イソップ

 

イソップ ( いそっぷ )     イソップについてまとめて読む

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2010年01月21日 23:36:19
2009年12月25日 00:11:42
2009年12月25日 00:20:00
2009年11月5日 01:30:26
2010年02月6日 14:40:00

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「イソップ」を含む小説

重兵衛さんの一家 - 寺田 寅彦
  • ...代になってからやっとイソップやグリムやアンデルセンにめぐり合って日本の外に他の世界があること、そこにはわれらとはよほどちがった生活と思想のあることを教えられたのであった。今の子供はコスモポリタンなお伽噺の洪水の波に押流されているようなものである。もしも今の少青年に民族的な精神が欠乏しているとすればその原因の一つとしては西洋お伽噺の食傷も数えられなければならないかもしれない。  重兵衛さんは性的な問題を取扱った話はほとんどしなかったようである。姉の家で普請をしていた時に、田舎から呼寄せられて離屋(はなれ)に宿泊していた大工の杢(もく)さんからも色々の話を聞かされたがこれにはずいぶん露骨な性的描...
平将門 - 幸田 露伴
  • ...幻的享楽的虚栄的に、イソップ物語の蟋蟀(きりぎりす)のやうに、いつまでも草は常緑で世は温暖であると信じて、恋物語や節会(せちゑ)の噂で日を送つてゐる其の一方には、粗(あら)い衣を纏(まと)ひ※(あら)い詞(ことば)を使ひ、面白くなく、鄙(いや)しく、行詰つた、凄(すさま)じい、これを絵画にして象徴的に現はせば餓鬼(がき)の草子の中の生物のやうな、或は小説雑話にして空想的に現はせば、酒呑童子(しゆてんどうじ)や鬼同丸(きどうまる)のやうなものもあつたのであらう。醍醐天皇の御代と云へば、古今集だの、延喜式だのの出来た時であるが、其御代の昌泰二年には、都で放火殺人が多くて、四衛府兵をして夜を警(いま...
HUMAN LOST - 太宰 治
  • ...いろは歌留多。「日本イソップ集」の様な小説。) 一、「猶太(ゆだ)の王。」   (キリスト伝。)  右の二作、プランまとまっていますから、ゆっくり書いてゆくつもりです。他の雑文は、たいてい断るつもりです。  その他、来春、長編小説三部曲、「虚構の彷徨。」S氏の序文、I氏の装幀にて、出版。(試案は、所詮、笹の葉の霜。)  この日、午後一時半、退院。 汝(なんじ)らの仇を愛し、汝らを責むる者のために祈れ。天にいます汝らの父の子とならん為なり。天の父はその陽を悪しき者のうえにも、善き者のうえにも昇らせ、雨を正しき者にも、正しからぬ者にも降らせ給うなり。なんじら己を愛する者...
スモーリヌイに翻る赤旗 - 宮本 百合子
  • ...提樹のなかにロシアのイソップ・クルイロフの銅像がある。ひろい斜面に花や草で模様花壇がつくられていた。赤や緑の唐草模様だ。モスクワ劇場広場の大花壇のように星形でも、鎌と鎚とでもない。  ピーター大帝は曲馬場横の妙な細長い広場で永遠にはね上る馬を御しつづけ、十二月二十五日通りの野菜食堂では、アルミニュームの食器の代りに、白い金ぶちの瀬戸の器をつかっている。ドイツ語の小形の詩の本をよみながら黒い装いをした一人の婆さんがその野菜食堂の階子段の横に腰かけ片手を通行人にさし出していた。レーニングラードの乞食女である。  兵営がある。兵営の下は黒っぽい水のゆるやかに流れる掘割だ。上衣の襟フックを...
文学以前 - 豊島 与志雄
  • ...第一の寓話――  イソップ物語の中のもので、兎と亀の競争として世界的に有名である。日本でも特殊の完成した形態を取り、一般に知られている。  亀は兎から歩みのおそいのをあざけられまして、それでは競走をしてみようと申込みました。兎は笑って取合いませんが、亀が強いて云いますので、競走をすることになりました。兎は走り出しましたが、途中で、遊んだり居眠りしたりしました。亀はゆっくりとたゆまず歩き続けました。兎がやがて気がついて、決勝点に駆けつけてきますと、亀はもうそこへ到着していました……。  私見――この話の中の亀は、随分気の強い自惚者か、または相手の性質を見通してる賢者かである。結果としては、...


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