たくさん

 

たくさん ( たくさん )     たくさんについてまとめて読む

数や量が多いこと。また、そのさま。多数。多量。

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2009年05月24日 21:36:06
2009年11月7日 04:43:00
2009年11月4日 14:07:58
2009年11月1日 14:55:00
2009年11月14日 01:47:59

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山椒大夫 - 森 鴎外
  • ...越して来たような山をたくさん越して、河や海をお船でたびたび渡らなくては往かれないのだよ。毎日精出しておとなしく歩かなくては」 「でも早く往きたいのですもの」と、姉娘は言った。  一群れはしばらく黙って歩いた。  向うから空桶(からおけ)を担(かつ)いで来る女がある。塩浜から帰る潮汲(しおく)み女である。  それに女中が声をかけた。「もしもし。この辺に旅の宿をする家はありませんか」  潮汲み女は足を駐(と)めて、主従四人の群れを見渡した。そしてこう言った。「まあ、お気の毒な。あいにくなところで日が暮れますね。この土地には旅の人を留めて上げる所は一軒もありません」  女中が言った。「そ...
大菩薩峠 39 京の夢おう坂の夢の巻 - 中里 介山
  • ...みたりする人が沢山(たくさん)いた。職工の一人は工場へ鉢を持ってきて、自分の仕事台の側にそれを置いた。  ――花のような美人(べっぴん)ッて云うべ。んだら、これ美人(べっぴん)のような花だべ。美人の花ば見て暮すウさ。  工場に置かれた花は、マシン油の匂いと鉄屑とほこりと轟々たる音響で身もだえした。そして、其処では一週間ももたないことが発見された。  ――へえ! 皆は眼をまるくした。  ――で、人間様はどういう事になるんだ?  居合わせた森本がフト冗談口をすべらした。――すべらしてしまってから、自分の云った大きな意味に気付いた。  胴付機(ボデイメエカー)の武林が小馬鹿にして笑った...
蛙 - 芥川 竜之介
  • ...蛙(かへる)が沢山(たくさん)ゐる。  池のまはりには、一面に芦(あし)や蒲(がま)が茂つてゐる。その芦(あし)や蒲(がま)の向うには、背(せい)の高い白楊(はこやなぎ)の並木(なみき)が、品(ひん)よく風に戦(そよ)いでゐる。その又向うには、静な夏の空があつて、そこには何時(いつ)も細(こまか)い、硝子(ガラス)のかけのやうな雲が光つてゐる。さうしてそれらが皆、実際よりも遙(はるか)に美しく、池の水に映(うつ)つてゐる。  蛙はその池の中で、永い一日を飽きず、ころろ、かららと鳴きくらしてゐる。ちよいと聞くと、それが唯ころろ、かららとしか聞えない。が、実は盛に議論を闘(たたかは)してゐるの...
鴨猟 - 芥川 竜之介
  • ...がら、「なに、これでたくさんだ」と云い/\その黐だらけの二羽の鴨を古新聞に包んで持って帰った。 底本:「大川の水・追憶・本所両国 現代日本のエッセイ」講談社文芸文庫、講談社    1995(平成7)年1月10日第1刷発行 底本の親本:「芥川龍之介全集 第一〜九、一二巻」岩波書店    1977(昭和52)年7、9〜12月、1978(昭和53)年1〜4、7月発行 入力:向井樹里 校正:砂場清隆 2007年2月12日作成 青空文庫作成ファイル: このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校...
鑑定 - 芥川 竜之介
  • ...う無名の天才は沢山(たくさん)だ」と云つた。沢山ならこれで切り上げるが、世間には自分の如く怪しげな書画を玩(もてあそ)んで無名の天才に敬意を払ふの士が存外(ぞんぐわい)多くはないかと思ふ。それらの士は、俗悪なる新画に巨万の黄金(わうごん)を抛(なげう)つて顧みない天下の富豪(ふがう)に比(くら)べると、少くとも趣味の独立してゐる点で尊敬に価(あたひ)する人々である。そこで自分は聊(いささ)かそれらの士と共に、真贋の差別に煩(わづら)はされない清興(せいきやう)の存在を主張したかつたから、ここにわざわざ以上の饒舌(ぜうせつ)を活字にする事を敢(あへ)てした。所謂(いはゆる)竹町物(たけちやうもの...


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