コメディ

 

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2009年05月22日 16:05:30
2009年11月21日 01:45:00
2009年05月23日 04:56:12
2009年12月23日 13:51:06
2010年02月4日 14:01:22

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「コメディ」を含む小説

「語られる言葉」の美 - 岸田 国士
  • ...ものはないやうです。コメディイ・フランセエズの女優達が劇場に出かける前でも、そこから帰つて来てからでも、暇さへあればフランス語の発音の練習に夢中になつてゐるといふ事ですが、これは綺麗な声を生命とする職業だからと言つてしまへばそれまでだが、さういふ特殊の職業婦人でなくても、よく話す事、よい発音をひとに聞かせる事は、フランス女、殊にパリ女の誰でもが、一般的に、もしくは歴史的に、心掛けて来た、また心掛けつゝあるところのやうです。「古きラテン文化」――それはフランス文化人、及びフランス女が最上の誇りとする、それは、こんな日常の用意から来てゐると言つてよいかと思ふ。  日本の女の人でも花柳界などには、...
初夏(一九二二年) - 宮本 百合子
  • ...ヤードと ディビナ・コメディアをよむ。 神々の時代と、十三世紀のイタリーが 目のあたり甦って来る。 素朴な人間神の活動、意欲、生死と 厳しい地上社会のいきさつが、 人類を置く精神の赫きに照されて はっきり 我ことと 思われるではありませんか。 又、今日は哀愁の満ちたベルレーヌの詩をよみ ルドン、マチス、クリムトの絵を見る。 実に近代の心、思いが犇々(ひしひし)と胸に来る。 哀訴や、敏感や、細胞の憂愁は 全く都会人、文明人の特質で 古代の知らない病であると云うかもしれない。 然し、等しく、此等は人類の心の過程ではありませんか 我々は、彼の素朴と敏感とを並び祖先に持...
劇作家としてのルナアル - 岸田 国士
  • ...『人参色の毛』と共にコメディー・フランセエズの上演目録中に加へられてある。人物は、この方は、寧ろプチ・ブウルジュワとも称せらるべき小有産階級に属する男と、ドゥミ・モンドとまでは行かないが、それに似た寄生生活を営む独身無職業婦人、さういふ種類の女とである。  男は多分、会社か商店の書記であらう(彼が自負する唯一のものは「達者な筆蹟」である)小学校ぐらゐを卒業し、簿記学校へでも通つたか、兎に角、早くから家計を助ける為めに職に就いた、さういふ型の男である。  此の年までに、いくらか文学書も読んだらう(ミュッセの詩ぐらゐは小学校でも習ふ)。いろんな話も聞いたらう。「自らパンを得る青年」として、彼の...
パリの地下牢 - 野上 豊一郎
  • ...』(訴訟きちがい)がコメディ・フランセエズの俳優たちに依って慈善興行として演じられるのを見に行ったことがある。裁判所で裁判を揶揄した芝居をやらせるのも愉快だが、使われたのは五月庭と呼ばれる広い前庭とその大きな階段(その上が舞台になる)だけではなく、正面の建物(ガレリ・マルシャンド)と左手の建物(ガレリ・ド・ラ・サント・シャペル)も背景として利用されたのだから愉快である。――そんな風だからフランスはあんな負け方をしたのだという人があるかも知れないが、それは直接の原因でない一つの出来事を簡単に一つの結果に結びつけようとする粗雑な考え方で、正当な判断であるかどうかは問題である。私が愉快だといったのは...
サン・ジョルジュ・ド・ブウエリエについて - 岸田 国士
  • ...百二十三年、国立劇場コメディイ・フランセエズが、特に此の戯曲をその上演目録中に加へた結果を見ると、私はやや自分の鑑賞眼を疑はないわけに行かなかつた。私は、勉強のために、此の戯曲を丁寧に翻訳してみようと決心した。  彼の作品は、まだほかに、「ある女の一生」「トリスタンとイゾルドの悲劇」「テエブ王ウディイプ」「勝祝ひ」「王者の悲劇」「奴隷」などがある。「子供の謝肉祭」は、初演当時、殆ど劃時代的のセンセイシヨンを招いたが、その成功の一半は勿論演出の奇蹟的効果に帰すべきであるとしても、此の戯曲が、何処かに、時流を擢んでたある独自なものをもつてゐるからで、その点、私の努力は無駄でなかつたと信じてゐる。...


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