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2009年12月4日 23:36:10
2009年12月6日 05:11:05
2009年10月20日 00:29:58
2009年11月20日 17:55:00
2010年02月5日 18:21:07

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「マックス」を含む小説

山本有三氏の境地 - 宮本 百合子
  • ...説が人情悲劇のクライマックスとしておいた限界を突破した。第一の出産に加えて第二の出産の必然を、常識の中にはっきりと据えて見せたのである。  この作品は、少くとも同じ作者によって書かれた従前の諸作のうちでは、この作者の主要なテーマ、何をなすべきかが積極的に答えられている点でも傑出したものであることに疑いない。  ところで、私は読者とともにもう一度この作品の中へもぐって行って見たいと思う。そして、心に印された一つ二つの質問について考えて見たい。山本有三氏に向って、赤にさえならなければという親心を客観的に批判し観察していないことを云々することは、無理であろう。そういう思想を時代の圧力として、いず...
年譜 - 宮本 百合子
  • ...パ大戦は次第にクライマックスに向いはじめた。日本の天皇制権力とその軍閥は目前のドイツファシズムの勝利に誘惑されて野心を夢みはじめた。     執筆 一月。朝の風。(小説)生活者としての成長。(評論) 三月。昔の火事。(小説) 五月。夜の若葉。(小説) 十月。若き精神の成長を描く文学。(評論)昭和の十四年間。(日本評論、日本文学入門へ) 十一月。世代の価値。(評論) 十二月。今日の文学の諸相。(文芸評論) その他文芸時評、婦人問題に関する執筆多数。 単行本。小説集『朝の風』(河出書房) 一九四一年(昭和十六年) この年一月から再び作品発表を禁止された。日本の権力...
山中常盤双紙 - 寺田 寅彦
  • ...り、次に第一のクライマックスの殺し場がある。その次に復讐への径路があって第二の頂点仇打ちの場になる。そうして結局の大団円なりエピローグが来る。そういう形式がかなりはっきりしているのが目につく。  映画のタイトルに相当する詞書(ことばがき)の長短の分布もいろいろ変化があって面白く、この点も研究に値いする。  二つのクライマックスの虐殺の場がかなり分析的にコマ数を多くして描写されている。展覧会場では、この二つの頂点の処の肝心な数コマが白紙で蔽(おお)われて「カット」されていたことからしてみると、相当に深刻な描写があって人間の隠れた本能を呼びさますものがあるものと見える。  全十二巻の詞書とい...
映画雑感(5[#「5」はローマ数字、1-13-25]) - 寺田 寅彦
  • ...どは、ただこのクライマックスの競馬の場面の鋭いスリルを鋭くするために細かく仕組まれた足場として見ることも出来る。実際の競馬ではああした番狂わせにはめったに出くわせないであろうし、また観客はカメラのようにあんなに勝手に位置を変えて自由に見どころを得られるはずはないのである。これだけでも映画というものの独特な使命が明白に指示されているように思う。       五 すみれ娘  日本の近代映画でも、PCLの提供するものの中には色々な点で有望な進歩の動向を示しているものがあるように思う。この「すみれ娘」などもその一例である。あくどい蒼蠅(うるさ)さがわりに少なくて軽快な俳諧といったようなもの...
映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21]) - 寺田 寅彦
  • ...あった。最後のクライマックスとして、荒野を吹きまくる砂風に乗じていわゆる「アジアのあらし」が襲来する場面がある。これは自分のようなテンポののろい頭には少しごたごたしすぎているような気がした。ただ錯雑した混乱のあらしの中に、時々瞬間的に映出される白馬のたてがみを炎のように振り乱した顔の大写しは「怒り」の象徴としてかなりに強い効果をもっていたようである。 「西部戦線異状なし」は、今日の映画としては、別にこれといって頭に残るほどのものもなかったようである。ただあまりわざとらしいような芝居が割合に少なく思われたのは成効かもしれない。河畔の営舎の昼飯後の場面が、どこかのどかでものうげで、そうして日光が...


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