アマチュア

 

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2009年11月18日 00:25:03
2009年10月30日 13:36:16
2009年11月29日 20:00:46
2010年01月17日 10:46:06
2010年01月17日 10:51:36

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「アマチュア」を含む小説

月夜のあとさき - 津村 信夫
  • ...その他に所謂|素人(アマチュア)で、ひそかに釣に出るような人もある。  一日歩いて骨折ってみても、まずこんなものですよと云って、石油の空缶をのぞかせて呉れたのは、山の写真屋の隠居であった。空缶のなかには膚の美しい岩魚が、僅か二疋だけ泳いでいるにすぎなかった。  水の綺麗なところを選ぶこの川魚は、いささか神秘に属するものかもしれない。  足の悪い老人は、今朝から牧場のあたりから川に沿ってきたのだと云って、額の汗をふいていた。 「土地の人はこうして水を飲むのですよ」と云って、笹の葉を一枚舟の形に折って、私にも美しく澄んだ水を飲ませてくれた。  秋には坊の食膳にかならず蕈(きのこ)の類が上...
魔法修行者 - 幸田 露伴
  • ...かないか。魔法修行のアマチュアは。  ある。先ず第一標本には細川|政元(まさもと)を出そう。  彼(か)の応仁の大乱は人も知る通り細川|勝元(かつもと)と山名宗全(やまなそうぜん)とが天下を半分ずつに分けて取って争ったから起ったのだが、その勝元の子が即ち政元だ。家柄ではあり、親父の余威はあり、二度も京都|管領(かんりょう)になったその政元が魔法修行者だった。政元は生れない前から魔法に縁があったのだから仕方がない。はじめ勝元は彼(あれ)だけの地位に立っていても、不幸にして子がなかった。そこでその頃の人だから、神仏に祈願を籠めたのであるが、観音(かんのん)か何かに祈るというなら普門品(ふもんぼ...
火星の魔術師 - 蘭 郁二郎
  • ...いる――つまり素人(アマチュア)天文家をもって自ら任じているのである。だから、たまたま今度の休暇に、丁度火星が十五年ぶりで地球に近づくというので、従弟の英二を誘って、かねて文通から知り合いになった私設天文台のあるこの高原に、骨休みかたがたやって来たわけであった。 「とにかく火星のことになると夢中なんだからなあ、昌作さんは」 「いいじゃないか」 「いいですよ、とてもいい趣味ですけど――」 「ですけどとはなんだい、妙ないい方だね」 「そんなことないですよ、――それはそうと、どんなキッカケから昌作さんは火星狂になったんですか」 「火星狂――? そんな言葉があるかね、狂は少しひどいぞ」 ...
霊魂第十号の秘密 - 海野 十三
  • ...た)少年も熱心な電波アマチュアだった。  少年は、来年は高校の試験を受けなくてはならないんだが、その準備はそっちのけにして、受信機などの設計と組立と、そして受信とに熱中している。  彼は、庭のかたすみに、そのための小屋を持っている。その小屋の中に、彼の小工場があり、送受信所(そうじゅしんじょ)があり、図書室があった。もちろん電源も特別にこの小屋にはいっていた。この小屋を彼は「波動館(はどうかん)」と名づけていた。  このような設備のととのった無線小屋を、どの電波アマチュアも持つというわけにはいかないだろう。  一畑少年の場合は、お母さんにうんとねだってしまって、このりっぱな「波動館」を...
暖地の冬から山国の春へ - 岸田 国士
  • ...の指導と庇護を受けたアマチュア劇団の人たちから懐旧談を聞かされることがある。言ひ漏らしてはならぬが、私の現在の住居は庭を隔てて西側に缶詰工場があり、その騒音と臭気が困りものだといへば困りものだが、会社側は工場長はじめ、たいへん礼儀正しく物わかりがよく、結局、こちらが我慢をするか、ほかへ移るかしなければ解決がつくまいと思はれる形勢である。かうなると、人権擁護といふこともなかなかむつかしい問題になる。  さて、私の健康もほゞ恢復したらしいので、ぼつぼつ仕事を始めるつもりでゐるが、まづ手始めに、文学座三月公演のゴーリキイ作「どん底」の演出を引受けることにした。かねて興味をもつてゐた「『どん底』の『...


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