ロケット

 

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宇宙に飛び出す乗り物

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2010年01月20日 12:06:13
2010年01月16日 07:41:08
2009年10月26日 15:04:59
2009年12月16日 18:56:08

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千年後の世界 - 海野 十三
  • ...地上へのぼって、移民ロケットの前に集まれというのです」 「ははあ、するとここは地上じゃないのですか」 「そうですとも、地下五百メートルのところですよ」 「地中街というわけですね。チタ教授、私は地上を見たいのですが、どんなふうに地上の様子が変ったかを早く知りたいのです」 「だめ、だめ」と教授は言下にフルハタの願いをしりぞけた。「地上へは命令された人のほか、出られないのです。移民は、命令ですから、ああして上へ出られるのです」 「移民て、どこへ移民するのですか」 「金星へゆくんです。定期的に、地球上の人類をどんどん金星へ送っています」 「へえ、金星。あの星の金星へですか」とフルハタはび...
大宇宙遠征隊 - 海野 十三
  • ...であろう。噴行艇は、ロケットとも呼ばれていた時代があった。飛行機は、空をとぶことができるが、空気のないところではとべない。しかし噴行艇は、空気のないところでも、よくとべるのだ。艇尾(ていび)へむけ、八本の噴管(ふんかん)から、或る瓦斯(ガス)を、はげしく噴(ふ)きだすと、そのいきおいで、艇は前方にすすむのである。艇尾には、舵(かじ)があって、これをうごかすと、とびゆく方向は、どうでもかわるのであった。大宇宙をとぶには、飛行機ではとてもだめであるが、この噴行艇なら、瓦斯のつづくかぎり、大宇宙をとぶことができる。  飛行機時代から、次にこの噴行艇時代にうつっていった。  それとともに、人間の目...
断層顔 - 海野 十三
  • ...たくしのつれあいは、ロケット流星号が重力平衡圏(ニュウトラル・ゾーン)で危険に瀕(ひん)したとき、進んで艇外へとび出し、すごい作業をやってのけたんでございますのよ。その結果、流星号はやっと危険を脱れて平衡圏を離脱し、この大探険を成功させる基(もと)を作りましたのです」 「なるほど、なるほど。……それでは数日間の余裕を頂きまして、この事件の解決にあたりますでございます。もちろん解決が早ければ、数日後といわず、直ちに御報告に伺います。では、私の方で御尋ねすることは全て終りましてございます。そちらさまからお尋ねがございませんければ、これにて失礼させて頂きとうございます」 「それではここに手つけの...
地球を狙う者 - 海野 十三
  • ...と火星の尖鋭部隊は、ロケットのようなものに乗ってどこかその辺の海底はもぐりこんでいるのではあるまいか。  博士の手記は、まだ続いていた。僕はその先を読もうと、ふたたびページのうえに目をおとした。そのときだった。小屋の入口に、どたどたと跫音が入りみだれて近づいた。がちゃがちゃと鍵をまわす音がする。さあたいへん、博士が帰ってきたらしい。  僕はびっくりして手帖を閉じた。扉の開く音がする。もうこれまでと思った僕は、手帖を例の鞄の中に入れるなり、鞄を小脇にかかえたまま、いそいで室外に出た。そしてまだ明けっぱなしの窓から、小屋の外にとびだしたのであった。  博士の部屋に、ぱっと明りがついた。  ...
月世界探険記 - 海野 十三
  • ...に建造されていたこのロケット艇(てい)は、いまや地球から飛びだすばかりになっていた。魚形水雷(ぎょけいすいらい)を、潜水艦ぐらいの大きさにひきのばしたようなこの銀色の巨船は、トタン屋根をいただいた梁(はり)の下に長々と横たわっていた。頭部は砲弾のように尖(とが)り、その底部には、缶詰を丸く蜂の巣がたに並べたような噴射推進装置(ふんしゃすいしんそうち)が五層(ごそう)になってとりつけられ、尾部は三枚の翼(つばさ)をもった大きな方向舵(ほうこうだ)によって飾られていた。銀胴(ぎんどう)のまん中には、いまポッカリと丸い窓が明いている。いや窓ではない。人間が楽にくぐれるくらいの出入口なのだ。その出入口...


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