シャボン玉

 

シャボン玉 ( しゃぼんだま )     シャボン玉についてまとめて読む

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2009年12月7日 13:31:00
2009年12月7日 13:31:01
2010年01月22日 19:30:02
2010年01月22日 19:30:03
2010年01月23日 04:15:01

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「シャボン玉」を含む小説

蠅 - 海野 十三
  • ...(ふく)れはじめた。シャボン玉のように面白いほど膨らみ始めた。  あの親蠅はと見ると、先程に比べてなるほど小さく見えだした。これは私の身体が大きくなったのでそう見えるのであろう。室内の調度に比べると、彼(か)の蠅は土佐犬(とさいぬ)ほどの大きさになっているらしかった。大量の生長液を飲んだせいで私は尚(なお)もグングン大きくなっていった。そのうちに親蠅は私の両手でがっちりつかめそうになった。 「よオし、こいつが……」  私はたちまち躍りかかると、親蠅の咽喉(のど)を締めつけた。蠅は大きな眼玉をグルグルさせ、口吻(こうふん)からベトベトした粘液(ねんえき)を垂らすと、遂(つい)にあえなくも、...
映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21]) - 寺田 寅彦
  • ...ンスはあるが、それはシャボン玉のようなロマンスである。ちょっとしたけんかはあるがそれもシャボン玉のようなけんかである。ピストルも一発だけ申し訳にぶっ放すが結果は街燈を一つシャボン玉のようにこわすだけである。この映画の中に現われている限りの出来事と達引(たてひき)とはおそらくパリという都ができて以来今日に至るまでほとんど毎日のようにどこかの裏町どこかの路地で行なわれている尋常|茶飯(さはん)のバナールな出来事に過ぎないであろう。それほどに平凡な月並み、日並み、夜並みの市井の些事(さじ)がカメラと映写機のレンズをくぐり録音器の機構を通過したというだけでどうして「評判の映画」となり、世界じゅうの常設...
科学と文学 - 寺田 寅彦
  • ...の表層に浮かぶ美しいシャボン玉を連ねた美しい詩であり、素人(しろうと)の好奇心を刺激するような文明の利器を陳列したおもしろい見世物ではあるが、科学の本質に対する世人の理解を深め、科学と人生との交渉の真に新しい可能性を暗示するようなものは存外にはなはだまれである。そうして、小説的戯曲的構成という形式的要求から、いろいろの無理な不自然な仕組みを使う必要が生じるので、結局はつじつまを合わせようとするために、かえってつじつまの合わぬ大きなうそをこしらえ上げることになりやすい。それで、こういう種類のいわゆる科学小説は、たいていは科学者にはばからしく、素人には科学に対する重大な誤解の誘因ともなりうるのであ...
人魚のひいさま - アンデルセン ハンス・クリスチャン
  • ...ひいさまは、それこそシャボン玉のようにかるく上がっていきました。すると、王子もおつきの人たちもみんな、ひいさまのしなやかな、かるい足どりをふしぎそうに見ました。  さて、ひいさまは、絹とモスリンの高価な着物をいただいて着ました。お城のなかでは、たれひとりおよぶもののないうつくしさでした。けれど、おしで、歌をうたうことも、ものをいうこともできません。絹に金のぬいとりした着物を着かざったうつくしい女のどれいたちがでて来て、王子と、王子のご両親の王さま、お妃(きさき)さまのご前で歌をうたいました。そのなかでひとり、たれよりもひときわじょうずによくうたう女があったので、王子は手をたたいてやって、その...
火葬国風景 - 海野 十三
  • ...今度は大小さまざまのシャボン玉が、あっちからもこっちからも群をなしてフワリフワリと騰(のぼ)ってくるのだった。  クルン、クルン、クルン……  シャボン玉の大群はゆらゆらと昇って、どこまでも騰ってゆくように見えたが、そのうちに何か号令でもかけられたかのように、その先頭のシャボン玉がピタリと止ってしまった。それは丁度、見えない天井につきあたったような具合だった。なおも後からフワリフワリと騰ってくるシャボン玉は、みるみる重なりあって、お互いに腹と腹とをプルンプルンと弾きあった。八十助は何だか自分の胸を締めつけられるような苦しさを感じたのであった。  するとこんどはそのシャボン玉が、風に煽(あ...


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