おもしろい

 

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おもろいこと

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2010年01月31日 13:41:23
2009年11月16日 01:20:29
2009年12月10日 17:10:01
2009年12月12日 01:15:00
2010年01月31日 15:46:10

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「おもしろい」を含む小説

菊 食物としての - 幸田 露伴
  • ...寒厨からも随時に一寸おもしろい下物を得られるのである。花で味のよいものは何と云つても牡丹であるが、これは力よく之を得るに及びやすい訳にゆかぬ。ゆふ菅(すげ)の花も微甘でもあり、微気の愛すべきものがあつて宜いが、併(しか)し要するに山人のかすけき野饌である。甘菊の大なるものは実に嬉しいものである。一坪の庭も無い家へ急に移つた時に一切の菊を失つて終つてから、今はもう自分は一株の甘菊をも有たぬが、秋更けて酒うまき時、今はたゞ料理菊でもない抛つたらかし咲かせの白き小菊の一二輪を咬んで一盞(いつさん)を呷ると、苦い、苦い、それでも清香歯牙に浸み腸胃に透つて、味外の味に淡い悦びを覚える。  菊の名はいろ...
華厳滝 - 幸田 露伴
  • ...)のあたりに看る方がおもしろい。李太白の廬山(ろざん)の瀑布を望む詩の句にも、仰ぎ觀れば勢|轉(うたゝ)雄なり、壯(さかん)なる哉(かな)造化の功、といつてゐるが、瀑布の畫を描けば大抵李太白は點景人物になつてゐるほど瀑布好(たきず)きの詩人で、自分からも、仍(よつ)て諧(かな)ふ夙(つと)に好む所に、永く願はくは人間を辭せん、といつてゐる位に、名山の中に飽(あく)までも浸りたがつた先生である。その李太白先生も仰觀の一語を道下(いひくだ)してゐる。どうも瀑布そのものが高處より落ちるところがその生命なのであるから、仰ぎ觀るのがよいに相違無く、さうしてからこそ、初めて驚く河漢の落つるを、半(なかば)...
言語体の文章と浮雲 - 幸田 露伴
  • ...の断面図を見るようでおもしろいと云って居りました。  其後同君の文を余り目にしませんでしたが、近く「二狂人」や「ふさぎの虫」等の翻訳、其から色色の作を見まして漸く文壇の為に働かるる事の多くなって来たのを感じて居りました中、突として逝去の報に接したのは何だか夢のように思えてなりません。近来の事は私が申さいでもいいから態と申しません。ただ同君の前期の仕事に抑々亦少からぬ衝動を世に与えて居ったという事を日比感じて居りましたまま、かく申(もうし)ます。 底本:「露伴全集 第29巻」岩波書店    1954(昭和29)年12月4日発行 ※「旧字、旧仮名で書かれた作品を、現代表記にあら...
骨董 - 幸田 露伴
  • ...うになっている。実におもしろい事で、また盛んなことで、有難い事で、意義ある事である。悪口をいえば骨董は死人の手垢(てあか)の附いた物ということで、余り心持の好いわけの物でもなく、大博物館だって盗賊(どろぼう)の手柄くらべを見るようなものだが、そんな阿房(あほ)げた論をして見たところで、野暮な談(はなし)で世間に通用しない。骨董が重んぜられ、骨董蒐集が行われるお蔭で、世界の文明史が血肉を具し脈絡が知れるに至るのであり、今までの光輝がわが曹(そう)の頭上にかがやき、香気が我らの胸に逼(せま)って、そして今人(こんじん)をして古文明を味わわしめ、それからまた古人とは異なった文明を開拓させるに至るので...
骨董 - 幸田 露伴
  • ...うになつてゐる。実におもしろい事で、又盛んなことで、有難い事で、意義ある事である。悪口を云へば骨董は死人の手垢の附いた物といふことで、余り心持の好いわけの物でも無く、大博物館だつて盗賊(どろばう)の手柄くらべを見るやうなものだが、そんな阿房げた論をして見たところで、野暮な談(はなし)で世間に通用しない。骨董が重んぜられ、骨董蒐集が行はれるお蔭で、世界の文明史が血肉を具し脈絡が知れるに至るのであり、今までの光輝が吾曹の頭上にかゞやき、香気が我等の胸に逼つて、そして今人をして古文明を味はゝしめ、それから又古人とは異なつた文明を開拓させるに至るのである。食欲色欲ばかりで生きてゐる人間は、まだ犬猫なみ...


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