ふんわり

 

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2010年01月5日 17:16:00
2010年01月12日 00:21:20
2010年01月12日 00:21:21
2010年01月12日 00:26:21
2010年01月12日 00:26:22

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地球要塞 - 海野 十三
  • ...ら飛び下りたように、ふんわりと島の上に立った。    怪力線砲(かいりきせんほう)――壮絶(そうぜつ)燃える六十機 「おお、久慈か。よく、脱出できたね」 「や、ありがとう」  飛行服に身を固めた久慈は、いそぎ私に近づき感激の握手をした。 「もういけないかと思った。なにしろ、戦友が、ばたりばたりとやられるのだ……でも、集るだけは集って、抵抗した。そして、皆で智慧をしぼって試験中の成層圏飛行機で、とびだしたものだ」 「ほう、成層圏飛行機! それじゃ、たいへん高空へ逃げたというわけだな」 「エスエス一〇三型という奴で、こいつがまた素晴らしい高速を出す試験中の飛行機なんだ...
女客一週間 - 豊島 与志雄
  • ...病苦の刺々を包みこむふんわりした真綿みたいでなければならないのだ。島村は煙草に火をつけて、彼女の方を見やる。それにつれて、彼女も苦笑する。そんなら二日酔ですかってきく。まあそうだな。煙草の煙もそれに調子を合せる……。 「ゆうべ、コスモスにいらして?」  何かがちらと光ったような問いだった。コスモスというのは、彼女がいたバーの名前だ。 「さあ……。」  宿酔の記憶は朦朧としている。だが、たしかに彼は行かなかった。天麩羅屋がふり出しで、日本酒のバーに行って、それから待合……。初めに天麩羅なんか食ったんで、腹が少し痛んでいるんだ。 「たしかに行かないよ。」 「なぜ?」  なぜってきく奴...
鼻 - ゴーゴリ ニコライ
  • ...ステーラ菓子みたいにふんわりした卵色のボンネットをかぶった、華奢(きゃしゃ)な娘がやって来た。二人の後では、大きな頬髯をたくわえて、カラーを一ダースもつけていそうな、背の高い紳士が立ちどまって、やおら嗅ぎ煙草入の蓋をあけた。  コワリョーフはつかつかと進み寄って、胸衣の、バチスト麻のカラーを摘み出して形をととのえ、時計につけていた印形(いんぎょう)を直すと、あたりへ微笑をふりまきながら、そのなよなよしい娘の方へじっと注意を凝らした。娘は春さく花のように、わずかに頭を下げると、半ば透きとおるような指をした色の白い手を額(ひたい)へ持っていった。そのボンネットのかげから、娘の頤(あご)の端と頬の...
ろまん燈籠 - 太宰 治
  • ...ってしまうほど厚く、ふんわりした蒲団(ふとん)に寝かされ、寝息も立てぬくらいの深い眠りに落ちました。ずいぶん永いこと眠り、やがて熟し切った無花果(いちじく)が自然にぽたりと枝から離れて落ちるように、眠り足りてぽっかり眼を醒(さ)ましましたが、枕もとには、正装し、すっかり元気を恢復(かいふく)した王子が笑って立って居りました。ラプンツェルは、ひどく恥ずかしく思いました。 「あたし、帰ります。あたしの着物は、どこ?」と少し起きかけて、言いました。 「ばかだなあ。」王子は、のんびりした声で、「着物は、君が着てるじゃないか。」 「いいえ、あたしが塔で着ていた着物よ。かえして頂戴。あれは、お婆さん...
わたくしの大好きなアメリカの少女 - 宮本 百合子
  • ...に皆なの心が集って、ふんわりと大きな空気を造ります、みんなの感情が本当によく一致するからでありましょうね。それから戦争中でしたから自由公債(リバテーボンド)というのが度々募集されました。自由公債とはアメリカの政府が今度の大戦争の費用を調達するために発行した公債です。国を思う人々は誰でも争うて政府のために、売り歩きました。こんなときにはお母さんが勧誘して歩くのにまけまいと、少女達も、小さな穴の明いた箱を抱えて、通行する人達に 「叔父さん、入れて頂戴、リバテーボンドです。私達の国のために!」 と声をかけて勧めて居りました。もう沢山自由公債に応じた人でも、こうした少年や少女達の可憐なすすめに逢う...


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