斎藤茂吉

 

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2009年11月6日 13:31:05
2009年10月21日 20:55:01
2009年10月29日 09:10:00
2009年11月23日 06:45:00
2009年10月17日 03:10:54

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「斎藤茂吉」を含む小説

日本文化のために - 宮本 百合子
  • ...学生の英語の研究と、斎藤茂吉氏の柿本人麿の研究とはおのずから異っているのが現実である。少くとも東亜の指導力たる日本は、その程度の文明の奥ゆきというか、厚みというかは蓄積されて来ている。  文学はなるほど人の心を慰めるものであり将棋も名人となれば一つの精神の王国をもっているであろう。だが、名人にとって将棋は娯楽の範囲にとどまって考えられてはいないだろうし、文学は、国の光として英訳して海外に誇るべきものの一つとして考えられ扱われている。源氏物語がその一例だが、将棋の友とそれとの間に、常識は別種のものを感じ理解している。  きょうの新聞は、内閣情報部で第二回準備委員会をひらき、具体案は民間六人、...
文芸鑑賞講座 - 芥川 竜之介
  • ...「歌人に与ふる書」や斎藤茂吉氏の「童馬漫語」や島木赤彦氏の「歌道小見」を御覧なさい。これ等は歌の上ばかりに限らず、一般文芸の鑑賞の上にも恐らくは無益ではないでありませう。それから又文芸以外の芸術に関する、一かどの作家の筆に成つた芸術上の議論或は苦心談も存外莫迦にはなりません。これも古いものに辟易(へきえき)するならば、ロダン、セザンヌ、ルノアルなどの語録や何かを御覧なさい。今下に揚げるのは清朝の画家|沈芥舟(しんかいしう)の筆に成つた「芥舟学画篇」の数節であります。この本は在来南画家などの間に広く読まれたものでありますが、それでもなほ当世に通用しない訳ではありません。いや、寧ろ当世にも痛切な言...
文芸的な、余りに文芸的な - 芥川 竜之介
  • ...あつたことではない。斎藤茂吉氏は「赤光(しやくくわう)」の中に「死に給ふ母」、「おひろ」等の連作を発表した。のみならず又十何年か前に石川啄木の残して行つた仕事を――或は所謂(いはゆる)「生活派」の歌を今もなほ着々と完成してゐる。元来斎藤茂吉氏の仕事ほど、多岐多端に渡つてゐるものはない。同氏の歌集は一首ごとに倭琴(わごん)やセロや三味線や工場の汽笛を鳴り渡らせてゐる。(僕の言ふのは「一首ごと」である。「一首の中に」と言ふのではない。)若(も)しこのまま書きつづけるとすれば、僕は或はいつの間にか斎藤茂吉論に移つてしまふであらう。しかしそれは便宜上、歯止めをかけて置かなければならぬ。僕はまだこの次手...
変遷その他 - 芥川 竜之介
  • ...の歌はとうの昔にもう斎藤茂吉(さいとうもきち)君の歌集に出てゐるのに違ひなかつた。それから又彼等の或ものは僕の支那へ出かけた留守(るす)に僕に会ひに上京した。僕は勿論不幸にも彼女に会ふことは出来なかつた。が、彼女は半月ほどした後(のち)、はるばる僕に一すぢの葡萄色(ぶだういろ)のネク・タイを送つて来た。何(なん)でも彼女の手紙によれば、それは明治天皇の愛用し給うたネク・タイであり、彼女のそれを送つて来たのは何年か前に墓になつた母の幽霊の命令に従つたものだとか言ふことだつた。それから又彼等の或ものは、……  兎(と)に角(かく)僕にも手紙を寄せた女性の読者のゐることは疑ふべからざる事実である。...
本所両国 - 芥川 竜之介
  • ...しいバラツクである。斎藤茂吉(さいとうもきち)氏は何かの機会に「ものの行(ゆ)きとどまらめやも」と歌ひ上げた。しかし今日(こんにち)の本所(ほんじよ)は「ものの行き」を現してゐない。そこにあるものは震災の為に生じた「ものの飛び」に近いものである。僕は昔この辺に糧秣廠(りやうまつしやう)のあつたことを思ひ出し、更にその糧秣廠に火事のあつたことを思ひ出し、如露亦如電(によろやくによでん)といふ言葉の必(かならず)しも誇張でないことを感じた。  僕の通(かよ)つてゐた第三中学校も鉄筋コンクリイトに変つてゐる。僕はこの中学校へ五年の間(あひだ)通(かよ)ひつづけた。当時の校舎も震災の為に灰になつてし...


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