一般には「五目並べ」として親しまれ、五丁並べ、五連(ごれん)、五つ石、ともいわれていた。「五目並べ」にルールと対局手合いを確立し整備したのが近代連珠である。
連珠(当時は聯珠(れんじゅ))と命名されたのは1899年(明治32)で、黒岩涙香(るいこう)(号は高山互楽・第一世名人)が当時の新聞『萬朝報(よろずちょうほう)』に発表したのが始まりで、1906年東京聯珠社が創立された。現在は、社団法人日本連珠社が名人戦(2008年現在、第46期)や各種の棋戦を実施し、月刊『連珠世界』の発行、段位の認定、国際普及その他の活動を行っている。
対局ルール・競技方法
連珠のルールは正しくは珠規(しゅき)とよばれ、次のとおりである。
(1)競技盤は、縦、横それぞれ15本の専用の盤を用い、石は黒と白を使用する。
(2)黒を先手とし、盤の中央より交互に打ち、黒、白どちらかが、縦、横、斜めのいずれかに、先に「五連」をつくったほうを勝ちとする。
(3)黒は「五連」になるまでに「三々」「四々」「長連」を打つことを禁じ(禁手)、これを犯したときは負けとする。ただし、白は、黒が禁手を打ったときは黒に宣言しなければならず、これを怠り、次の着手をしたときは、黒の禁手は解消され、競技は続行する。
(4)白にはいっさいの禁手がなく、白の「長連」は白勝ちとする。
(5)白6以降の着手は放棄することができる。
(6)引き分けの成立は次のとおりとする。(a)どちらか一方が引き分けを提案し、相手がこれを受け入れたとき。(b)黒白が連続して着手を放棄したとき。
競技方法は、段級位や大会ごとに主催者が決定するが、おおむね次の3種から構成されている。
(1)自由打ち 先手も後手も珠規以外になんの制限もなく、競技する方法である。
(2)珠型交替打ち 黒3までの打ち方に26種の基本珠型を定め、このなかから黒(仮先)が選んで3までを並べる。このあと白(仮後)がそのまま白をもつか、黒をとるか選ぶことができる。これで黒・白が確定し、白4から交互に打つ。これは黒の打ち出し方を制限することによって、先・後のバランスを保とうとしている。
(3)五珠二題打ち 主として有段者の先手に使われる打ち方で、黒3までについては珠型交替打ちにより打ち進め、次の白の4は自由。黒5は自己の打ちたいところ2か所を示し、白がどちらか一方を選択して打ち進める。現在の公式対局は、名人戦、世界選手権戦を含め、国内外を問わず、すべて「珠型交替、五珠二題打ち」で行われている。
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2009-12-20 02:39
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