへ埋沒し勝ちなのは、甚だ當を得ない。  題材はある小作人の一家が先祖代々耕して來た土地を住み切れず、カラフトへ移住してゆく顛末を書いたのであるが、その晦澁を讀みこなせば描寫は甚だ通一遍で、眞に農民の生活のなかから書かれたものとしては首肯し難いものがある。  しかし使はれた方言の效果が、この作品のレアリズムに役立つてゐることは認めなければならない。  次に「街」西澤隆二氏の續き...

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