磯部

 

磯部 ( いそべ )     磯部についてまとめて読む

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2010年01月19日 04:51:14
2009年10月17日 03:40:53
2010年01月23日 09:36:07
2009年05月23日 23:00:56
2009年05月22日 19:55:35

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三筋町界隈 - 斎藤 茂吉
  • ...で一度に笑う。先生は磯部武者五郎という先生であったがお腹(なか)をかかえて笑う。私は何のために笑われるかちっとも分からぬが、これは私の素読は抑揚|頓挫(とんざ)ないモノトーンなものに加うるに余り早過ぎて分からぬというためであった。爾来(じらい)四十年いくら東京弁になろうとしても東京弁になり得ず、鼻にかかるずうずう弁で私の生は終わることになる。  私は東京に来て蕎麦(そば)の種物(たねもの)をはじめて食った。ある日母は私を蕎麦屋に連れて行って、玉子とじという蕎麦を食べさせた。私は仙台の旅舎で最中という菓子を食べて感動したごとく、世の中にこんな旨(うま)いものがあるだろうかと思ったが、程経(ほど...
崩浪亭主人 - 林 芙美子
  • ...壁に凭(もた)れて、磯部隆吉はぼんやりと電車や汽車の出入りを眺めてゐた。  靴のさきが痛い。何だか冷たいものでも降つてきさうな空あひで、ホームの中央に吊りさがつてゐる電氣時計は、四時を一寸廻つて、四圍はもう昏(くら)さをたゞよはせて、如何にもあわたゞしい。若いうちは、中途半端な事に何の怖ろしさもなく、無性に自信を持つてゐたものだけれども、もう、五十の年をきいては、中途半端でゐる事は何よりも不安至極で、人間として少しも値打ちのないやうな空白を感じてくる。この懷(おもひ)つぶさに云ひがたしで、隆吉は、刻み煙草に火をつけながら、ぽつぽつ家へ戻らうかと思つた。  磯部隆吾が、滿洲から、妙子を連れて...


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