なのです

 

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2009年12月31日 10:26:13
2010年01月11日 18:39:21
2010年01月14日 17:25:01
2009年11月16日 21:50:21
2009年11月29日 21:34:59

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観画談 - 幸田 露伴
  • ...かんけいしゃ)の高原なのです。むかしはそれが密林だったので何事も少かったのですが、十余年|前(ぜん)に悉(ことごと)く伐採したため禿(は)げた大野(おおの)になってしまって、一夕立(ゆうだち)しても相当に渓川が怒(いか)るのでして、既に当寺の仏殿は最初の洪水の時、流下(りゅうか)して来た巨材の衝突によって一角(いっかく)が壊(やぶ)れたため遂に破壊してしまったのです。その後は上流に巨材などはありませんから、水は度※(たびたび)出ても大したこともなく、出るのが早い代りに退(ひ)くのも早くて、直(じき)に翌日(あくるひ)は何の事もなくなるのです。それで昨日(きのう)からの雨で渓川はもう開きましたが...
大菩薩峠 34 白雲の巻 - 中里 介山
  • ...、掛価なしの才色兼備なのですから――いったい世間では、身投げの婦人があれば必ず美人にしてしまい、甚(はなはだ)しいのは首無し美人なんぞというのもありましたが、婦人で、学問がある、歌がよめるというと、おきまりに才色兼備にしてしまうのが慣例になっていまして、才の方はとにかく、色の方は大割引しなければ受取れないのが通例なのに、あなた様だけは、割引なしの美人でしたから驚かされました」  白雲だから、これは全くお世辞ではありませんでした。  そんな調子で、話がそれからそれとはずんで行くうちに、白雲が、ついに望蜀(ぼうしょく)の念を起してしまって、 「ああ、それそれ、もう一つ仙台家に――特に天下に全...
大菩薩峠 35 胆吹の巻 - 中里 介山
  • ...い、あれはどういう方なのですか」  柿の実で買収して置いて、それから探訪の鎌をかけようというお雪ちゃんの策略でないことはわかっているし、米友とてもまた、昔噺(むかしばなし)の主人公と違って、柿の実や、握飯の一つや二つで買収される男ではないにきまっているが、つまりお雪ちゃんは、この機会に於て、このあたり静かな、そうして、後ろには山形雄偉なる胆吹山が傲然(ごうぜん)として見張りをしている、新開墾地の人無きところで、日頃から尋ねんと欲して尋ね得なかった腑(ふ)に落ちない条々を、この人によって解釈してみたいと念じていた希望が、偶然ここへ現われただけのものでしょう。 「うん――あれはね」  米友の...
女子の独立自営 - 与謝野 晶子
  • ...領解されていない証拠なのです。女子を自分と対等な位地に置くことを肯(がえん)ぜないのは、男子がそれだけ無学であるからだと私は考えて男子のために恥じております。  近頃女子の職能を制限して結婚する事と子を生みかつ養育する事とのみにあると力説する人がありますけれど、現代の根本精神の一つである「自由討究」を重んずる私どもの心には「何故(なにゆえ)に」と叫ばざるを得ません。論ずる人の考では欧米の婦人の一部に種種の事情から結婚を厭(いと)う風のあるのを見て日本婦人を戒めるつもりでしょうが、それは白昼に幽霊の出るのを恐れるのと一般全く無用な心配です。何故(なぜ)なれば日本婦人は皆結婚を希望しておりま...
メーデーと婦人の生活 - 宮本 百合子
  • ...のもしく理解し合う日なのです。世界をつなぐ花の輪に、私たち婦人のあつい思いと実行とを織りこめてこそ、それは真実に命ある花の輪となるのだと信じます。 底本:「宮本百合子全集 第十五巻」新日本出版社    1980(昭和55)年5月20日初版発行    1986(昭和61)年3月20日第4刷発行 底本の親本:「宮本百合子全集 第十五巻」の補遺、河出書房    1953(昭和28)年1月発行 初出:「メーデーについて」NHKラジオ    1947(昭和22)年5月1日放送 入力:柴田卓治 校正:米田進 2003年6月4日作成 青空文庫作成ファイル: このファイルは...


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