アストラ

 

アストラ ( あすとら )     アストラについてまとめて読む

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「アストラ」を含むウィキ

2009年11月27日 22:15:56
2009年12月21日 14:55:02
2010年01月11日 03:15:02
2010年01月11日 03:15:03
2010年01月6日 09:50:00

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「アストラ」を含む小説

「風博士」 - 牧野 信一
  • ...つもないおしやべり(アストラカン)です、これを読んで憤らうつたつて憤れる筈もありますまいし、笑ふには少々馬鹿/\し過ぎて、さて何としたものかと首をかしげさせられながら、だんだん読んで行くと重たい笑素に襲はれます。この笑素は化学読本で御存じのあの酸素中の一原素の謂です。決してペーソスなんていふしやれたものではなくて、それはとても悠長なトアパイロン見たいな、出来損ひのアミーバ見たいな奇怪なデタラメさ加減なのですが、さうかと思ふと洒落たアカデミアンで、読んでゆくうちに何だか得体の知れない信用を覚えさせられて来るのです。  そんな感じの小説を読みました。二三日前に、この頃読んだ小説のうちで傑れたもの...
冬 - 芥川 竜之介
  • ...い外套(がいとう)にアストラカンの帽をかぶり、市(いち)ヶ谷(や)の刑務所へ歩いて行った。僕の従兄(いとこ)は四五日前にそこの刑務所にはいっていた。僕は従兄を慰める親戚総代にほかならなかった。が、僕の気もちの中には刑務所に対する好奇心もまじっていることは確かだった。  二月に近い往来は売出しの旗などの残っていたものの、どこの町全体も冬枯れていた。僕は坂を登りながら、僕自身も肉体的にしみじみ疲れていることを感じた。僕の叔父(おじ)は去年の十一月に喉頭癌(こうとうがん)のために故人になっていた。それから僕の遠縁の少年はこの正月に家出していた。それから――しかし従兄の収監(しゅうかん)は僕には何よ...
学校友だち - 芥川 竜之介
  • ...ぎ出すことあり。僕にアストラカンの帽子を呉れる約束あれども、未(いま)だに何も送つて呉れず。文を行(や)るに自由なることは文壇の士にも稀なるべし。「ストリントベリイの最後の恋」は二三日に訳了せりと言ふ。  藤岡蔵六(ふぢをかざうろく) これも高等学校以来の友だちなり。東京の文科大学を出(いで)、今は法政大学か何かに在り。僕の友だちも多けれども、藤岡位損をした男はまづ外(ほか)にあらざるべし。藤岡の常に損をするは藤岡の悪き訣(わけ)にあらず。只藤岡の理想主義者たる為なり。それも藤岡の祖父に当(あた)る人は川ばたに蹲(うづく)まれる乞食(こじき)を見、さぞ寒からうと思ひし余り、自分も襦袢(じゆば...
東京ロマンティック恋愛記 - 吉行 エイスケ
  • ...ると、馴染みの踊子のアストラカンの裾を踏むようにして、 「――あの、栗鼠の毛皮の外套をつけた女を知ってる?」  すると、僕のパートナーは陽気な鼻声をだして、 「――………気に入った。」 「――………うん。」と、うなずくのを、踊りながら好色的な上眼づかいに見て、かの女は僕の背中にエピキュリアン同志のする暗号をつたえると、 「――お世話しましょうか?」と、小声で、そっと囁(ささや)く。 「――たのむ。」 「――その御礼は?………………」 「――その、今月分の衣裳屋の仕払いを引うけるよ。」  すでに、かの女は栗鼠の毛皮をつけた女を囮(おと)りにして、 「――いいわ、こんどのワルツ...
薤露行 - 夏目 漱石
  • ...ぬ菫(すみれ)の如くアストラットの古城を照らして、ひそかに墜(お)ちし春の夜の星の、紫深き露に染まりて月日を経たり。訪(と)う人は固(もと)よりあらず。共に住むは二人の兄と眉(まゆ)さえ白き父親のみ。 「騎士はいずれに去る人ぞ」と老人は穏かなる声にて訪う。 「北の方(かた)なる仕合に参らんと、これまでは鞭(むちう)って追懸けたれ。夏の日の永きにも似ず、いつしか暮れて、暗がりに路さえ岐(わか)れたるを。――乗り捨てし馬も恩に嘶(いなな)かん。一夜の宿の情け深きに酬(むく)いまつるものなきを恥ず」と答えたるは、具足を脱いで、黄なる袍(ほう)に姿を改めたる騎士なり。シャロットを馳(は)せる時何事...


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