トラクタ

 

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2010年01月10日 08:36:04
2010年01月10日 08:36:06
2009年12月6日 12:30:12
2010年01月23日 17:20:00

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労働者農民の国家とブルジョア地主の国家 ソヴェト同盟の国家体制と日本の国家体制 - 宮本 百合子
  • ...農業は最新式の機械、トラクターやコンバインによって行われ、集団農場クラブでは無料のラジオをきき、映画を見物出来るようになってきた。工場内の作業は電化され、労働時間は給料がのぼったが平均七時間六分に短縮された。十八歳以下の青年労働者は一日六時間労働で、十六歳以下の男女労働者は一日四時間の労働だ。ソヴェト同盟だけ婦人労働者は同一技術に対して男の労働者と同額の賃金をとる。その上、妊娠すれば、出産前後四ヵ月の給料つき休暇がとれ、支度金が月給の半分位貰える。産院は無料である。各区に幼稚園があり、工場附属の托児所では清潔な医者と※母が子供等の世話をしてくれる。そして、ソヴェト同盟のあらゆる勤労者は年に一ヵ...
明るい工場 - 宮本 百合子
  • ...た。丁度素晴らしい「トラクター」や「コンバイン」をつかって麦の収穫を終ったばかりのところである。ドイツからの労働者見学団の若い男女たちは、その収穫の壮大な仕事ぶりを見てきたばかりなので、片言のロシア語やあやしげな英語で(私にドイツ語がわからないから)さかんにその見事な様子について私に話してきかせる。私がロストフへきていたのもその「ギガント」を見るためなのである。 「ギガント」で見たことはまた別のときに話すとして、その朝ドン煙草工場で見たことを、わたしはみなさんに聞いて貰いたいと思う。  少しダラダラ坂になった通りを行くと、右側に煉瓦の大きい工場が現れた。がっしりとした門にソヴェト同盟の国標...
砂遊場からの同志 ――ソヴェト同盟の共学について―― - 宮本 百合子
  • ...十人の生徒が二年後はトラクター技師として働くために勉強中だが、なかに八人、女生徒がいる。みんな金属工場から志願し、選抜されて来ている連中だ。大柄な、頼もしい婦人青年同盟員(コムソモールカ)たちだ。  寄宿舎を、やはり女で、政治的活動をやっている同志に案内されて見学したとき彼女は、或ひとつのドアを外からコツコツと叩いた。内から元気な若い女の声が答えた。 「おあけなさい!」 「今日は! 日本から来た作家に、われわれの生活ぶりを見せてあげようと思ってね」 「ようこそ!……どうです? なかなかいいでしょう?」  ひろい一室に二つキチンと片づいた寝台がある。本棚がある。小ぢんまりした化粧台があ...
ズラかった信吉 - 宮本 百合子
  • ...目か?」 「ああ、トラクターだ。耕作機械だ。近頃ソヴェトじゃあれで耕して蒔くようになったんだ」 「ふーむ。何しろでけえ土地だもんなあ……」  シベリア黒土地方の春を突っきって走る浦塩(うらじお)モスクワ直通列車の、万国寝台車では、ジェネワの国際連盟へ出かける二人の日本人とカナダのソヴェト農業視察団がめいめいの車室でウイスキーをなめている。三等車の板の棚の上では、どういう目的でモスクワへ行くのかはっきりわからない知識的な朝鮮人と、漠然プロレタリアートの幸運にあこがれている日本の若者信吉とが、黒パンの屑を捏(こ)ねてポツポツ喋りながら、揺られておった。     (※)      ...
霊魂第十号の秘密 - 海野 十三
  • ...霊魂はのびあがった。トラクターが動いているのだった。土地を耕(たがや)している。それは遥(はる)かな遠方だった。 「広いところだなあ。一体ここはどこかしらん」  すると、彼の前へ、とつぜんパイプをくわえ、肩に鍬(くわ)をかついだ農夫が姿をあらわした。そして農夫の顔を見たとき、隆夫のたましいは、あっとおどろいた。 「ややッ、ここは日本じゃないらしい」  農夫は白人(はくじん)だった。  白人の農夫がいるところは、日本にはない。しばらくすると、小屋のうしろから、若い女の笑い声が聞えて、隆夫のたましいの前へとび出して来たのは、三人の、目の青い、そして金髪(きんぱつ)やブロンドの娘たちだった...


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