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2009年05月26日 23:36:03
  • penchant - gre vocab - penchant 記事1を表示記事1を非表示 2009-05-26 23:36 記事の概要:
    adj. a strong and continued inclination; liking強い好み、趣味、傾向
2010年01月4日 01:31:02
2009年12月21日 15:21:05
2009年10月23日 09:25:48
2009年12月5日 10:11:07

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あの頃の自分の事 - 芥川 竜之介
  • ...の以後のかう云ふ氏の傾向には、慊(あきた)らない所が多かつた。が、それと同時に、又氏の「雑感」の多くの中には、我々の中に燃えてゐた理想主義の火を吹いて、一時に光焔を放たしめるだけの大風のやうな雄々しい力が潜んでゐる事も事実だつた。往々にして一部の批評家は、氏の「雑感」を支持すべき論理の欠陥を指摘する。が、論理を待つて確められたもののみが、真理である事を認めるには、余りに我々は人間的な素質を多量に持ちすぎてゐる。いや、何よりもその人間的な素質の前に真面目であれと云ふ、それこそ氏の闡明(せんめい)した、大いなる真理の一つだつた。久しく自然主義の淤泥(おでい)にまみれて、本来の面目を失してゐた人道(...
或阿呆の一生 - 芥川 竜之介
  • ...ランプの下にかう云ふ傾向詩を書いたりした。あの山道を登つて行つた露西亜人の姿を思ひ出しながら。…… ――誰よりも十戒を守つた君は 誰よりも十戒を破つた君だ。 誰よりも民衆を愛した君は 誰よりも民衆を軽蔑した君だ。 誰よりも理想に燃え上つた君は 誰よりも現実を知つてゐた君だ。 君は僕等の東洋が生んだ 草花の匂のする電気機関車だ。――      三十四 色彩  三十歳の彼はいつの間か或空き地を愛してゐた。そこには唯|苔(こけ)の生えた上に煉瓦や瓦の欠片(かけら)などが幾つも散らかつてゐるだけだつた。が、それは彼の目にはセザンヌの風景画と変りはなか...
或恋愛小説 - 芥川 竜之介
  • ...云う悪影響を普及する傾向はありません。おまけに結末は女主人公の幸福を讃美(さんび)しているのです。  主筆 常談(じょうだん)でしょう。……とにかくうちの雑誌にはとうていそれは載せられません。  保吉 そうですか? じゃどこかほかへ載せて貰います。広い世の中には一つくらい、わたしの主張を容(い)れてくれる婦人雑誌もあるはずですから。  保吉の予想の誤らなかった証拠はこの対話のここに載ったことである。 (大正十三年三月) 底本:「芥川龍之介全集5」ちくま文庫、筑摩書房    1987(昭和62)年2月24日第1刷発行    1995(平成7)年4月10日第6刷発行 底...
イズムと云ふ語の意味次第 - 芥川 竜之介
  • ...の思想なり感情なりの傾向の全部が、それで蔽(おほは)れる訳(わけ)はないでせう。全部が蔽(おほは)れなければそれを肩書にする必要はありますまい。(尤(もつと)もそれが全部でなくとも或|著(いちじる)しい部分を表してゐる時、批評家にさう云ふイズムの貼札(はりふだ)をつけられたのを許容(きよよう)する場合はありませう。又許容しない事がよろしくない場合もありませう。これは何時(いつ)か生田長江(いくたちやうかう)氏が、論じた事があつたと思ひますが。)  又そのイズムと云ふ意味をひつくり返して、自分の内部活動の全傾向を或イズムと名づけるなら、この問題は答を求める前に、消滅してしまひます。それからその...
魚河岸 - 芥川 竜之介
  • ...は年かさでもあり、新傾向の俳人としては、夙(つと)に名を馳(は)せた男だった。  我々は皆酔っていた。もっとも風中と保吉とは下戸(げこ)、如丹は名代(なだい)の酒豪(しゅごう)だったから、三人はふだんと変らなかった。ただ露柴はどうかすると、足もとも少々あぶなかった。我々は露柴を中にしながら、腥(なまぐさ)い月明りの吹かれる通りを、日本橋(にほんばし)の方へ歩いて行った。  露柴は生(き)っ粋(すい)の江戸(えど)っ児(こ)だった。曾祖父(そうそふ)は蜀山(しょくさん)や文晁(ぶんちょう)と交遊の厚かった人である。家も河岸(かし)の丸清(まるせい)と云えば、あの界隈(かいわい)では知らぬもの...


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