どうでしょう

 

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2009年11月5日 04:56:34
2009年11月20日 23:05:12
2009年12月1日 14:45:00
2010年01月10日 12:31:20
2010年01月1日 23:55:05

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「どうでしょう」を含む小説

半七捕物帳 01 お文の魂 - 岡本 綺堂
  • ...かくご承知下さるか、どうでしょう」  おじさんと半七とは鋭い瞳(ひとみ)のひかりを住職に投げ付けると、彼は蒼くなって少しくふるえた。 「修行(しゅぎょう)の浅い我々でござれば、果たして奇特(きどく)の有る無しはお受け合い申されぬが、ともかくも一心を凝らして得脱(とくだつ)の祈祷をつかまつると致しましょう」 「なにぶんお願い申す」  やがて時分どきだというので、念の入った精進料理が出た。酒も出た。住職は一杯も飲まなかったが、二人は鱈腹(たらふく)に飲んで食った。帰る時には住職は、「御駕籠でも申し付けるのでござるが……」と云って、紙につつんだものを半七にそっと渡したが、彼は突き戻して出て来...
半七捕物帳 03 勘平の死 - 岡本 綺堂
  • ...品川の者です」 「どうでしょう。そのお冬という女にちょいと逢わして貰うわけには参りますまいか」 「なにしろ年は若うございますし、角太郎が不意にあんなことになりましたので、まるで気抜けがしたようにぼんやりして居りますから、とても取り留めた御挨拶などは出来ますまいが、お望みならいつでもお逢わせ申します」 「なるたけ早いがようございますから、お差し支えがなければ、これからすぐに御案内を願えますまいか」 「承知いたしました」  二人は飯を食ってしまったら、すぐ和泉屋へ出向くことに相談をきめた。十右衛門が待ちかねて手を鳴らした時に、あつらえの鰻をようよう運んで来た。      三 ...
半七捕物帳 04 湯屋の二階 - 岡本 綺堂
  • ...違ねえと思うんだが、どうでしょう」 「そんなことかも知れねえ。その二人はどんな奴らだ」 「どっちも若けえ奴で……。一人の野郎は二十二三で色の小白い、まんざらでもねえ男っ振りです。もう一人もおなじ年頃の、片方よりは背の高い、これもあんまり安っぽくねえ野郎です。相当に道楽もした奴らだとみえて、茶代の置きっ振りも悪く無し、女を相手に鰯や鯨の話をしているほどの国者(くにもの)でも無し、実はお吉なんぞはその色の小白い方に少しぽうと来ているらしいんで……。呆れるじゃありませんか。それですから奴らが二階でどんな相談をしているか、お吉に訊いてもどうも正直に云わねえようです。私がきょうそっと階子(はしご)の...
春の枯葉 - 太宰 治
  • ...あたしたちの生活は、どうでしょう。兄は、前からずっとこの土地にいたのだから、あのひとは、べつだけれども、あたしは父とふたりで東京へ出て、大戦がはじまる前だってちっとも楽じゃ無かったし、いよいよ大戦がはじまって、あたしも父の工場に出て職工さんたちと一緒に働くようになった頃から、もう、あたしたちは生きているのだか死んでいるのだか、何が何やら、無我夢中でその日その日を送り迎えして、そのうちに綺麗に焼かれて、いまはあたしたちのものと言ったら、以前こちらに疎開させてあった行李(こうり)五つだけ、本当にもうそれだけなのよ。父がひとり東京に踏みとどまって頑張(がんば)って、あたしだけ、兄のところへやっかいに...
半七捕物帳 06 半鐘の怪 - 岡本 綺堂
  • ...をしかめて云った。「どうでしょう。お前さんのお見込みは……」 「そうですねえ」と、半七も首をかしげていた。「実はわたくしも詳しい話は知らないんですが、その権とかいう悪戯小僧じゃないんですね」 「権を縛って置いても、半鐘はやっぱり鳴るんだから仕方がない。で、権は先ず主人の方へ帰してやりましたよ」  この間からの詳しい事情を家主から聞かされて、半七は眼をつむって考えていた。 「わたくしにもまだ見当が付きませんが、まあ何とか工夫して見ましょう。もっと早く出るとよかったんですが、ほかに急ぎの御用があったもんですから、つい遅くなりました。そこで先ずその半鐘というのを一度見せてお貰い申したいんです...


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