二つ目

 

二つ目 ( ふたつめ )     二つ目についてまとめて読む

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2009年12月7日 16:10:10
2010年01月27日 19:31:02
2010年01月5日 00:50:12
2010年01月5日 00:50:10
2010年01月5日 00:50:11

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巴里まで - 与謝野 晶子
  • ...宮殿の三層目の左から二つ目の窓掛が人氣のあるらしく動いて居た。宗教畫に彩どられた高い門を潛つて賑な街へ出た。朴氏は勸工場へ私を伴れて行つたが、私は汽車賃が何れ又追加される樣な氣がして莫斯科の記念の品も買ふ氣にはなれなかつた。領事館は十時でないと人が來て居ないと云ふので、私は花岡、石田二氏への言傳を朴氏に頼んで復汽車に乘つた。椅子が一つあつて室毎に化粧室が備はつて居るだけで、歐羅巴で最も贅澤だと云はれるノオルドの汽車も其程有難い物とも思はれない。十一時前に發車した。ボオイが來て明日アレキサンドロ※ウでもう三圓三十五錢拂へと云つた。未だ追加を後から多くされるのではないかと云つたが、巴里迄それで好い...
バラルダ物語 - 牧野 信一
  • ...る一本の撥を擬して、二つ目の太鼓の音が消えると同時に、太鼓の胴を、つまり木材の部分を戛(カツ)、戛、戛ツと拍子をとつて三辺打ち叩くのである。この合奏は天狗の歩みが続く限り、「附け」となつて、いとも厳かに鳴り渡るのである。 「どうん、どうん――カツ、カツ、カツ……どうん、どうん……」  目醒しい物音は、森を飛び、丘を越えて、八方に、神輿の渡御を知らしむると、待ち構へてゐる村人達は、 「それ、天狗様のお通りぢや/\!」  と口々に叫びながら行列を目指しておし寄せるのである。そして、この太鼓隊の踵をついて、四人の者に担がれた凡そ一坪位ひの容量の巨大な賽銭箱が控えてゐるのを目がけて、有りがたい...
襟 - ディモフ オシップ
  • ...いましょう。これから二つ目の横町を右へお曲がりになる所の角へお持ちになりますと。」 「なんだい、それは。その角に持って行ってどうするのだい。」 「質店でございます。勲章なら、すぐに十マルクは御用立てます。官立典物所なんぞへお持ちになったって、あそこではせいぜい六マルクしかよこしません。なかなかずるうございますから。」  ところがおれの受け取ったのは、勲章でもなければ、大臣の辞令でもない。例の襟である。極右党の先生が御丁寧にも札を附けてくれた。こんな事が書いてある。「露国の名誉ある貴族たる閣下に、御遺失なされ候物品を返上致す機会を得(え)候(そうろう)は、拙者の最も光栄とする所に有之(これ...
本所両国 - 芥川 竜之介
  • ...よれば、この辺、――二つ目通りから先は「津軽(つがる)様」の屋敷だつた。「御維新(ごゐしん)」前(まへ)の或年の正月、父は川向うへ年始に行(ゆ)き、帰りに両国橋(りやうごくばし)を渡つて来ると、少しも見知らない若侍(わかざむらひ)が一人(ひとり)偶然父と道づれになつた。彼もちやんと大小をさし、鷹(たか)の羽(は)の紋のついた上下(かみしも)を着てゐた。父は彼と話してゐるうちにいつか僕の家(うち)を通り過ぎてしまつた。のみならずふと気づいた時には「津軽様」の溝(どぶ)の中へ転げこんでゐた。同時に又若侍はいつかどこかへ見えなくなつてゐた。父は泥まみれになつたまま、僕の家(うち)へ帰つて来た。何でも...
シェイクスピアの郷里 - 野上 豊一郎
  • ...の薄黒いドアを開けて二つ目の部屋で、手前の部屋は酒場(バー)になっていた。通された部屋は食堂で、大きな煖炉があり、家具は樫(オーク)づくめで、樫(オーク)の円テイブルがまん中に置かれ、窓の下にはダフォディルの鉢が並んで、鳥籠には青いインコが飼ってあった。二階はすべて客間らしかった。私たちはトーストに半熟の卵を添えさせ、香気の高い紅茶を啜りながら、簡素なテューダー王朝時代の田舎家の室をいかにも居心地よく感じて、こんな所でしばらく好きな本でも読んで暮したいとか、物が書きたいとか話し合った。     三  ストラトフォード・オン・エイヴォンに着いたのは夕方だった。太陽は没していたがまだ日...


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