特記

 

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2009年12月14日 02:25:25
  • 0000 - mizusa @ ウィキ - 0000 記事1を表示記事1を非表示 2009-12-14 02:25 記事の概要:
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2009年12月14日 02:50:27
2009年12月14日 03:00:30
2009年12月14日 03:20:35
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リチャード・バートン訳「一千一夜物語」に就いて - 芥川 竜之介
  • ...しま)つた。ただ一つ特記すべきことは、巻頭にバアトンへの献詞(けんし)が附いてゐることである。  バアトンの訳本も、一千部の限定出版で、容易に手に入り難(がた)い。出版当時十ポンドであつたものが、今日(こんにち)では三十ポンド内外の市価を唱(とな)へられてゐるのは、「一千一夜物語」愛好者の為に聊(いささ)か気の毒である。尤も此のバアトン訳の剽竊版(へうせつばん)(Pirate Edition)が亜米利加(アメリカ)で幾つも出来てゐるが、中身は何(ど)うだらうか。  バアトンの訳本の表題は左の通り。 A PLAIN AND LITERAL TRANSLATION OF THE ARAB...
灰燼十万巻(丸善炎上の記) - 内田 魯庵
  • ...人は焼けた書籍の中の特記すべきものを訊いた。或人は丸善の火災が文明に及ぼす影響などゝ云う大問題を提起した。中には又突拍子もない質問を提出したものもあった。曰く、『焼けた本の目録はありますか?』  丸善は如何に機敏でも常から焼けるのを待構えて、焼けるべく予想する本の目録を作って置かない。又焼けてから半日経たぬ間に焼けた本の目録を作るは丸善のような遅鈍な商人には決して出来ない。概算一万三千種の書目を作るは十人のタイピストが掛っても二日や三日では出来るものではない。恐らく此記者先生は丸善を雑誌屋とでも思ったのであろう。此質問一ヵ条を持出して、『目録は出来ていません』と答えると直ぐ『さよなら』と帰っ...
『落伍者の群』を聴け - 岸田 国士
  • ...払ふべきであることを特記したい。  仏蘭西劇の紹介と云ふことは、今日の日本では、どつちかと云へば、わりの悪い仕事のやうである。といふのは、劇といふもの、殊に近代劇といふものに対する日本劇壇の観念が、仏蘭西劇の伝統と相容れない点が多いからである。  しかしながら、その仏蘭西劇の伝統を、特質を、完全に紹介し得たならば、日本の鑑識ある好劇家は、決してその魅力に鈍感な筈はないのである。  この紹介は、実際、文字による翻訳だけでは不十分である。「語られる言葉」のあらゆる妙味は、相当の俳優――自分の表現を工夫し得る俳優――を俟つて始めて伝へ得るものである。  この点で、私も、翻訳者としての責任を飽...
美の日本的源泉 - 高村 光太郎
  • ...的源泉の一つとして今特記しようとするには説明がいる。この所謂(いわゆる)弘仁期直前に製作せられた一木造りの如来像は世間普通には晩唐様式の模倣であってむしろ日本的性格の甚だ少いそれゆえ其様式もあまり永続きしなかったものとして考えられている。一応|尤(もっと)もなのであるが、さてその晩唐の本家たる大陸にこれだけの内容と技術とを持った優れた仏像は無い。その晩唐様式の影響というのは唯わずかに衣襞(いへき)の線条の形式や全体の様式の形骸にとどまっていて、その生命とするところは晩唐のだらけた駄作とは根本的に正反対である。概して多くの写真は撮影のかげんで殆どその面影もわからないのであるが、此像の持つ真剣な原...
立札 ――近代伝説―― - 豊島 与志雄
  • ...た。  ただ、茲に特記しておきたい一事は、張家の倉庫の前に、二名の武装匪賊の死体が横たわっていたことであります。鋭利な刃物で顔面や胸部を抉られて、血に染んで倒れていました。そしてその銃と弾薬だけは誰かに奪われて、どこにも見出されませんでした。死体はすぐさま、ひそかに町外れの野原に埋められてしまいましたが、そのことがいつしか町人たちの間に拡まって、奇怪な印象を与えることになりました。  それはとにかく、町にとっての大事件は、朱文を遙か高いところへ持上げ、彼に英雄めいた風格を与えることとなりました。彼の姿を探し求める眼差が、町の至る所に光っていました。  朱文はそれを避けてか、青布の苦力たち...


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