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2009年11月16日 06:56:56
2009年11月16日 07:00:22
2009年11月16日 07:00:23
2009年11月17日 03:40:31
  • メニュー - 謎の電脳1 - メニュー 記事5を表示記事5を非表示 2009-11-17 03:40 記事の概要:
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革鞄の怪 - 泉 鏡花
  • ...恥かしいような、また謎のようなものを取出して見せられそうな気がしてならぬ。  少くとも、あの、絵看板を畳込(たたみこ)んで持っていて、汽車が隧道(トンネル)へ入った、真暗(まっくら)な煙の裡(うち)で、颯(さっ)と化猫が女を噛(か)む血だらけな緋(ひ)の袴(はかま)の、真赤(まっか)な色を投出(ほうりだ)しそうに考えられた。  で、どこまで一所になるか、……稀有(けう)な、妙な事がはじまりそうで、危(あぶな)っかしい中(うち)にも、内々少からぬ期待を持たせられたのである。  けれども、その男を、年配、風采(ふうさい)、あの三人の中の木戸番の一人だの、興行ぬしだの、手品師だの、祈祷者(きと...
紅玉 - 泉 鏡花
  • ...見たんだろう。何だか謎のような事を言ってるわね。――さあさあ、お寝室(ねま)ごしらえをしておきましょう。(もとに立戻りて、また薄(すすき)の中より、このたびは一領の天幕(テント)を引出し、卓子(テェブル)を蔽(おお)うて建廻す。三羽の烏、左右よりこれを手伝う。天幕の裡(うち)は、見ぶつ席より見えざるあつらえ。)お楽(たのし)みだわね。(天幕を背後(うしろ)にして正面に立つ。三羽の烏、その両方に彳(たたず)む。)  もう、すっかり日が暮れた。(時に、はじめてフト自分の他(ほか)に、烏の姿ありて立てるに心付く。されどおのが目を怪(あやし)む風情。少しずつ、あちこち歩行(ある)く。歩行くに連れて、...
朱日記 - 泉 鏡花
  • ...も、その婦人の言う、謎のような事は分らん。  そりゃ分らんが、しかし詮(せん)ずるに火事がある一条だ。 (まるで嘘とも思わんが、全く事実じゃなかろう、ともかく、小使溜(こづかいだまり)へ行って落着いていなさい、ちっと熱もある。)  額を撫(な)でて見ると熱いから、そこで、あの児をそららへ遣(や)ってよ。  さあ、気になるのは昨夜(ゆうべ)の山道の一件だ。……赤い猿、赤い旗な、赤合羽を着た黒坊主よ。」 「緋(ひ)、緋の法衣(ころも)を着たでござります、赤合羽ではござりません。魔、魔の人でござりますが。」とガタガタ胴震いをしながら、躾(たしな)めるように言う。 「さあ、何か分らぬが、あ...
余裕のことなど - 伊丹 万作
  • ...おいて持つてまわつた謎のような表現がとうとばれ、形式だけの儀礼の形骸が重視される。したがつて直情径行は嘲笑と侮蔑の対象でしかなくなる。  こうして一度倒錯した価値観は封建時代からずつと現代にまで根を引いているのであるが、それが本来の大和心からどんなに遠いものかは今さら言うまでもないことである。  次に、近ごろ人の心に余裕を見出すことができなくなつたのが私には何よりも悲しい。それはどんな物質的欠乏よりも惨めだ。心の余裕は物質の窮迫を克服する力を持つている。逆境のどん底に楽天地を発見する力を持つている。砲弾の炸裂する中で空の美しさにうつとりとしたり、こおろぎの声に耳を澄ましたりする余裕のある人...
神秘的半獣主義 - 岩野 泡鳴
  • ...つて居たのだが、たゞ謎の樣に發表してあつたのを、スヰデンボルグになつてから、之に獨立的、科學的證明を與へたので、全く新しい色を帶びて來たのである。『歴史は繰り返す』といふ語が、近來諺の樣になつてしまつたが、渠に據れば、自然はいつも同一のことを繰り返して居るのである。脊骨のたとへで云つて見ると、その一端にはまた別な脊骨(せぼね)、乃ち、腕がついて居る,腕の端には、また小い脊骨、手がついて居る。本脊骨の他端には、脛があつて、またその先きに足がある、これがまた別な脊骨の重なりである。手の指、足の指も脊骨の小いのである。人體の頂上には、また脊骨の丸まつたもの、頭蓋骨があつて、手が上顎で、足が下の顎で、...

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