イタズラ

 

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2009年11月14日 01:45:34
2010年01月11日 16:55:06
2010年01月11日 16:55:10
2009年11月17日 06:01:50
2010年01月28日 14:36:13

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「イタズラ」を含む小説

不良少年とキリスト - 坂口 安吾
  • ...又、曰く、 「またイタズラしましたね。なにかしらイタズラするです。死んだ日が十三日、グッドバイが十三回目、なんとか、なんとかゞ、十三……」  檀仙人は十三をズラリと並べた。てんで気がついていなかったから、私は呆気にとられた。仙人の眼力である。  太宰の死は、誰より早く、私が知った。まだ新聞へでないうちに、新潮の記者が知らせに来たのである。それをきくと、私はたゞちに置手紙を残して行方をくらました。新聞、雑誌が太宰のことで襲撃すると直覚に及んだからで、太宰のことは当分語りたくないから、と来訪の記者諸氏に宛て、書き残して、家をでたのである。これがマチガイの元であった。  新聞記者は私の置手紙...
明治開化 安吾捕物 02 その一 舞踏会殺人事件 - 坂口 安吾
  • ...のときに、まさか人のイタズラとは思われないが、生きているなら、どうして来ないのだろう。来ないワケはないがなア、と仰有っていました。夕月の女将に、誰それが見えたら、使いをよこすように、と仰有ってたようです」  訊問をうちきって、一行が帰りかけると、広間の階段の陰から現れた花のような娘があった。娘はツカツカと一行の前へすすみでて大胆に新十郎を見つめて、 「あなたが、大探偵?」  新十郎はまぶしそうに笑った。 「犯人は分りましたか?」  娘はたたみこんだ。 「残念ながら、手のつけようがありません」  新十郎が神妙に答えると、娘の目はもえるように閃いた。 「私、気絶していましたから、お...
明治開化 安吾捕物 03 その二 密室大犯罪 - 坂口 安吾
  • ...う)したとか、酔ってイタズラしたとか、そんな噂でございます。それは無実の罪でございますよ。これだけの大家の番頭を十何年もつとめあげて、追んだされてから大そう貧乏して、細々と行商をやってるそうですが、そんな実直な白鼠が、この日本橋にほかに誰がいるものですか。みんなよろしくやって、お金をためこみ、女を貯えているものでございます。あの番頭さんだけは、ちッとは女遊びぐらいしたかも知れませんが、ほかの白鼠なみのことは爪の垢ほどもしたことのない律儀者でございます。細々と行商して貧乏ぐらしをしているときいて、旦那は後悔なさったそうですよ」 「今の番頭の修作はどうだえ」 「そんなこたア知りません」  ほ...
明治開化 安吾捕物 07 その六 血を見る真珠 - 坂口 安吾
  • ...る一時(いっとき)のイタズラ心だ。好漢惜しむべし。もう一歩控える心を忘れなければ、何事もなかったのだな。同席の男が揃って水夫どもの宴会室へ立ち去ったから、ムラムラと悪心を催した。おキンの私室を訪れて、これを手籠(てごめ)にしたのが運の尽きさね。八十吉はその心構え細心な潜水夫だから、ガサツな水夫どもの酔いッぷりは肌に合わなかったろう。おキンのことで何かにつけて水夫どもにからまれもしよう。長座に堪えがたかったのは当然だな。一足先に戻ってみるとおキンの部屋から畑中が出ようとするのにバッタリ出合う。平素は一点非のうちどころもない船長だから、八十吉はとッさに怪しむ心も起らなかったかも知れないが、これには...
明治開化 安吾捕物 09 その八 時計館の秘密 - 坂口 安吾
  • ...かかったフグや漁師がイタズラ半分に持って帰ったフグは浜にすてられて顧る者がない。拾って帰るツモリなら誰でも拾って帰れるが、子供でもフグの毒は良く知っていて見向きもしないだけのことだ。  しかし、正二郎は怖しいことを知っていた。その前夜、船頭の宮吉が大きなフグを持ってきて、彼が井戸端で手造りしたのを正二郎は知っていた。江戸育ちの正二郎はフグを知らなかったが、後日の噂をききフグを一見するに及んで疑念が黒雲の如くによみがえってきたのである。 「オレのような余計な邪魔ものもいつ殺されるか知れたものではない」  と、彼は怖れにふるえたが、できるだけ邪魔にならないように暮す以外に分別はなさそうだった...


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