久保田

 

久保田 ( くぼた )     久保田についてまとめて読む

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2009年11月7日 04:25:01
2010年01月7日 11:11:06
2009年10月21日 17:06:24
2009年10月20日 04:36:02
2009年10月25日 05:55:23

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「久保田」を含む小説

戯曲集『鴉』の印象 - 岸田 国士
  • ...る。関口君の作品が、久保田万太郎氏の作品に一味相通ずるところのあるのは、此の点であらうと思ふ。  さうかと云つて、関口君が特に此の『心理的詩趣』のみを制作の動機とする時、そこには、概して雰囲気の冷たさを残してゐる。云ひ換へれば、作者の『心』を感じさせない何ものかゞある。『真夜中』は此の意味に於て、やゝ失敗の作たることを免れない。  僕はたゞ、此の失敗を、それほど作者の為に悲しまない。なぜなら、常に安きにつくことは若き作家の取るべき態度ではないからである。関口君の如き思慮深き作家に取つて、此の種の作品は、当に一つの冒険でなければならぬ。関口君は、こゝで、その建築家的才能を秘めて、一途に、未だ...
一番気乗のする時 - 芥川 竜之介
  • ...いてゐると、ちよつと久保田万太郎(くぼたまんたらう)君の小説のなかを歩いてゐるやうな気持でいい気持だ。  十二月は僕は何時(いつ)でも東京にゐて、その外(ほか)の場処といつたら京都(きやうと)とか奈良(なら)とかいふ甚(はなは)だ平凡な処しかしらないんだけども、京都へ初めて往(い)つた時は十二月で、その時分は、七条(しちでう)の停車場も今より小さかつたし、烏丸(からすまる)の通(とほり)だの四条(しでう)の通(とほり)だのがずつと今より狭(せま)かつた。でさういふ古ぼけた京都を知つてゐるだけだが、その古ぼけた京都に滞在してゐる間(あひだ)に二三度|時雨(しぐれ)にあつたことをおぼえてゐる...
戯曲二十五篇を読まされた話 - 岸田 国士
  • ...事成功してゐる作家に久保田万太郎氏がある。曾て「月夜」を書き、今また「通り雨」を書いていつもながらの腕のさえを示してゐる。久保田氏は、何よりも「あいさつの詩人」である。 ……(急に)おさきへ失礼いたします。――(不意を食つたかたちに)おかへりですか? ――へえ。――いゝぢやありませんか、まア。――もう少し……。――へえ、有難うございます。――一寸これから、わきへ一けん寄つてまゐりますから……。――さうですか。――どうも有難うございました。――いづれ改めてうかゞひます。――どうぞお宅へよろしく被仰つて下さい。――おそれ入ります。――いえ、もう、子供のことでございますから、……。――(しみじ...
文学的自叙伝 - 牧野 信一
  • ...そして中村氏をはじめ久保田万太郎氏や故葛西善藏氏に多くの鞭韃を與へられながら、兀々と書くうちに善藏氏の紹介で知遇を得た「中央公論」の故瀧田哲太郎氏に認められ激勵の手紙を頂いたり、幾度か御馳走にあづかつたりした。瀧田氏は、ほんのり醉はれると高島屋や吉右衞門の聲色を聽かせて下され、私にも何か演つてと所望されるのであつたが、私は十年前に本郷素行氏の宿を訪れた時のやうに堅くなつて白黒してゐるばかりだつた。  私の文學的自叙傳は、このあたりから書きはじめるべきと思ひ、前述の項は出來得る限り壓縮しようと苦心したのであるが、自發的に目醒めなかつた私の如き場合では、どんな少年時代の一片をとりあげても、自然と...
劇壇左右展望 - 岸田 国士
  • ...エドモン・ロスタン、久保田万太郎の名を知らないであらうか?  彼等は、少くとも、現代の戯曲が、如何なる意味に於て生気を失ひ、如何なる点で行きづまつてゐるかを気づいてゐる筈だ。彼等のうちの最も野心あるものは「傑作」を書かうとする前に「如何なる方向」に進むべきかを考へない筈はないのだ。彼等は、所謂「新しさ」に飽き、「こけおどし」に迷はされず、只管「本質」の問題を考へはじめてゐる。漸く、そこに来たのだ。文壇の風潮から、なるほど、遠いではないか。  チエホフは、幸ひにして、あの豊富な文学的内容によつて、わが文壇に多くの知己を得、その戯曲は、恐らく、戯曲としてよりも、何かしら「ユニック」な文学的作品...


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