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2010年01月4日 16:20:32
  • 果部 - 和漢百魅缶wiki - 果部 記事1を表示記事1を非表示 2010-01-04 16:20 記事の概要:
    五果類【桃】 ももがたき(桃ヶ瀑)【栗】 なくり(なく里)、山果類【】 こうり(交梨)【林檎】 りんごのかい(林檎怪)、【橘】 きっちゅうらく(橘中楽)【胡桃】 チャーンミルク・ペグ
2010年01月6日 20:45:00
2009年12月18日 17:00:02
2009年12月18日 21:36:06
2010年01月23日 17:51:54

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鼠頭魚釣り - 幸田 露伴
  • ...購ひ来しは銀色なせる梨子肌のものなれば、陸にては輝かねど水の中にては白く見えて却つて魚の眼を惹くこと多かるべしとなり、且兄上がのは円※形にして我がものは球形なり、円※形|若(もしく)は方※形のものは其(そ)を水底に触れつ離れつせしむる折に臨み、水底にて立ちては仆れ立ちては仆るゝまゝ要無き響きの手に伝はりて悪(あし)し、球形のは水底に触るゝ時たゞ一たび其響き手に至るのみなれば、いと明らかにして好しと聞きぬ、如何にも道理(ことわり)あることにはあらずや、鉛錐は我が買ひ来しものこそ好けれと云ふ。よつて弟が購(か)ひ来りしものを視るに、銀色にして上光(うはびかり)無く、球形にして少しく肌|麁(あら)し...
白金之絵図 - 泉 鏡花
  • ...に踞(しゃが)んで、梨の皮を剥(む)いていたのが、ぺろりと、白い横銜(よこぐわ)えに声を掛ける。  真顔に、熟(じっ)と肩を細く、膝頭(ひざがしら)に手を置いて、 「滅相もない事を。老人若い時に覚えがあります。今とてもじゃ、足腰が丈夫ならば、飛脚なと致いて通ってみたい。ああ、それもならず……」  と思入ったらしく歎息(ためいき)したので、成程、服装(みなり)とても秋日和の遊びと見えぬ。この老人(としより)の用ありそうな身過ぎのため、と見て取ると、半纏着は気を打って、悄気(しょげ)た顔をして、剥いて落した梨の皮をくるくると指に巻いて、つまらなく笑いながら、 「ははは、野原や、山路(やまみ...
永遠のみどり - 原 民喜
  • ...の麦畑のなかに一本の梨の木が真白に花をつけてゐた。二年前彼がこの家に立寄つた時には麦畑の向の道路がまる見えだつたが、今は黒い木塀がめぐらされてゐる。表通りに小さな縫工場が建つたので、この家も少し奥まつた感じになつた。が、焼ける前の昔の面影を偲ばすものは、嘗て庭だつたところに残つてゐる築山の岩と、麦畑のなかに見える井戸ぐらゐのものだ。彼はあの惨劇の朝の一瞬のことも、自分がゐた場の状況も、記憶のなかではひどくはつきりしてゐた。火の手が見えだして、そこから逃げだすとき、庭の隅に根元から、ぽつくり折れ曲つて青い枝を手洗鉢に突込んでゐた楓の生々しい姿は、あの家の最後のイメージとして彼の目に残つてゐる。そ...
永遠のみどり - 原 民喜
  • ...の麦畑のなかに一本の梨(なし)の木が真白に花をつけていた。二年前彼がこの家に立寄った時には麦畑の向うの道路がまる見えだったが、今は黒い木塀(きべい)がめぐらされている。表通りに小さな縫工場が建ったので、この家も少し奥まった感じになった。が、焼ける前の昔の面影を偲(しの)ばすものは、嘗(かつ)て庭だったところに残っている築山(つきやま)の岩と、麦畑のなかに見える井戸ぐらいのものだ。彼はあの惨劇の朝の一瞬のことも、自分がいた場の状況も、記憶のなかではひどくはっきりしていた。火の手が見えだして、そこから逃げだすとき、庭の隅(すみ)に根元から、ぽっくり折れ曲って青い枝を手洗鉢(てあらいばち)に突込んで...
文語詩稿 五十篇 - 宮沢 賢治
  • ...ちし土蔵の奥二階、 梨の葉かざす窓べにて、 筒のなかばを傾けて、 その歯に風を吸ひつゝも、 しばしをしんとものおもひ、 夜に日をかけて工み来し、 いかさまさいをぞ手にとりにける。   〔水霜繁く霧たちて〕 水霜繁く霧たちて、  すすきは濡(そほ)ぢ幾そたび、 馬はこむらをふるはしぬ。 (荷繩を投げよはや荷繩) 雉子鳴くなりその雉子、  人なき家の暁を、 歩み漁りて叫ぶらし。   〔あな雪か 屠者のひとりは〕 「あな雪か。」屠者のひとりは、  みなかみの闇をすかしぬ。 車押すみたりはうみて、      いらへなく橋板ふみぬ。 ...


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