風呂敷

 

風呂敷 ( ふろしき )     風呂敷についてまとめて読む

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2010年01月18日 22:06:11
2009年12月5日 10:40:09
2010年01月5日 03:40:00
2010年01月8日 10:06:03

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観画談 - 幸田 露伴
  • ...ける鞄(カバン)と、風呂敷包(ふろしきづつみ)一ツ、蝙蝠傘(こうもり)一本、帽子、それだけなのだから直(すぐ)に支度は出来た。若僧は提灯を持って先に立った。この時になって初めてその服装(みなり)を見ると、依然として先刻(さっき)の鼠の衣だったが、例の土間のところへ来ると、そこには蓑笠(みのかさ)が揃えてあった。若僧は先ず自(みずか)ら尻を高く端折(はしょ)って蓑を甲斐※※(かいがい)しく手早く着けて、そして大噐氏にも手伝って一ツの蓑を着けさせ、竹の皮笠(かわがさ)を被(かぶ)せ、その紐(ひも)を緊(きび)しく結んでくれた。余り緊しく結ばれたので口を開くことも出来ぬ位で、随分痛かったが、黙って堪...
あばばばば - 芥川 竜之介
  • ...口(つばくろぐち)の風呂敷包み、燕子花(かきつばた)、両国、鏑木清方(かぶらぎきよかた)、――その外いろいろのものを思ひ出した。女は勿論この間も勘定台の下を覗きこんだなり、一生懸命に朝日を捜してゐる。  すると奥から出て来たのは例の眇(すがめ)の主人である。主人は三笠を一目見ると、大抵|容子(ようす)を察したらしい。けふも不相変(あひかはらず)苦り切つたまま、勘定台の下へ手を入れるが早いか、朝日を二つ保吉へ渡した。しかしその目にはかすかにもしろ、頬笑(ほほゑ)みらしいものが動いてゐる。 「マツチは?」  女の目も亦猫とすれば、喉(のど)を鳴らしさうに媚(こび)を帯びてゐる。主人は返事をす...
大菩薩峠 35 胆吹の巻 - 中里 介山
  • ...、それは、ボロボロの風呂敷包にくるんであるとはいえ、中で、生きて動く気色がむくむくと見えました。 「お見せなさい」 「この通りでがす」  彼等は、自慢半分に、風呂敷の結び目を少しはだけて見せると、まだ嘴(くちばし)の黄色くなりかけている一箇の猛禽雛が、幼いながらも猛然として、人を射るの眼を光らして、跳り立とうとしています。 「まあ、どこで捕りました」 「硯石(すずりいし)の崖のてっぺんで見つけたから、仕事を休んでとっつかまえましたが、いやはや、これがために一日つぶしてしまった上、命拾いでござんした。ごらんなさい、この通り二人とも、からだじゅう傷だらけ、高い崖から転がり落ちてすんでのこ...
恥 - 太宰 治
  • ...ベッドの毛布を一枚、風呂敷に包んで持って行く事に致しました。毛布で脚をくるんで仕事をなさるように忠告したかったのです。私は、ママにかくれて裏口から、こっそり出ました。菊子さんもご存じでしょうが、私の前歯が一枚だけ義歯で取りはずし出来るので、私は電車の中でそれをそっと取りはずして、わざと醜い顔に作りました。戸田さんは、たしか歯がぼろぼろに欠けている筈ですから、戸田さんに恥をかかせないように、安心させるように、私も歯の悪いところを見せてあげるつもりだったのです。髪もくしゃくしゃに乱して、ずいぶん醜いまずしい女になりました。弱い無智な貧乏人を慰めるのには、たいへんこまかい心使いがなければいけないもの...
花火 - 太宰 治
  • ...合できず、他の着物を風呂敷に包んで持って行って、質屋の倉庫にある必要な着物と交換してもらう術なども覚えた。  勝治は父の画を盗んだ。それは、あきらかに勝治の所業であった。その画は小さいスケッチ版ではあったが、父の最近の佳作の一つであった。父の北海道旅行の収穫である。およそ二十枚くらい画いて来たのだが、仙之助氏には、その中でもこの小さい雪景色の画だけが、ちょっと気にいっていたので、他の二十枚程の画は、すぐに画商に手渡しても、その一枚だけは手許に残して、アトリエの壁に掛けて置いた。勝治は平気でそれを持ち出した。捨て値でも、百円以上には、売れた筈(はず)である。 「勝治、画はどうした。」二、三日...


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