プレート

 

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2010年02月5日 00:21:08
2010年01月24日 11:11:04
2009年11月14日 18:26:06
2009年11月15日 03:06:03
2010年01月12日 00:24:59

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超人間X号 - 海野 十三
  • ...一号』というネーム・プレートがうちつけてありますよ」  戸山が、博士にいった。 「おお、それじゃ、で、どうじゃな、機械はこわれているかね」 「べつにこわれているようにも見えません」 「機械は動いているのかね」 「さあ、どうでしょう。機械が動いているかどうか、どこで見わけるのですか」 「パネルに赤い監視灯(かんしとう)がついていれば、機械に電気がはいっているのだ。それから計器の針を見て――」 「ちょっと待ってください。監視灯は消えています」 「消えているか。機械の中に、どこかに電灯がついていないかね」 「なんにもついていません。この機械に電気は来てないようですよ。あ! そのはず...
遊星植民説 - 海野 十三
  • ...ら、あすこにネーム・プレートが下っている。まるで、エッフェル塔の天辺(てっぺん)に鵠(こうのとり)が巣をかけたようね。では、下界(げかい)で待っているあの人のために、第二にはロードスターのために、第三は原稿料のために、第四は編集長のために、勇気を出して、この鉄梯子(てつばしご)に掴(つか)まって登りましょう。誰も、梯子の下に、タカリやしないでしょうね。エッサ、エッサ、エッサラエッサ」  カンカンと、ノックの音。 「ゴーゴンゾラ博士!」 「……」 「ゴーゴンゾラ博士ったらサ! ご返辞(へんじ)なさらないと、ペンチで高圧電源線(こうあつでんげんせん)を切断(き)ってしまいますよ、アリャ、リ...
マダム貞奴 - 長谷川 時雨
  • ...、黒塗の看板(サインプレート)がかかって、それには金文字で川上音二郎としるされてあった。そして其処が奴のいるうちだと知った。またその後、大森の、汽車の線路から見えるところへ小さな洋館が立って、白堊(はくあ)造りが四辺(あたり)とは異(ちが)っているので目にたった。それも川上の新らしい住居(すまい)である事を知った。それは鳥越(とりこえ)の中村座で川上の旗上げから洋行までの間のことである。        三  歴代の封建制度を破って、今日の新日本が生れ、改造された明治前後には、俊豪、逸才が多く生れ、育(はぐ)くまれ培(つちか)われつつあった時代である。貞奴は遅ればせに、またやや早めに...
倫敦塔 - 夏目 漱石
  • ...(ギリシャご)を解しプレートーを読んで一代の碩学(せきがく)アスカムをして舌を捲(ま)かしめたる逸事は、この詩趣ある人物を想見(そうけん)するの好材料として何人(なんびと)の脳裏(のうり)にも保存せらるるであろう。余はジェーンの名の前に立留ったぎり動かない。動かないと云うよりむしろ動けない。空想の幕はすでにあいている。  始は両方の眼が霞(かす)んで物が見えなくなる。やがて暗い中の一点にパッと火が点ぜられる。その火が次第次第に大きくなって内に人が動いているような心持ちがする。次にそれがだんだん明るくなってちょうど双眼鏡(そうがんきょう)の度を合せるように判然と眼に映じて来る。次にその景色(け...
機械 - 横光 利一
  • ...るもので、このネームプレート製造所でもいろいろな薬品を使用せねばならぬ仕事の中で私の仕事だけは特に劇薬ばかりで満ちていて、わざわざ使い道のない人間を落し込む穴のように出来上っているのである。この穴へ落ち込むと金属を腐蝕させる塩化鉄で衣類や皮膚がだんだん役に立たなくなり、臭素の刺戟で咽喉を破壊し夜の睡眠がとれなくなるばかりではなく頭脳の組織が変化して来て視力さえも薄れて来る。こんな危険な穴の中へは有用な人間が落ち込む筈がないのであるが、この家の主人も若いときに人の出来ないこの仕事を覚え込んだのも恐らく私のように使い道のない人間だったからにちがいないのだ。しかし、私とてもいつまでもここで片輪になる...


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