食生活

 

食生活 ( しょくせいかつ )     食生活についてまとめて読む

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2009年12月31日 02:03:59
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2009年12月24日 04:15:01
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明治開化 安吾捕物 09 その八 時計館の秘密 - 坂口 安吾
  • ...の半分は貧民窟以下の食生活を経験したようである。しかし貧民窟では、その最低の食料を買う銭が一月のうち半分はなかったのである。  正二郎はいささか胸つぶれる思いであったが、お久美には今はメクラの連れ添う男がいて、小さい子供が五人も生れているといえば、今さら名乗りでて、どうなるものでもない。かえッてお久美を苦しめるばかりであろう。すでにこの世にないものと思った方が上策である。そこでお駒には、 「なるほど、気の毒なお母さん、姉さんだが、バクチ打ちの悪漢がついていては、なまじ私が世話をすると、却って双方迷惑する結果になるようだ。姉さんが、家も母も姉もないものと思え、とお前に諭したのは、よくそこを見...
新しい文学の誕生 若い人に贈る - 宮本 百合子
  • ...のの人生の内容と、徒食生活の男女の生活内容の絶対のちがいは、一つの恋愛小説をよめば、まざまざとしている。二十四時間を、八時間から九時間以上職場にしばられ、千八百円でしめつけられつつ家族の生活をみている正直な勤労者の青春にとって、きょうの猟奇小説と、ロシアの人民が暗黒のなかに生を苦しんでいた時代のドストイェフスキーの世界は、何を与えるだろう。しかし、偶然は、そういう作品をも或る休みの日の夜、人々の手にとらせるのだ。その人は、何の気もなしに読む。そして何と思うだろう。どんな感じがしただろう。  勤労して生きるすべての人の新しい文学の胎動と可能のめざめは、この単純な、どんな感じがしたか、というとこ...
時 処 人 ――年頭雑感―― - 岸田 国士
  • ...い。しかし、人間の「食生活」についての、一人前の発言権だけは留保するものである。  主食の不足が問題になつている時、悠長な「食談義」でもあるまいけれども、それとこれとはまた、話が別である。  まつたくのところ、この小田原に余計なものは、それほどない、といつたがたつた一つ例外がある。「食べ物屋」の数が少しばかり多すぎることである。食べ物屋が必要以上に多いということは「無駄食い」という言葉を想い起こさせる現象で、大都会の盛り場ならいざ知らず、あまり日本の自慢にも小田原の自慢にもならぬ。  それにつけても「食べ物」の話というやつは、多少度外れていても、そんなに実害がないばかりか、もし話し手にそ...
婦人の一票 - 宮本 百合子
  • ...という今日の私たちの食生活の事情、嫁姑の問題などこそ、その婦人たちの一票によって解決の方向へ進まなければならない政治の課題である。  婦人の困難は、まだまだ山積している。第一、選ぶべき政党の判断に迷っている。或る政党の婦人候補者は、どんなに正しい党でも、少数党では議会で発言権さえ与えられないのだから、多数党となりそうな党へ一票をやらなければ、貴重なあなたの一票は無駄になります、と機会ある毎に演説している。  一応尤ものようだが、もし多数党であるということにだけ値うちがあるならば、戦時議会は、党というものさえ抹殺した満場一致議会であった。その議会は「議会内における多数」という一握りの少数者の...
安吾巷談 03 野坂中尉と中西伍長 - 坂口 安吾
  • ...さと、国土の貧しさ、食生活の貧しさに驚いているのだ。戦国時代のせいだけではない。徳川時代の農民一揆の場合などでも、武士がゼイタクしていたという例は珍しく、江戸大坂に若干の繁栄があったほかは、国土の貧しさと人口の多さによって、支配階級の武士すらも、もっぱら質実剛健を旨とせざるを得なかったのである。  台湾、朝鮮、カラフトと明治以後の日本は領地をかせぎ、大軍備を誇って世界三大強国などゝ言っていたが、その生活水準の低さというものは論外で、フィリッピン以上のものではなかった。  これは驚くべき事実であるが、日本の歴代の内閣が、国民の生活水準を高める、ということを政策にかかげたことがない。ヒットラー...


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