ウインドウ

 

ウインドウ ( ういんどう )     ウインドウについてまとめて読む

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2009年12月26日 14:20:56
2010年01月2日 17:51:06
2010年02月2日 07:21:12
2009年11月17日 02:11:30
2009年11月22日 04:01:02

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「ウインドウ」を含む小説

妖婆 - 芥川 竜之介
  • ...、近くの飾窓(ショウウインドウ)から、大幅の光がさす中に、しっきりなく飛びまわる紙屑を、じっと透かして見た事もありました。実際その時はそうして見たら、ふだんは人間の眼に見えない物も、夕暗にまぎれる蝙蝠(こうもり)ほどは、朧げにしろ、彷彿(ほうふつ)と見えそうな気がしたからです。  が、東京の町で不思議なのは、銀座通りに落ちている紙屑ばかりじゃありません。夜更けて乗る市内の電車でも、時々尋常の考に及ばない、妙な出来事に遇うものです。その中でも可笑(おか)しいのは人気(ひとけ)のない町を行く赤電車や青電車が、乗る人もない停留場へちゃんと止まる事でしょう。これも前の紙屑同様、疑わしいと御思いになっ...
流線間諜 - 海野 十三
  • ...茶ギボンの飾窓(ショウインドウ)の前で立ち停(どま)ったままスローモーションの操(あやつ)り人形(にんぎょう)のように上体をフラリフラリと動かしているのを認めた。 「オヤ、どうしたんだろう?」  きっと練兵場の近くの女のひとで、見よう見真似で、足踏みでもしているのだろうと思っていたところ、突然ガックリと頭を垂れた。 「これァいけない!」  と驚いて帆村が叫んだのがキッカケのように、かの洋装の麗人は呀(あ)っという間もなく崩れるように地面に膝を折り、そして中心を失ってドタリと鋪道の上に倒れてしまった。 「脳貧血かしら……」  帆村は息せききって、彼女の倒れている場所へ駈けつけた。近く...
静物 - 十一谷 義三郎
  • ...へ曲つた。そしてショウインドウを覗きながらゆつくりと歩き出した。実はこれは彼には全く初めての街筋なのである。  彼には学生時代からそんな癖があつた。手拭と石鹸とを持つて兎も角も電車に乗るのである。そして幾つ目かの停留所で降りそこから第一番目の四ツ辻を右へ曲りその通りにある銭湯へ飛び込んでゆつくり身体を流して戻つて来るのである。退屈がりの彼はその道筋で出逢はした顔や聞いた話などに一つ/\ころもを被(き)せて喜んでゐたのだつた。  彼は路傍の小ざつぱりとした珈琲店(コーヒーてん)に這入(はい)つた。客は一人も無く暖炉台の上の蓄音器の傍に赤く塗つた鳥籠が置かれ、その中で目白が盛んに囀(さへづ)つ...
神楽阪の半襟 - 水野 仙子
  • ...半襟店の小さなシヨウウインドウを眺めてゐたが、同じく足を止めた夫の傍を、つと離れて覘きに行つた。 『一寸、一寸。』と、やがて手持無沙汰に立つてゐる夫を呼んで、にこにこしながら、『ね、いゝ柄でせう? 四十八錢だつて……ほんとの縮緬ぢやないのよ。まがひ……でもいゝ柄でせう?』と、傍に立つてゐる人に憚るやうに、後の方は聲を低めた。 『うん……それよりもあつちのがいゝよ。』 『だつて……』と、お里は夫の趣味が自分と一致しないのを發見したやうな不平を感じながら、『どれ? あれ? まあ厭あだあんなの、あんな平凡なのよりこの方がいきでいゝわ、私こんなのがすきよ。』 『ね。』と、やがていかにも心を引か...
山吹町の殺人 - 平林 初之輔
  • ...筋向いの靴屋のショーウインドウの前に立ちどまり、その中から自分が前に穿いていた靴によく似た一足を物色して、中へはいってそれを買って穿いた。靴屋の小僧は、彼の風体などには全く無関心で、まるで洋服を着て女下駄をはいているのは極(ご)く普通の服装でもあるかのように、少しも平常(ふだん)と変ったところはなく、愛嬌よく、しかも非常に事務的に新聞紙で下駄を包んで彼に渡した。彼は、江戸川橋(えどがわばし)の上からそっと下の川へその包みを投げすてて、急いでひき返して電車にとびのった。         二  証拠をのこさないように非常に用心したに拘(かかわ)らず、既に二つの重大な手落ちをしたことがひ...


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