そよぎ

 

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2010年01月19日 19:36:19
  • 音部 - 和漢百魅缶wiki - 音部 記事1を表示記事1を非表示 2010-01-19 19:36 記事の概要:
    】 あしかきばばあ(足掻婆)、よすみこぞう(四隅小僧)、あしかぶり(足咥り)、あしそよぎ(芦戦ぎ)もどる
2009年11月10日 18:29:59
2009年05月24日 22:10:37
2009年11月3日 00:14:00
2009年11月22日 20:02:00

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鼠頭魚釣り - 幸田 露伴
  • ...猶止まず、庭樹の戦(そよぎ)に風さへ有りと知らる。今はこれまでなりと其儘枕に就きたれど、流石に若くは今少時にして晴れもやせんとの心に引かされて、直ちには睡りかね居たるに、思ひは同じ弟も常には似ず眼さとく起き出でゝ、耳を欹てつ何やらん打案じ顔したりしが、やがて腹立たしげに舌打ち一つして、また夜被(よぎ)引かつぎたるさまいとをかしかりければ、思はず知らずふゝと笑ひを洩らす。其声を聞きつけて、兄上も寤め居たまへるや、此雨はまた如何に降りに降る事ぞ、さても口惜からずやと力無く睡気に云ふ。我もあまりの興無さに答へをせんも物憂くて、おゝとのみ応へつ、また睡る。  若くは雨の止むこともあらんとの思ひに心休...
小景 ふるき市街の回想 - 宮本 百合子
  • ...、繊細な蔭、よい匂のそよぎが辺満ちている。私は牽つけられるように内に入った。そして一巡して出て来て見ると、若者はまださっきから同じところに立ったまま身動もしずにいる。  彼は、往来を歩いていたときとはまるで違うなごやかな、恍惚とした風で魅せられたように一つの鉢を見入っているのである。  それは、今を盛に咲き満ちた見事な西洋蘭の一鉢であった。  鮮やかな形のうちに清い渋みをたたえたライラック色の花弁は、水のように日を燦かすフレームの中で、無邪気な、やや憂いを帯びた蝶が、音を立てず群れ遊ぶように見えた。  飴緑色の半透明な茎を、根を埋めた水苔のもくもくした際から見あげると、宛然(さながら)...
環礁 ――ミクロネシヤ巡島記抄―― - 中島 敦
  • ...。靜かだ。頭上の葉のそよぎと、ピチヤリ/\と舐めるやうな渚の水音の外は、時たま堡礁の外の濤の音が微かに響くばかり。  期限付の約束に追立てられることもなく、又、季節の繼ぎ目といふものも無しに、たゞ長閑にダラ/\と時が流れて行く此の島では、浦島太郎は決して單なるお話ではない。唯此の昔語(むかしがたり)の主人公が其の女主人公に見出した魅力を、我々が此の島の肌黒く逞しい少女共に見出し難いだけのことだ。一體、時間といふ言葉が此の島の語彙の中にあるのだらうか?  一年前、北方の冷たい霧の中で一體自分は何を思ひ惱んでゐたやら、と、ふと私は考へた。何か、それは遠い前の世の出來事ででもあるやうに思はれる。...
犬と笛 - 芥川 竜之介
  • ...と、草はなびき、木はそよぎ、鳥や獣はまわりへ来て、じっとしまいまで聞いていました。  ところがある日のこと、髪長彦はいつもの通り、とある大木の根がたに腰を卸しながら、余念もなく笛を吹いていますと、たちまち自分の目の前へ、青い勾玉(まがたま)を沢山ぶらさげた、足の一本しかない大男が現れて、 「お前は仲々笛がうまいな。己(おれ)はずっと昔から山奥の洞穴(ほらあな)で、神代(かみよ)の夢ばかり見ていたが、お前が木を伐(き)りに来始めてからは、その笛の音に誘われて、毎日面白い思をしていた。そこで今日はそのお礼に、ここまでわざわざ来たのだから、何でも好きなものを望むが好(い)い。」と言いました。 ...
あいびき - ツルゲーネフ イワン
  • ...なく、夏のゆるやかなそよぎでもなく、永たらしい話し声でもなく、また末の秋のおどおどした、うそさぶそうなお饒舌(しゃべ)りでもなかッたが、ただようやく聞取れるか聞取れぬほどのしめやかな私語の声であった。そよ吹く風は忍ぶように木末を伝ッた。照ると曇るとで、雨にじめつく林の中のようすが間断なく移り変ッた。あるいはそこにありとある物すべて一時に微笑したように、隈(くま)なくあかみわたッて、さのみ繁くもない樺のほそぼそとした幹は思いがけずも白絹めく、やさしい光沢(つや)を帯び、地上に散り布(し)いた、細かな、落ち葉はにわかに日に映じてまばゆきまでに金色(こんじき)を放ち、頭(かしら)をかきむしッたような...

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