草津温泉

 

草津温泉 ( くさつおんせん )     草津温泉についてまとめて読む

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2009年11月22日 17:21:06
2009年10月19日 12:01:03
2010年01月12日 22:21:13
2009年11月18日 14:31:03
2010年01月17日 17:31:21

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大利根八十里を遡る - 野口 雨情
  • ...れてる  草津温泉から渋川までおよそ十里間、吾妻川の流域には草津温泉の湯が流れて魚族は一つも棲んでゐない。私はこの十里間の流域を『魚不棲(うをすまず)川』と名づけてみた。民謡二篇。    ◇ 上州吾妻 宿世の縁か 魚の棲めない 川もある    ◇ 魚の棲めない 吾妻川の 水を眺めて 暮らせとは    山間特有の美人郷  東京では素顔の女は滅多に見ることは出来ないが、ここでは皆素顔の女ばかりである。しかも美人の多いのは、山間特有の天恵であらう。民謡三篇。    ◇ 姉さ こつち見な ちよいと顔見せな 頬の笑窪は 誰にもろた    ...
岩魚 - 佐藤 垢石
  • ...の青年たち数人と共に草津温泉から渋峠を越えて、信州の熊の湯へ旅行を志した。賢彌は、十九歳になっている。  草津温泉を出発して一里半、真っ白に聳える白根火山を行く手に見る香草温泉あたりに雪割草が咲いていた。雪解け頃というけれど、香草温泉からの登りは、流石(さすが)に未だ雪が深かった。それに、次第々々に坂道は匂配を加えてきた。標高六千余尺の上信の国境をなす渋峠の頂上まで達したときには、日ごろ健脚でない賢彌は友人から十数町も引き離されて遅れていた。雪の上を、一人でとぼとぼと歩いていた。  すると、うしろから、 「賢彌、賢彌」  と、呼ぶ者がある。この積雪の山中で、わが名を呼ぶ者はいない筈だ。...
みなかみ紀行 - 若山 牧水
  • ...中腹の一寸した窪みに草津温泉はあるのである。で、宿から出ると直ぐ坂道にかゝり、五六丁もとろ/\と登つた所が白根火山の裾野の引く傾斜の一點に當るのである。其處の眺めは誠に大きい。  正面に淺間山が方六里に渡るといふ裾野を前にその全體を露はして聳えてゐる。聳ゆるといふよりいかにもおつとりと双方に大きな尾を引いて靜かに鎭座してゐるのである。朝あがりのさやかな空を背景に、その頂上からは純白な煙が微かに立つてやがて湯氣の樣に消えてゐる。空といひ煙といひ、山といひ野原といひ、すべてが濡れた樣に靜かで鮮かであつた。濕つた地(つち)をぴたぴたと踏みながら我等二人は、いま漸く旅の第一歩を踏み出す心躍りを感じた...
本因坊と私 - 関根 金次郎
  • ...因坊と二人で、浅草の草津温泉の近くの伊藤作次郎といふ人のやつてる将棋会所の前を通ると、 「先生! 寄つてつて下さい」  と無理に引つぱり込れて、坐敷に上つてみると小さな可愛いゝ子供が一生懸命指してるんだ。見てゐると本因坊が 「なかなか筋がよさゝうぢやないか!」  と言ふんだ。私もさつきから内心感心してゐたんで、 「坊や、俺が一番指してやらう」  と六枚落かで、五番ほど指してやつた。これがいまの木村名人さ。矢張畑は違つても本因坊の目のつけ処はたしかなもんだ。  吉原からの朝帰りの拾ひものとしては、大物を拾つたものさ。  近頃は二人で出かけると、方々の新聞社なぞで跡をつけられる...
魔味洗心 - 佐藤 垢石
  • ...するという話である。草津温泉の上手から流れだす毒水沢には、硫酸そのものといっていいほどの水が流れていて、それが須川に注ぎ、須川は長野原で、吾妻川に注ぐ。  さらに、それから二、三里上流の西久保には万座川が、火山の悪水で流れを黄色に染めて吾妻川へ注ぎ込んでいるから、吾妻川は西久保から下流は全く生物の棲めない地獄の川となっている。  これでは、利根本流の鮎をはじめ、いろいろの魚族も、前橋の養鯉の池も、全く堪ったものでない。  それほど猛毒の持ち主である吾妻川でも、嬬恋村大前の下手あたりから上流には、日本一の山女魚(やまめ)が棲んでいるのである。青く銀色に冴えた肌、体側に、正しく十三個ならんだ...


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