東北地方

 

東北地方 ( とうほくちほう )     東北地方についてまとめて読む

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2009年11月1日 22:51:01
2009年11月25日 21:46:03
2009年11月25日 21:46:00
2009年12月5日 16:46:07
2009年12月20日 02:46:08

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「東北地方」を含む小説

村からの娘 - 宮本 百合子
  • ...ったであろうと思う。東北地方の飢饉は、二三年前からのことで、問題は天候ばかりにはないことが既に誰にでも理解されている。同じ空の下でも、地主の田圃の稲の穂は実の重さで垂れたのである。  秋田の方の故郷で暮している鈴木清というプロレタリア作家の『進歩』に発表された通信は、東京の愛国婦人会や何かが、まるで農民が道徳をさえわきまえぬ者で娘を売るように口やかましくほんの一部の身売り防止事業などに世人の注意をあつめ、窮乏の真の原因とその徹底した打開策とを大衆の目から逸(そ)らさせようとしていることに立腹を示したものであった。  鈴木さんばかりがそう思うのではない。私はその文章をよんだ時はっきりそう思っ...
「語られる言葉」の美 - 岸田 国士
  • ...別である。私も、嘗て東北地方を旅行して所謂「ズウズウ弁」のそれほど聞きづらいものでないことを知つたが、それは、実際、ああいふ言葉、ああいふ発音、ああいふ訛りを、東北の風土と生活の中では最もふさはしく感じ得るからであつて、東京のやうな場所で、これを聞くと、その「語られてゐること」が、東北の「土」と関係がなければないほど、いかにも不似合な、又は、唐突な感じを受けるのである。  発音そのものは、たとへ、正しいとか、美しいとかいふ批判を受けなければならないにせよ、それ自身、「語られる言葉」の魅力を、決定的に左右するものではないのである。  しかし、この議論は、多分に、同情的な観方を含んでゐる。今日...
田遊び祭りの概念 - 折口 信夫
  • ...うた形のものもある。東北地方では、妖怪の姿に変つて居る。大黒・夷の出る地方などもある。神楽では、この尉と姥とが、猿田彦と鈿女とに変つて居るが、この二人に変つたのには、訣がある。それは、此二人が擁き合ふところがあるからだ。此二人の役の主たるところは、其点にある。昔の人は、其を見て、ほがらかな喜びを感じたのだと思ふ。      四 田遊びに出る翁と媼と 歴史の上では、この尉と姥とに就いて、たつた一つだけ、似た例のあるのが、見られるやうである。近世まで跡を引いた、民間に伝承せられた民俗の方では、爺婆の出て来るのは、殆普通の事になつて居るのに、文献では、たつた一つしか例がないのだ。神武紀に...
百姓弥之助の話 01 第一冊 植民地の巻 - 中里 介山
  • ...そこで思いついたのが東北地方で着用して居る「もんぺ」のことである。あれを着用して見たら必ずこの不便から救われるに相違ない、そこで東京のデパートあたりを探させて見たが、出来合は見当らないようだとの事だから福島県の大島氏へ当ててその調製方を依頼したものだ。大島氏の家は福島県有数の事業家で弥之助の依頼したO氏は当主の弟さんに当る人で、白菜だけでも四百町歩から作ってその種子を全国的に供給して居る、弥之助は先年その農場に遊んで同氏の為に「菜王荘」の額面を揮毫(きごう)して上げた事がある、そこで早速同氏に当てて「モンペ」調製の依頼をすると直ちに快諾の返事が来た。  その文面に依ると「モンペ」は福島地方で...
播州平野 - 宮本 百合子
  • ...農民は維新で疲弊した東北地方のあちらこちらから移住して来て、初めからこれらの農民の生活は小作として出発された。時代が移っても、小作が多くて、田地もちの少い村であることに変りはなくて、今日まで来たのである。  恐ろしい戦争がすんだ。村じゅう、気がぬけたようになった。さてそのあと、ここの農民たちの心に、真先に浮んで来る考えは何だろうか。ひろ子は、関心を抑えることが出来なかった。  八月九日、夕方のラジオで、ソヴェト同盟が日本に宣戦布告した公表があった。そのとき、五兵衛は畑がえりで富井のうちの縁側に休んでいた。迅速に占領された北朝鮮や満州などの戦略地点が報道されると、五兵衛は、野良もんぺを穿いた...


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