朝比奈

 

朝比奈 ( あさひな )     朝比奈についてまとめて読む

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2009年12月30日 21:41:04
2010年01月19日 03:41:14
2009年11月23日 15:00:07
2009年11月23日 15:20:59
2010年01月23日 21:25:00

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「朝比奈」を含む小説

一塊の土 - 芥川 竜之介
  • ...兎(と)に角(かく)朝比奈の切通しか何かをやつと通り抜けたやうな気がしてゐた。  仁太郎の葬式をすました後、まづ問題になつたものは嫁のお民の身の上だつた。お民には男の子が一人あつた。その上寝てゐる仁太郎の代りに野良仕事も大抵は引受けてゐた。それを今出すとすれば、子供の世話に困るのは勿論、暮しさへ到底立ちさうにはなかつた。かたがたお住は四十九日でもすんだら、お民に壻(むこ)を当がつた上、倅のゐた時と同じやうに働いて貰はうと思つてゐた。壻には仁太郎の従弟(いとこ)に当る与吉を貰へばとも思つてゐた。  それだけに丁度初七日の翌朝、お民の片づけものをし出した時には、お住の驚いたのも格別だつた。お住...
馬琴の小説とその当時の実社会 - 幸田 露伴
  • ...ぞうしためとも)だの朝比奈三郎(あさいなさぶろう)だの、白縫姫(しらぬいひめ)だの楠(くすのき)こまひめだののような人は、どうも見当りません。まして火の中へ隠れてしまう魔法を知って居る犬山道節(いぬやまどうせつ)だの、他人の愛情や勇力を受けついでくれる寧王女(ねいおうにょ)のようなそんな人は、どう致しまして有るわけのものではありません。それでは馬琴が描いた小説中の人物は当時の実社会とはまるで交渉が無いかというと、前々から申しました通り、直接には殆ど関係が無いのでありますが、決して実社会と没交渉無関係ではありませんように考えられます。  それならどういう風に関係が有ったろうかといいますと、便宜...
江戸か東京か - 淡島 寒月
  • ...に、回向院の地内に、朝比奈三郎の大人形が出来た。五丈ほどありまして、これは中へ入るのではなく、島台(しまだい)が割れると、小人島の人形が出て踊るというような趣向でした。それから浅草の今パノラマのある辺(あたり)に、模型富士山が出来たり、芝浦にも富士が作られるという風に、大きいもの/\と目がけてた。可笑(おかし)かったのは、花時(はなどき)に向島(むこうじま)に高櫓(たかやぐら)を組んで、墨田の花を一目に見せようという計画でしたが、これは余り人が這入(はい)りませんでした。今の浅草の十二階などは、この大きいものの流行の最後に出来た遺物です。これは明治前でしたが、当時の両国橋の繁華といったら、大し...
すかんぽ - 木下 杢太郎
  • ... 東京に出てからは、朝比奈泰彦教授の引合せで久内清孝君を識ることが出來、僕の植物採集は始めてまちやうになりかけ、學生を使嗾(しそう)して一緒に採集に出かけたりしたが、一つは年齡のゆゑ、後には時勢のゆゑで、折角の樂しみは成育を礙碍(がいがい)せられた。  昨年以來はこの乏しい知識に、時節柄、實用性を與へようと思ひ、食べられる野草の實驗に指を染めて見た。もう救荒本草(きうくわうほんざう)類の圖書を蒐(あつ)める便宜もなくなり、專ら親試(しんし)に頼るのみである。そして既に五十幾種かの自然生の葉莖を食べ試みた。少し煩瑣(はんさ)に亙(わた)るが、その名を、思ひついた順序に書き附けて見よう。  ハ...
大菩薩峠 19 小名路の巻 - 中里 介山
  • ...けれども、このたびの朝比奈もまた、あまりに意気地のない朝比奈で、五郎|時致(ときむね)は、またあんまりふざけ過ぎた五郎時致でありました。 「先生、怪我があっても知りませんぜ、しっかりしなくっちゃいけません」  せっかく、飛び出した男が持て余している時に、柳橋の角から、星明りの闇夜(やみよ)に現われた人影が一つ、蹌々踉々(そうそうろうろう)として此方(こなた)に向いて歩いて来ます。その手にしている秋の尾花のような白刃が、星明りの闇にもきらめいて、足許のあぶないのは、たしかに重い手傷を負うているものと見られます。それと見た男は道庵を突き飛ばして、あわてて第六天の社内へ逃げ込みました。突き飛ばさ...


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