ジャパン

 

ジャパン ( じゃぱん )     ジャパンについてまとめて読む

日本を英語で表現した言葉

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2009年11月1日 16:59:59
2009年12月4日 18:26:07
2010年01月6日 21:51:06
2009年10月21日 22:06:08

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蓑田先生 - 寺田 寅彦
  • ...た。当時先生はたしかジャパンタイムス紙に筆を執つて居られたやうである。  先生の訃報に接して市ヶ谷の邸に告別に行つたのは何年頃であつたか思出せない。其時の会葬者の中には前のS氏の顔も見えた。番町の広い邸宅に比べて、此の新居で臨終の地となつた市ヶ谷の家は何となく淋しく見えた。それでも座敷の装飾や勝手道具などの何でもないやうな処に矢張如何にも先生らしい雰囲気を感じて、中学時代の昔をなつかしく思出すのであつた。何でも、うすら寒い雨の降つたあとであつたかと思はれる。会葬者に踏み荒された庭の土があり/\と思出されるやうな気がする。 底本:「日本の名随筆 別巻75 紳士」作品社    1...
五〇年代の文学とそこにある問題 - 宮本 百合子
  • ...ない。|本来の日本(ジャパン・プロパア)のユーモラスであり腹立たしい人生が見せられたからである。佐藤春夫の「人間天皇の微笑」に対して林房雄は罵らないだろう。これらにはいかなる人生もないから。いわゆるふちの飾りしかないのだから。  文学らしい言葉で云われている林房雄のみことのりに、だまって肯く英文学者を前において、彼は更に首相の息子吉田健一の「英国の文学」を、推薦している。吉田健一は「イギリスの文学はイギリス人の生活のふち飾りとして、レースの如く美しくあらわれて来るという意味のことをかいていた。ところが、日本の私小説作家で、人生の方が文学のふち飾りでライフ・プロパア(本来の人生)が無視され...
人間腸詰 - 夢野 久作
  • ...せん。メード・イン・ジャパンが今でも幅の利かないのは手品ばっかりでしょう。その中(うち)にあっしのステテコの番が来たんで立上ろうとしているところへ今の植木屋の六の親父でゲス。その時はモウいい禿頭(はげあたま)の赤ッ鼻でしたっけが、あっしから世界の丸い話を聞(きい)てからというもの毎日毎日甲板に出て、船の周囲(まわり)をグルグルまわってゆく蓄音器のレコードみたいに平べったい海を見まわしながら首をひねっていた奴なんで……その日も、あっしと組になってステテコを踊ることになっていたんですが、そいつが派手な浴衣に赤褌(あかふん)のまんまボンヤリ甲板から降りて来やして、出(で)の囃子(はやし)を聞いている...
神社合祀に関する意見 - 南方 熊楠
  • ...ー・システム・イン・ジャパン)と題し、読みたり。)  神社の人民に及ぼす感化力は、これを述べんとするに言語杜絶す。いわゆる「何事のおはしますかを知らねども有難さにぞ涙こぼるる」ものなり。似而非(えせ)神職の説教などに待つことにあらず。神道は宗教に違いなきも、言論理窟で人を説き伏せる教えにあらず。本居宣長などは、仁義忠孝などとおのれが行なわずに事々しく説き勧めぬが神道の特色なり、と言えり。すなわち言語で言い顕わし得ぬ冥々の裡に、わが国万古不変の国体を一時に頭の頂上より足趾(あしゆび)の尖(さき)まで感激して忘るる能わざらしめ、皇室より下|凡民(ぼんみん)に至るまで、いずれも日本国の天神地祇の御...
罌粟の中 - 横光 利一
  • ...差して、 「これはジャパンというカフェーです。ここでは一番のカフェーです」  と梶に告げた。しかし、それをよく見る間もなく車は辷(すべ)っていったとき「これは?」と梶が右側のを訊ねると「これはまだジャパンの続きです」とヨハンは答えた。梶は車の迅(はや)さでその外観の大きさを想像することが出来なかったが、それはもう原語の日本にさえ一つもない立派なことだけは確かだった。彼はひそかに驚くというよりももう黙った。 「あそこはこの国の芸術家が一番行くところです」とまたヨハンは附け加えた。  翌朝の彼の出発は早かった。通りに朝霧のような薄靄(うすもや)がこもっていた。滞在中梶はヨハンに支払うべ...


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