渡り鳥

 

渡り鳥 ( わたりどり )     渡り鳥についてまとめて読む

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2010年01月6日 00:06:11
2010年01月17日 13:36:08
2009年11月30日 18:01:01
2009年12月4日 01:00:05
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『春と修羅』補遺 - 宮沢 賢治
  • ...ンクに染めてある 渡り鳥はごみのやうにそらに舞ひあがるし 電線はごく大(だい)たんにとほってゐる ひはいろの山をかけあるく子どもらよ 緑青の松も丘にはせる こいつはもうほんもののグランド電柱で 碍子もごろごろ鳴ってるし 赤いぼやけた駒鳥もとまってゐる 月には地球照(アースシヤイン)があり くゎくこうが飛び過ぎると 家のえんとつは黒いけむりをあげる おいおいおいおい とてもすてきなトンネルだぜ けむって平和な群青の山から いきなりガアッと線路がでてきて まるで眼のまへまで一ぺんにひろがってくる 鳥もたくさん飛んでゐるし 野はらにはたんぽぽやれんげさうや ...
幕末維新懐古談 52 皇居御造営の事、鏡縁、欄間を彫ったはなし - 高村 光雲
  • ...)、尾が白くて長い。渡り鳥の一種で、姿の上品な趣のある鳥です)。それが済むと次は同じく欄間で鉄線蓮唐草(てっせんれんからくさ)の図(鉄線蓮はよく人家にある蔓草(つるくさ)で、これも紋様などにして旧(ふる)くから使われているもので、大変趣のあるもの、葉は三葉で一葉を為(な)し、春分旧根から芽を出し、夏になって一茎に一花を開く。花の大きさは二寸余で、六弁のものも八弁のもある。色は碧(あお)か白、中心に小さな紫弁が簇(むら)がってちょっと小菊の花に似ているもの)、それが終ると、今度は小鳥に唐草を一組仰せつかった。この一組は二枚の処も四枚の所もあって、なかなか大きく手の籠(こ)んだもの。……これらはい...
物売りの声 - 寺田 寅彦
  • ...声もその一つである。渡り鳥のように四国の脊梁山脈(せきりょうさんみゃく)を越えて南海の町々村々をおとずれて来る一隊の青年行商人は、みんな白がすりの着物の尻(しり)を端折った脚絆草鞋(きゃはんわらじ)ばきのかいがいしい姿をしていた。明治初期を代表するような白シャツを着込んで、頭髪は多くは黙阿弥(もくあみ)式にきれいに分けて帽子はかぶらず、そのかわりに白張りの蝙蝠傘(こうもりがさ)をさしていた。その傘に大きく、たしか赤字で千金丹と書いてあったような気がする。小さな、今で言えばスーツケースのような格好をした黒塗りの革鞄(かわかばん)に、これも赤く大きく千金丹と書いたのをさげていたと思う。せんだんの花...
あひると猿 - 寺田 寅彦
  • ...に週期的にやって来る渡り鳥のような避暑客の人間の種類についても見られるかどうか。材料が手に入るなら調べてみたいものである。 (昭和九年十二月、文学) 底本:「寺田寅彦随筆集 第五巻」小宮豊隆編、岩波文庫、岩波書店    1948(昭和23)年11月20日第1刷発行    1963(昭和38)年6月16日第20刷改版発行    1993(平成5)年10月15日第61刷発行 入力:田辺浩昭 校正:かとうかおり 1999年11月17日公開 2003年10月22日修正 青空文庫作成ファイル: このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.ao...
名人伝 - 中島 敦
  • ...高くを飛び過ぎて行く渡り鳥の群に向って狙いを定める。弦に応じて、一箭(いっせん)たちまち五|羽(わ)の大鳥が鮮(あざ)やかに碧空(へきくう)を切って落ちて来た。  一通り出来るようじゃな、と老人が穏(おだや)かな微笑を含(ふく)んで言う。だが、それは所詮(しょせん)射之射(しゃのしゃ)というもの、好漢いまだ不射之射(ふしゃのしゃ)を知らぬと見える。  ムッとした紀昌を導いて、老隠者(ろういんじゃ)は、そこから二百歩ばかり離(はな)れた絶壁(ぜっぺき)の上まで連れて来る。脚下(きゃっか)は文字通りの屏風(びょうぶ)のごとき壁立千仭(へきりつせんじん)、遥か真下に糸のような細さに見える渓流(け...


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